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更新日:2022年12月14日

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知事記者会見(2022年12月14日(水曜日))

【発表項目】

  1. 新型コロナウイルス感染症の現状と対応
  2. 「ひょうご安全の日のつどい」等の実施(PDF:4,876KB)
  3. ひょうご水素社会推進シンポジウムの開催(PDF:979KB)

動画

知事会見を動画で見る(外部サイトへリンク)

知事記者会見内容

知事:

本日の項目は3件で、まずは、項目外ですが1点お伝えします。

昨日、県内の路線バスが鉄道駅の商業施設に衝突し、通行人等に負傷させる事案が発生しました。事故により怪我を負われた方、そしてそのご家族に改めてお見舞いを申し上げます。

輸送の安全確保は、旅客運送事業者の大きな使命で、何よりも優先されるべきものです。本日、県として、県内のバス事業者に対し、今回の事案を重く受け止め、運転者に対する安全運転徹底の指導をはじめ、輸送の安全確保に万全を期すように公益社団法人兵庫県バス協会を通じて依頼しました。

手元に写しを配布しています。14日付で県バス協会に知事名で安全確保について依頼したものです。

今後とも国、市町、事業者とともに、持続可能で安全・安心な公共交通の実現に取り組んでいきたいと考えています。

 

1番目は「新型コロナウイルス感染症の現状と対応」です。

(1)県内の患者の状況等

本日の新規感染者数は7656人で、対前週比で2000人ほど増加している状況です。ここに来て、少し感染拡大の波のスピードが増してきたか、というのが最近の傾向です。

病床使用率についても、47.9%、重症病床使用率は12.6%で、少しずつ高まってきている状況です。

そのため、年末年始を迎えるにあたり、これからさらなる対策が必要だと考えています。

 

(2)外来・入院フェーズの引き上げ

第8波に入り増加傾向の状況が続いています。(コロナの)増加傾向と、あとは年末年始で人の往来が増えてくる中、インフルエンザについても増加している状況ですので、感染対策のさらなる徹底が極めて大事です。

先月18日の新型コロナウイルス対策本部会議で、外来フェーズを設定し、外来の患者数に沿ってフェーズを切り換えていくことを決定したところです。コロナの患者の推移数と、あとはインフルエンザの推定の患者数を合算した数での外来フェーズの切り換えです。

患者が5000人までは警戒をする時期、そして、5000人を超えると「感染拡大期」ということで、発熱外来の時間延長などの措置をしていくフェーズになります。9000人を超えると、最大規模の警戒ということで、「流行期」に入ったという形になるものです。

外来の1週間平均患者数ですが、手元に資料があると思いますが、コロナの患者数とインフルエンザの患者数(を合わせて)、12月14日時点で約4800人となっています。

近々5000人を超える見込みとなりましたので、年末年始を迎えるにあたり、外来フェーズを「感染警戒期」から、「感染拡大期」に切り換えます。

具体的には、発熱外来、県内のクリニックなどに、外来提供体制の時間の延長などを検討してもらう、臨時外来等も設置の準備をしてもらう形です。

リスクの低い軽症者にはできるだけ自己検査、自主療養を呼びかけるフェーズになっています。県民の皆さんにはそういったフェーズであることを理解してもらい、おそらく、医療現場ではインフルエンザも含めて外来が逼迫しつつある状況だと思いますので、引き続き、感染対策の徹底、ワクチンの接種、そして、自主療養、自己検査ができるような準備もしてもらいたいと考えています。

もう1点が入院フェーズの引き上げです。

病床使用率についても、全体の使用率が47.9%となっており、間もなく50%を超えそうな状況です。

こちらも年末年始でさらに感染拡大が懸念される中ですので、入院医療提供体制についても、本日からこのフェーズを一段階引き上げて、フェーズⅣの病床使用率50%以上の段階にしたいと思っています。

確保病床からどの程度まで運用していくのか、入院フェーズの切り換えに応じて対応します。現在1700床以上確保していますが、実際の運用は、感染状況に合わせて800床、1000床、1200床と切り換えていきます。これは一般病床とのバランスを考えなければなりませんので、徐々に切り換えていくために、今回、病床使用率50%を超えつつあることを踏まえ、フェーズを一段階引き上げます。

医療現場、発熱外来、それから入院体制、これは県としても、医療機関と連携しながらしっかりと対応していきます。あわせて、県民の皆さんにも、感染対策の徹底、常備薬の準備などをしっかりとお願いしたいと考えています。

 

(3)ワクチン接種強化期間の更なる取組

県では年末までの期間をワクチン接種強化期間と位置付けしています。県の接種会場の利便性向上、普及啓発について、次の取組をしていきます。

まず1点目が、県接種会場での対象拡大です。

12月13日に、国の審議会での審議を踏まえ、モデルナ2価ワクチンの3回目接種以降の対象年齢が18歳から12歳に引き下げられることになりましたので、県の接種会場でも、12月17日土曜日から対象年齢を12歳に引き下げます。

もう1点が、普及啓発。いろいろなメディア媒体の皆さんとの連携が大事です。

今回Kiss-FMのサウンドクルーの皆さん、ターザン山下さん、藤原岬さん、中野耕史さんの協力を得て、啓発音源を作成しました。

収録内容は、オミクロン対応ワクチンの早期接種の協力、小児接種への理解、コロナとインフルエンザの両方のワクチンを受けることが大事だということなど、県民の皆さんにSNSなどを通じて、発信していきます。

Kiss-FMでのCM放送に加え、県・市町の庁舎、防災無線、ホームページ、X(旧Twitter)やインスタグラムなど、いろいろな媒体で発信をしていくとともに、県内の大学でも使ってもらったり、県と包括連携協定をしているイオンでも、県内の34店舗でこれを流してもらいます。

年末を迎えるにあたり、県民の皆さんへこういった形で、ワクチンの接種のさらなる協力を呼びかけていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

では、ターザン山下さん音源を使った動画をご覧ください。

(動画の視聴)

聴いただけで、ターザンさんの声だと分かるかと思います。県民の皆さんが親しみのあるパーソナリティ(サウンドクルー)と連携しながら、これからも、県民の皆さんのワクチン接種のPRをしていきたいと思っています。

自身や周りの皆さんを守るためにも、ワクチン接種は重症化リスクを抑えるなど効果がありますので、協力をお願いしたいと考えています。

 

2番目は「『ひょうご安全の日のつどい』等の実施」です。

来年の1月17日で阪神・淡路大震災から28年です。

いわゆる「1.17」ですが、「ひょうご安全の日のつどい」を今年もHAT神戸で開催します。

趣旨としては、震災の経験と教訓を世代を越えて伝えていく、「震災を風化させない-『忘れない』『伝える』『活かす』『備える』」を今年もテーマに実施します。

今年は、メモリアルウォークを3年ぶりに開催します。それから、交流ひろば・交流ステージや防災訓練のイベントも実施します。これらの催しも3年ぶりとなります。

ウォーク行事としては、メモリアルウォークの、王子公園からミュージアムロードを通り、HAT神戸まで歩くルートとともに、「防災ウォーク 備(そなえ)」としてHAT神戸からみなとのもり公園まで歩くという2種類があります。

それぞれ時間帯は午前と午後にずらし、参加は事前申し込み制です。私も今回、メモリアルウォークに知事として初めて参加します。

「防災ウォーク 備(そなえ)」は新しいイベントです。震災経験のない人にも、ウォーキングしながら震災の教訓のクイズなどに挑戦することで、関心を持ってもらうためのものです。

感染対策をきちんとしながらイベントを実施します。3年ぶりの開催となるメモリアルウォークなど、県民の皆さんにもぜひ参加してもらいたいと考えています。

もう1つが、1月を「減災月間」と定めており、震災の経験と教訓を忘れることなく繋いでいくために、関連行事を100件程度実施します。

「ぼうさい甲子園」の表彰式、国際防災・人道支援フォーラムなどを開催します。そして、若い世代を含めた多くの人に震災について議論して共有するような場をしっかりと続けていきたいと考えています。

 

3番目は「ひょうご水素社会推進シンポジウムの開催」です。

脱炭素や、水素社会の実現に向けた取組、これは兵庫県にも大きな可能性があります。

神戸で、世界初の液化水素の実証プラントへのオーストラリアからの輸送がスタートしました。最近は、関西電力と川崎重工が、姫路エリアを拠点に水素サプライチェーンの構築を目指していく、という覚書を交わしました。

兵庫が西日本を含めた、日本の中でも中心的な水素のサプライチェーンのエリアになっていくことが見込まれます。また、それに向けて我々も頑張っていかなければならないと感じています。

そういった水素社会を兵庫県で目指していくために、県民の皆さんの水素社会に対する理解、社会的な受容を構築していくことが不可欠です。そのため、1月23日に関連のシンポジウムをします。

これは実は、先日の産業メッセの際に、久元神戸市長とNIRO(新産業創造研究機構)の牧村理事長と私の3人でトークセッションをしました。神戸でしましたが、それを、これから兵庫にとって大事な水素の拠点である姫路で年明けに開催します。

川崎重工をはじめ、神戸製鋼にも参加してもらい、さまざまな先進的事例の紹介など。また、製鉄が盛んな地域ですから、そういった製鉄においても脱炭素をどのようにしていくのかということが、これは国際社会の中でも生き残りをかけて、社運をかけて進めているのがこの地域のプレーヤーの皆さんです。そういったところの発表などをお願いしています。

当日は、私のみならず、姫路市の清元市長、神戸市の久元市長は姫路まで来てもらって参加する形です。牧村理事長をコーディネーターにしてパネルディスカッションをすることで、姫路で姫路市長だけではなく、神戸市長、そして私などがそろってトークセッションをするというのは、なかなか無い機会だと思います。そういった機会に、兵庫から水素社会を、ということをしっかりと発信していきます。

 

最後に、今年の漢字1文字です。

令和4年も年の瀬になりました。あっという間の1年だったと感じています。去年は「動」という字でしたが、今年は「支」を今年の1文字にします。

テーマはいろいろとありますが、新しい齋藤県政がスタートし1年が過ぎたところです。コロナ対策が大変なところもありましたが、支援を得ながら、皆さんの理解のもと、県政運営を行ってきました。

それから、新型コロナウイルス対策は3年を迎えました。さらには円安、物価高、そしてウクライナ情勢をはじめ、社会経済情勢が本当に難しい状況にありました。そういった中でも、県民の皆さんが互いに支え合って、この厳しい難局をコロナ対応も含めて、何とか切り抜けていこう、という意味です。

それ以外にも、ヤングケアラーの問題、課題を抱える妊産婦など、そういった社会全体で困っている人を支えることは本当に大事で、それは県の施策としてもいろいろと広げていきました。

こういった社会全体で、いろいろな人々がお互いに支え合い、コロナも含めたいろいろな難しい局面を乗り越えていこう、乗り越えていく、という1年でした。

それらの意味から、「支」を今年の漢字一文字として掲げます。

今後も誰1人取り残さない県政として、コロナ対策も含めて、いろいろな取組を進めながら、この難しい局面ですが、県民の皆さんと支え合いながら切り抜けて、前に進んでいきたいと思っています。

 

私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

新型コロナウイルス対応について。今日、新規感染者が約3カ月以上ぶりの7000人超えでした。外来フェーズという概念を数週間前に作られ、早速フェーズが上がりました。

感染者の増え方としては、急増してきたという印象なのか。フェーズを引き上げることに対して、早速という印象なのか、どういう所感を持っていますか。

 

知事:

全国的にも増加傾向は続いていました。北海道では少しピークアウトしつつあるような動きもありますが、関西圏については増加傾向が続いているところです。

ここ数日は少し感染者数の伸びが前と比べると強まってきたのではないかと考えています。データを見ても、ここにきて感染者数の伸びが上がってきている状況が見られ、病床使用率も少しずつ上がっています。

冬場になり、ここ数日寒さが厳しくなってきています。そうすると、空気が乾燥し、ウイルスが活発になりやすい時期になってきますので、これから年末年始に向けて、さらに警戒が必要だと考えています。

 

記者:

他府県では、インフルエンザによる学級閉鎖なども見られますが、このグラフを見ている限り、兵庫県内はそこまでではないかと思います。今の状況と今後どうなっていくのかに関して、どのように考えていますか。

 

知事:

学級閉鎖・学年閉鎖は、いろいろな現場レベルから少しずつ聞こえてきています。特に小学生などは学級閉鎖が少しずつ増えてきている状況ですので、子どもたちの感染というものも警戒をしなければならないと思っています。

また一方で、高齢者施設などでの感染も注意をしなければならないポイントだと思います。本日、老人福祉事業協会が要望の面会に来ており、そのあたりを聞いたのですが、県から検査キットが配布されていますので、そのあたりは充実しており、職員、スタッフのチェックは、もう十分すぎるほど日々できているということです。薬について、ゾコーバというよりも、前のパキロビッド等だと思うのですが、それがとても普及してきていますので、コロナに感染した人が早めに薬の服用ができるようになっており、感染した人が重症化することが感覚的に少なくなってきています、と。したがって、現場の介護施設としては、バタバタしている感じではない、という話もありました。

オミクロン株になって弱毒化する一方で、我々も、パキロビッドであったり、最近のゾコーバであったり、あとはワクチンもそうですが、いろいろな武器を手に入れてきていますので。現場の感覚としても、かつてのような重症者数が多いなど、そういったことは少なくなってきているようです。

いずれにしても、年末年始はこれからさらに空気も乾燥し、人の動きも活発になり、さらなる警戒が必要だと考えていますので、本日、入院フェーズ・外来フェーズの引き上げを、先手を打って実施します。

 

記者:

外来フェーズの引き上げについて。今回、「感染拡大期」に上げるとのことですが、これは「流行期」を見越して、診療時間を延長してもらう準備を働きかけていく期間と考えてよいのでしょうか。

 

知事:

そういうことです。

我々がターゲットに置かなければならないのは、この「流行期」です。1日あたりコロナとインフルで9000人という外来患者数が出るという時です。いきなりここになった時に準備しても間に合わないので、5000人を超えた時から準備を始めましょう、という段階だと理解ください。

 

記者:

県としては、県医師会を通じて地域の医師会や医療機関に、診療時間を延長できるように調整を呼びかけていくということですか。具体的にどういうことをする予定なのか教えてください。

 

知事:

既にこの枠組みを作る際に県医師会と調整しながら、この外来フェーズに合わせ、診療時間を延長したり、という枠組みは合意しています。今日、近々5000人に達する見込みであることからフェーズを上げましたので、県の医師会などを通じて、約1800の発熱外来が県内にありますが、準備を進めるよう早速、調整していくことになります。

 

記者:

今後、ほとんど間違いなく、9000人を超える「流行期」になるだろうと見越して、早め早めに動いていくということですか。

 

知事:

そうです。

少し伸びの幅が大きくなっており、かつ、インフルエンザの流行期も、もう少し早いのかもしれないのですが、おそらく今年1月ぐらいに来るかもしれないので、そうすると、急に9000人台になる可能性もあります。

それに備えて、早めに今の段階から準備をしていくことが大事ではないか思います。県としても2時間の延長で1日4万円など、そういった支援策も既に補正予算で準備していますが、そういったこととあわせて、県の医師会とともに準備を進めていきたいと思っています。

 

記者:

外来フェーズ、入院フェーズに関して。先日対策本部会議で決定した内容を(「感染拡大期」への引き上げを)今から行うということです。自己検査、自主療養を呼びかけるとはいえ、重症化リスクのある人や心配な人というのは、引き続き発熱外来(への受診)や医療へ、というところの、知事としての考えをお願いします。

 

知事:

外来フェーズを1つ上げて、徐々に逼迫しつつある状況になってきています。

重症化リスクの低い人は自己検査、そして自主療養をしてもらうことを呼びかけつつ、大事なのは、重症化リスクの高い人が、その代わりに、外来を受診しやすい形にしていくことがこの外来強化の趣旨です。

重症化リスクの高い人、高齢者の人や、妊婦、基礎疾患のある人、あとは、小学生以下の子どもなど、そういった人々は、躊躇することなく、外来を受診してもらうことが大切です。

 

記者:

来週から県版Go To Eatも始まります。知事は繰り返し社会経済活動との両立を図っていかなければならないとの発言を続けていますが、県版Go To Eatの利用についての考えをお願いします。

 

知事:

できるだけ行動制限を行わず、医療提供体制の充実、ワクチンの接種、それから、県民の皆さんとともに感染対策を図りながら、感染対策と社会経済活動の両立を目指す、できるだけ行動制限を行わないというのが、兵庫県としてのスタンスになります。

来週から県版Go To Eatもスタートします。全国旅行支援も、1月に入ってから延長する形になると思いますが、やはり観光や飲食、たいへん経済状況も厳しい中で、そういった社会経済活動をできるだけ止めないで、続けていくことを目指したいと考えています。

 

記者:

来週から県版Go To Eat、また、旅行支援の延長もありますが、県版Go To Eatの利用へ、呼びかけをお願いします。

 

知事:

コロナは第8波に入っていますが、できるだけ行動制限を伴わず、社会経済活動との両立を図っていく、飲食店や観光についても、感染対策にしっかりと留意しながら、県民の皆さんに楽しんでもらうことが、経済にとっても事業者の皆さんにとっても大事なところです。

年末年始、いろいろな人と会う、旅行をする、という機会もあるかと思いますが、ぜひ感染対策、ワクチンの接種をしてもらいながら、それぞれの飲食や観光を楽しんでもらうことで、我々はそういった両立をする道を、しっかりと県民の皆さんとともに歩んでいきたいと思っています。

 

記者:

メモリアルウォークについて。3年ぶりに開催するということですが、今回このタイミングで開催を再開しようと判断した理由をお願いします。

 

知事:

第8波に入っていますが、先ほど言ったとおり、オミクロン株が弱毒化して、重症化率が低いということや、我々も医療提供体制、外来や入院を含めて、しっかりと確保しています。薬についても、いろいろなものが出てきており、ワクチンについても充実してきましたので、社会経済活動と感染対策を両立して行っていくことが大事です。

そういった意味で、昨年度の1月17日のつどいの際には、メモリアルウォークのようなイベントはせずに対応しましたが、そういった社会経済活動を平常化していくという中にあっては、「1.17」の際に、式典のみならず、メモリアルウォークや、様々な行事も実施することが大事だと思っています。

阪神・淡路大震災の経験と教訓を、我々世代も含めて、若い世代に伝えていくことは大事ですので、今回は3年ぶりですが、通常開催でと考えましたので、しっかりと実施していきます。

 

記者:

知事もメモリアルウォークに参加するということですが、実際に当日、どのようなところに注目して歩きたいなど、思いがあればお願いします。

 

知事:

当日の朝は、早朝に県庁舎で昨年度と同様に黙祷等をします。そのあとに、メモリアルウォークに参加して、特にこの地域も、被害が大きかった地域でもありますので、改めて街並みが復興した姿を確認しながら、普段は車で通ることが多いのですが、自分の足で歩いて。街並みを改めて見ながら、復興というものを感じて、思いを馳せることが大事だと思っており、そう感じながら歩きます。

 

 

知事:

コロナの感染状況を見ながらになりますが、場合によっては来週に、年末年始を控えて、本部会議か本部員会議をするということを検討しています。状況が固まりましたら、プレスリリースしたいと思っていますので、あらかじめ伝えます。

年末年始は人の動きが活発になる時期ですから、県民の皆さんに対して、しっかりと気をつけてもらいたいというメッセージを伝えることも大事ですから、本部会議か本部員会議を開催することになろうかと思っています。詳細はまた改めて伝えます。

 

記者:

本部員会議の場合は、医師会等は交えずに、県の中での呼びかけ・メッセージを検討する、ということですか。

 

知事:

本部会議にするのか、本部員会議にするのか。状況を確認し、県民の皆さんにメッセージを出すことと、対策としてフェーズの切り換えをすることも踏まえると、まず本部員会議を開催し、県民への呼びかけを確認する場になると思っています。そこも現在調整中です。

 

記者:

メッセージについて、特に年末年始ですから、忘年会や新年会、帰省もあると思います。そういったことも感染対策をしながら実施してほしい、やってもらいたい、というようなメッセージを検討しているのでしょうか。

 

知事:

年末年始を控える中で、感染者が少しずつ増えてきています。

一方で、社会経済活動は止めずに、感染対策と両立をしていこうということが、兵庫県としての今の方針です。

そういった意味で、改めて県民の皆さんに、感染対策とワクチン接種、さらには自主療養や自己検査についても、改めてお願いすることになろうかと思います。

 

 

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