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更新日:2023年2月24日

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ロシアのウクライナ侵攻から1年を迎えて(令和5年2月24日)

本日2023年2月24日でロシアのウクライナ侵攻から1年となります。今も終戦の気配はなく、多くの市民の方々が犠牲となっています。兵庫県には、これまで115名の避難民の方が来県されましたが、避難が長期化する中で、ご自身のこと、ウクライナのご家族、知人の方のこと等ご心配とお察しします。

兵庫県では、2022年3月10日に「ウクライナ支援プロジェクト~ひょうごはウクライナとともに~」を立ち上げました。県営住宅の無償提供の他、ふるさとひょうご寄附金に寄せられた約7,400万円の寄附金により、生活支援金の支給やコーディネーターによる生活サポート、日本語教育、こころのケアなどに取り組んできました。また、公民連携プラットフォームには、50を越える企業・団体から支援の申出をいただいており、県内在住の避難民の方々への様々な支援に役立たてております。この場をお借りし、感謝申し上げます。

避難が長期化していることを踏まえ、県営住宅の無償提供を継続し、希望される場合には1年間延長します。引き続き、避難民の方の事情にあわせたきめ細やかな生活支援を行うとともに、少しでも安心して生活していただくため、今後、コミュニティづくりへの支援に力を入れていきます。また生活に必要不可欠な日本語教育への支援を強化し、兵庫労働局等と連携した就労支援にも引き続き取り組んでいきます。
また、兵庫県の「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援検討会を立ち上げる予定です。阪神・淡路大震災を経験した兵庫県だからこその支援をウクライナに向けて発信していきたいと思っています。

最後に、兵庫県民を代表して、ウクライナに一日も早い平和が訪れることを心から祈念いたします。

 

令和5年2月24日

兵庫県知事 齋藤 元彦

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部署名:産業労働部国際局国際課

電話:078-362-3026(内2095)