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ようこそ知事室へ
東日本大震災から12年を迎えます。
犠牲となられた方々に謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、これまで幾多の困難を乗り越えてこられた被災者の皆様、復興に尽力してこられた皆様に心から敬意を表します。
被災地ではハード整備に目処が立ちつつありますが、コミュニティ支援、高齢者の見守り、産業の振興、震災の記憶の継承など、復興のステージに応じた取組が必要とされています。
兵庫県では、これまでから被災地のニーズに寄り添い、応援職員の派遣など、継続的な支援に取り組んできました。
先月、トルコ南部でマグニチュード7.8の大地震が発生しました。大災害はいつどこで起こるかわからない。そのことをあらためて強く感じました。私たちは、震災の経験と教訓を忘れることなく、次なる災害に備える不断の努力を重ねていかなければなりません。
とりわけ、兵庫県は阪神・淡路大震災で国内外から多くのご支援をいただきました。震災で生まれた「創造的復興」の経験と教訓を活かし、その取組を発信していくことが、私たちの大切な使命です。2025年の大阪・関西万博などを通じて、思いを共有する国内外の被災自治体や関係機関などと連携し、「創造的復興」の理念を次世代へ継承してまいります。
これからも、誰もが安全に、安心して暮らせる社会の構築に向け、力を尽くしていくことをお誓い申し上げます。
令和5年3月11日
兵庫県知事 齋藤 元彦
お問い合わせ
部署名:危機管理部 防災支援課 防災事業班
電話:078-362-4336