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兵庫県では、捕獲したシカのうち約32%(R5実績)を食肉やペットフードとして有効活用しています。今後も地域資源として有効に活用していくためには、県民の皆様へジビエの魅力を知っていただく必要があり、毎月6日(鹿(ロク)、16日(シシ(4×4))、第4火曜日(シカ)を「ひょうごジビエの日」と定めているほか、「※ひょうごニホンジカ推進ネットワーク」と協力して、文鹿祭やひょうごジビエコンテストといった消費者向けのイベントを開催しジビエの利用拡大に取り組んでいます。
ひょうごニホンジカ推進ネットワークとは平成27年にシカ肉の有効活用を図るために設立された、兵庫県内の団体や企業等から構成されるネットワークです。詳細は下記リンク先をご確認ください。
【関連リンク】ひょうごニホンジカ推進ネットワーク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
文鹿祭(ブンカサイ)は、捕獲したシカの有効活用を図るため、ひょうごニホンジカ推進ネットワークと兵庫県が協力して毎年開催しているPRイベントです。令和4年度までは生田神社などで開催しており、ジビエ料理やペットフードの販売活動、ステージイベントによる獣害対策の啓発活動、模擬銃による狩猟体験会等を行ってきました。令和6年度は記念すべき10回目の開催となり神戸阪急の屋上で開催することができました。これからも継続して開催する予定ですので、皆様是非お立ち寄りください。
捕獲個体のジビエ利用を進めるため、ひょうごジビエコンテストを毎年開催しています。このコンテストでは、県民の皆様からジビエ料理のレシピを募集し、見栄え、独創性、汎用性、普及性の4つの観点から審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作2点の計5点を表彰しています。入賞者には賞状と副賞として3千円~1万円相当のシカ肉やシカ皮等加工製品を渡していますので是非ご応募ください。詳しい応募要件や過去の受賞作のレシピを下記リンク先に掲載していますのでご確認ください。
兵庫県では、捕獲された個体の有効活用を図るため処理加工施設等の整備を支援しています。また、平成30年度からは、一定の要件を満たす処理加工施設を「狩猟期搬入促進施設」として認定し、捕獲者が当該施設へ搬入するための経費や施設が捕獲個体を回収するための経費、施設が捕獲個体を管理するための経費等を支援しています。令和6年度時点で実施している事業を以下に示しますので、関心のある方は別途お問い合わせください。
【主な支援事業】
1.処理加工施設の整備
2.減容化施設の整備
3.ストックポイント(コンテナ型冷凍・冷蔵庫)の整備支援
4.狩猟者への搬入経費支援
5.処理加工施設への回収経費支援
6.冷凍・冷蔵車の導入支援
7.処理加工施設の個体管理経費支援
8.捕獲個体の適正処理に関する支援
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