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更新日:2021年9月30日
令和3年9月30日配付
文教常任委員会付託
コロナ禍において、子供たちの命、健康や学習権を守るために、少人数学級の促進を求める件
1 受理番号 第51号
2 受理年月日 令和3年9月22日
3 紹介議員 いそみ 恵 子 丸 尾 牧
4 請願の要旨
新型コロナウイルスの感染が子供の中でも急増しており、2学期の開始とともに、学級閉鎖や学年閉鎖も増えている。そのため、子供たちの命と健康、学びと発達を保障する手だてを、これまで以上に取る必要がある。
社会では、「ソーシャルディスタンス」が定着し実践されているが、学校だけは、コロナ以前のまま35~40人が1つの教室に詰め込まれ「密」状態である。1~2mの距離を取るためには、20人程度の学級人数にすることが必要である。
コロナ感染防止のために、子供たちが楽しみにしている様々な行事が中止になっている。今、コロナに関わる様々な不安で不登校が増えており、一人ひとりをケアすることがこれまで以上に求められている。また、現場では先生が全く足りず、感染防止対策やカリキュラムの度重なる変更などの対応で、教員は多忙を極め、精神疾患による休職が増えている。
そこで、成長、発達を保障するために、20人学級を展望し、教職員増と教室の確保を求める。文部科学省は40年ぶりに学級定数の改定を決め、5年計画で35人学級が実施されることとなった。これを受け、15都道府県が独自に少人数学級を進めているが、兵庫県は依然として、小学5年生から40人学級のままである。中学1年生に限ると、35人学級でない県は、兵庫を含め3県のみとなっている。齋藤元彦知事も「30人学級の実現」を公約されている。県として、独自に少人数学級に取り組むことを求める。
よって、下記事項を要望する。
記
1 コロナ禍において、子供たちの命、健康を守り、豊かな学校生活を保障するために、県の責任で少人数学級を促進すること。
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