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【発表項目】
1.兵庫県民農林漁業祭における「福島県産・兵庫県産水産物」の販売展示(PDF:374KB)
2.スポーツの新たなトビラをひらく議論がスタート!第1回HYOGOスポーツ新展開検討委員会を開催(PDF:422KB)
3.阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレードの開催に向けた実行委員会の設立(PDF:198KB)
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知事:
1番目は「兵庫県民農林漁業祭における『福島県産・兵庫県産水産物』の販売展示」です。
今週末の10月14日、15日、朝9時半から県立明石公園で農林漁業祭を開催します。
今回は通常の農林漁業祭に加えて、福島県産品の応援を行います。
処理水の放出に伴い、すでに風評対策として県庁内のカフェなどで実施していますが、福島県の大阪事務所と連携し、福島県産品の販売を行っていくことがポイントになります。
出展内容は、丹波黒大豆枝豆や丹波栗、香住ガニなど県内の農林水産物の販売展示を行います。それに加えて福島県産品の水産物をPRしていきます。
県産水産物も兵庫県漁業協同組合連合会と連携してPRします。
出展者として、福島県の大阪事務所のスタッフに喜多方ラーメンなどを販売・展示してもらいます。それから、兵庫県日本調理技能士会に協力してもらい、福島県産秋鮭と枝豆を使ったいなり寿司を販売します。
県産水産物の消費喚起として、兵庫県漁業協同組合連合会の協力を得て兵庫のりや明石だこを使ったカレーなど新鮮な魚を使った弁当も販売します。
但馬は、今カニの季節で香住ガニもスタートしており、そのようなものも発信していきます。
全体では県産農林水産物に関する団体が72ブースを出展し、特産品の販売が57ブース、展示や体験が15ブースです。
今回、コロナが5類になったことを踏まえ、久しぶりに飲食を再開します。
午前中でほとんどが売り切れてしまうそうで、私は前回午後に行きましたがほとんど何も残っていませんでした。午前のうちに来場者が枝豆などを買って帰るそうです。
ぜひ、多くの県民の皆さんに来てもらいたいと思っています。
2番目は「スポーツの新たなトビラをひらく議論がスタート! 第1回HYOGOスポーツ新展開検討委員会を開催」です。
今年度、スポーツ行政を教育委員会から知事部局に移しましたが、これから産業や観光、福祉などと連携した総合的なスポーツ行政を展開していくことが大事だと思っています。
先日、ラグビーのワールドカップで日本が惜しくも敗れましたが、アルゼンチン戦を観て皆さんも感動したのでは、と思っています。
バレーは男子がオリンピックの切符を自力で勝ち取り、阪神とオリックスの優勝などスポーツが大変盛り上がっています。
今回、スポーツ行政を知事部局に移管したことに合わせて、戦略的な方向性を定めていくことが大事だと思っています。
上半期からいろいろなイベントの準備はしましたが、秋口に入り、戦略的に検討会を開き、兵庫県のスポーツの新展開を有識者の皆さんとともに考えていくために、「HYOGOスポーツ新展開検討委員会」を今月の12日に立ち上げます。
メンバーは13名で、陸上競技のトップアスリートの朝原宣治氏やテニスの沢松奈生子氏、重量上げの八木かなえ氏など、いずれも兵庫県や神戸市にゆかりのあるトップアスリート3名にも委員会メンバーに入ってもらいます。
そのほかには、阪神タイガース代表取締役副社長の粟井一夫氏、毎日放送スポーツ局長の井口岳洋氏、神戸新聞社事業局長の豊川聡氏、eスポーツ関係で西日本電信電話兵庫支店長の樋口浩子氏、兵庫県障害者スポーツ協会理事長の増田和茂氏にも入ってもらいます。
この委員会メンバーで12日から立ち上げ、議論をしていきたいと考えています。
検討テーマとして今のところ四つを考えています。
テーマごとに専門部会を立ち上げ、それぞれの議論をさらに深掘りしていくことがポイントになると考えています。
一つ目が、地域スポーツの環境づくりです。
部活動の地域移行が主要テーマの一つになると考えています。
小学校や中学校、特に中学校の部活動で、教員の負担軽減などから地域移行をしっかりとやっていくことが大きな時代の流れになっています。
現地での受け皿がなかなか整わない中で、全体としては少し実施を遅らせている状況ですが、この問題は避けて通れない課題だと思っています。
兵庫県としては、まずは、モデル的にどこかでやっていくことからスタートすることになると思います。
部活動の地域移行も含めて、地域スポーツのコミュニティやプレイヤーとどのように連携が図られていくのかを議論していくことになると思います。
二つ目にスポーツ人材育成のメッカとしての兵庫の形成です。
兵庫県はご覧のとおり、サッカーや野球、ラグビー、ゴルフなど非常に多彩なスポーツで人材を輩出していると思います。
少子化がこれから進んで子どもの数も減っていきますが、その中でもサッカーや野球など、もっと世界でトップアスリートとして活躍できるような人材を育んでいくことが大事だと思っています。
その意味で兵庫県は、フィールドとしても広く、かつ、様々なアスリートやプロスポーツ球団などが集積しています。
その兵庫県だからこそ、将来の人材育成に向けてどのようなことができるのか議論することが大事だと思っています。
スポーツビジネスの拡大が三つ目のテーマです。
兵庫県には、プロスポーツ球団やチームが非常にたくさんあります。野球、サッカー、バスケット、バレー、ゴルフなど、スポーツビジネスを地域活性化につなげていくことは大事です。
集客力が非常にあり、スポーツイベントは一つのコンテンツなので、これを生かし、より多くの人に兵庫県に来てもらうことで、交流人口を増やし、県経済を活性化することにつながると考えています。
最後が、ユニバーサルスポーツの振興です。
障害者スポーツが中心になると思います。誰もがスポーツを楽しめるインクルーシブな社会をどのように作っていくか。来年には、パリでオリパラが開催され、神戸でパラ陸上も開催されます。
それに向けて、トップアスリートもですが、日常生活の中で障害者スポーツをどのように地域に根差していくかを作っていくことがテーマになると考えています。
10月12日にキックオフで、年内に3回程度開催します。
それと同時に、専門部会を四つのテーマごとに作って、それぞれで議論し、年度内に提案書をまとめたいと考えています。
具体的な内容は、10月12日のキックオフで合意形成を図りながら進めて行きます。
最近のテレビ番組では、アジア大会やいろいろなスポーツ番組が19時台から22時台のゴールデンタイムで見る機会が増えてきており、やはり、スポーツの力がテレビの視聴にも表れているのだと思います。
兵庫県の活性化にもつなげていくことが非常に大事だと思っているので、この検討会で議論をしっかりと深めていきたいと考えています。
3番目は「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレードの開催に向けた実行委員会の設立」です。
18年ぶりの阪神のセリーグ優勝、そして、オリックスのパリーグ3連覇で、これから関西が盛り上がっていくことになります。
クライマックスシリーズも間もなくスタートします。ぜひ勝ち上がり、両チームで、関西ダービーの日本シリーズを実現してもらいたいと思っています。
県民の皆さんとともに喜びたいということで、11月23日に神戸の三宮でパレードを実施しますが、それに向けた実行委員会を本日設立しました。
実行委員会の会長は関西経済連合会の松本正義会長で、副会長は地元の自治体である兵庫県、大阪府、神戸市、大阪市のそれぞれの知事や市長になってもらいます。また、経済団体からも大阪商工会議所、神戸商工会議所の会頭にも入ってもらい、関西経済同友会代表幹事、神戸経済同友会代表幹事にも就任してもらいます。
11月23日の三宮と大阪御堂筋でのパレードの開催に向けて、準備を進めていきます。パレードやクラウドファンディングの詳細は、これから調整をし、発表します。
阪神とオリックスの両球団及び選手の皆さんには、これからクライマックスシリーズに専念してもらい、頑張ってもらいたいと思っています。
私からは以上です。
記者:
県漁連が処理水放出問題の関連で報告をするために来庁されましたが、それ以降より深刻な影響が出始めているなど進展はありますか。
知事:
現状、大きな影響が出ている報告は受けていません。
秋の行楽シーズンになり、香住ガニが9月からスタートし、間もなく松葉ガニが始まるなど、本格的な蟹のシーズンになります。
また、兵庫県の瀬戸内側で捕れる魚介類に大きな影響が出ているとは聞いてはいませんが、今後も、継続的に消費喚起はしていかなければならないと思っています。
記者:
優勝記念パレードの開催では、大阪府と兵庫県の全体の実行委員会を設立し、今後、それぞれでも何か動きはありますか。
知事:
事務局をそれぞれに設置しました。兵庫は、県が事務局を作っているので、事務局の中でパレードの計画作りや寄付金集めも含めて調整をしていくことになると思います。
記者:
時間などの詳細は後日とありますが、大阪府と合わせて発表になりますか。
知事:
パレードの詳細は、現在調整中です。
県警や神戸市と調整し、概ね整ったら発表を同時にする予定です。
記者:
優勝パレードの件でお伺いします。
クラウドファンディングの実施を調整していることが前回までの進捗だったと思いますが、資金面は、知事の中でどのように固まっていますか。
知事:
これからクラウドファンディング形式で寄付金、また、企業も含めた協賛金を募っていくことになると思っています。
タイミング、規模感も含めて、調整をしているところです。それが固まったら、募集のタイミング、募集方法を含めてお知らせをします。
記者:
県の事業執行は、ある程度事業を審議して予算が決まる流れだと思います。
今回知事の頭の中では、幾らぐらいの事業規模で、どのくらいの寄付金なりクラウドファンディングを集めなければとお考えですか。
知事:
一番経費がかかるのが警備費となる見込みです。
最近の警備は厳重にすることになるので、パレードの距離も従来より長めに設定せざるをえない形になります。
パレードの経費、それから諸々含めると、結構かかるかと思っています。
記者:
経済界ともその辺りは調整されていると思います。
しかし、我々は素人なので分からないのですが、どのぐらいの規模感でしょうか。
知事:
何千万円という規模で済むものではない感じです。億単位になると思います。
担当次長:
事業の規模としては、大阪と合わせて約5億円と試算しています。
記者:
大阪の御堂筋と三宮で5億円規模ということですね。
1ヶ月あまり、県民も大阪府民も待ちに待っている楽しみなイベントではある中で、時間のスパンが短いなと思います。
寄付金が集まらない場合はどのように保険を考えていますか。
知事:
基本的には何とかして集める方向で努力していきたいと思っています。
クラウドファンディングのみならず、企業からの協賛も含めて、頑張って集めていきます。
記者:
最近では花火大会など有料席がありますが、今回のパレードはどのように考えていますか。
知事:
今のところ有料席は設けないつもりです。
市民や県民と広く喜びを分かち合うためにも、そのような席の設置は想定していません。
記者:
お金の面も含め、知事としてこのパレードに対する意気込み、期待感をもう一度お願いします。
知事:
阪神は18年ぶりのセリーグ優勝、オリックスはパリーグ3連覇で、いずれも兵庫に大きなゆかりのある球団がペナントレースでの見事な優勝を果たしました。
ぜひ、県民の皆さん、関西の皆さんと笑顔でお祝いをしたい思いがあります。
クラウドファンディングを含めた、多くの皆さん、企業の皆さんの協力を大きく期待したいと思います。
それが、県全体をさらに元気にしていく、パレードによって人が繰り出すと地域にも経済効果が出てくるので、そのような意味でも、みんなで盛り上げることが大事だと思っています。
記者:
パレードの時間に関してお伺いします。
午前・午後は、どちらがという点はまだ決まっていないのでしょうか。
知事:
基本的に、午前・午後に分けて実施しますが、これからの調整です。
記者:
事務局は別々とのことですが、兵庫県の事務局は兵庫県庁に置かれるのでしょうか。
知事:
県庁内にプロジェクトチームをすでに立ち上げているので、そこが核になって準備をしていきます。
記者:
兵庫県の事務局で行うのは、寄付金集めの部分かと思いますが、大阪は大阪で、兵庫は兵庫で寄付金を分けて集めるのでしょうか。
知事:
そこのやり方はこれからの調整です。
全体として受け皿を用意し集めて、それを分配していくやり方と、それぞれの事務局で、神戸の経済界は神戸に寄付したいという思いもあると思うので、そこをどのように募集を整理するかも含めて、これからの調整だと思っています。
寄付の集め方とパレードの実行計画、事業実施や警備は、それぞれの事務局が準備することになると思っています。
兵庫県は9月22日から庁内にプロジェクトチームを立ち上げ、各部局から経験豊富な職員12名を集めており、そこが核になってやっていきます。
記者:
PFAS(ピーファス)の件でお伺いします。
先日、京都大名誉教授と県議会議員が共同で明石と尼崎で調査を実施した、というものがありました。
まだ、国内で血中濃度に関しての基準がなかったり、情報があまりない中で、一方で、県民からすると不安もあるのかと思います。
県として、今のPFASに対する考え方を伺ってもよろしいでしょうか。
知事:
先日、県議会の丸尾議員と京大の先生が調査した結果が出て、それぞれの自治体に申し入れをした事案は承知してます。
PFASは、県民の関心もおそらく高い問題だと思います。そのため、冷静に議論をしていくことが大事だと思っています。
今回の調査は、母数がそんなに多くない調査で、サンプリングで調査した中でそれでも割合が大きかったため、それぞれの水道を所管してる自治体で調査をやってほしいとのことだと思います。
県として、どこまで、何ができるのか。水道を所管しているのは市町になるため、連携し何ができるのかは、これから検討していく必要があると思っています。
記者:
他県ですと、県と市で協力し、調査をしているところもあるようですが、現時点では県が何か調査をすることは考えていますか。
知事:
現時点では、考えていません。
まずは、今回、出された結果を受けて、明石市や尼崎市が対応することを検討するのだと思いますが、その中で、水道水は、県の保健医療部と協議をしていきたいと思っています。
記者:
現時点では考えていないが、今後の検討でしょうか。
知事:
特に市町の水道部局同士との連携。それから、県では、環境部や企業庁も広域水道を持っているので、この3部局とどのような枠組みでPFAS(ピーファス)の対応を行っていくか。
県民に対して冷静な情報提供、このような対策をやっているなどの正確な情報提供とエビデンスを含めてどのようにできるかは、検討していきたいと思います。
記者:
部活動の地域移行は国全体で進めていく方向だと思いますが、一方で、社高校など、県内の公立高校では一定の文武両道を重んじる文化もあると思います。
部活動の地域移行への所見をお願いします。
知事:
部活動の地域移行は、教員の働き方改革や少子化による部員の減少などの要因により活動自体がなかなか難しくなっているところもあると思います。
そのようなことを見据えて、中学校であれば市町村の教育委員会がどのようにしていくかを地域によって議論していると思いますし、高校であれば、県が教育委員会と連携しながら、教員の負担軽減をどのようにするかを考えていかなければならないと思っています。
教員が指導をなかなかできなくなっているので、例えば、地域でスポーツをしている場所、スポーツに携わっている人にどのように指導をお願いできるかが一番大きなテーマになると思います。
例えば、テニス、サッカーなど、グラウンドとしては学校施設がそれなりに充実しているので学校の中でやるのか、そこに地域で指導をしている、テニスクラブや水泳をやっている人が教えに来たりするやり方が良いのか。
それとも、確か加古川市では、学校の授業で地域の民間プールを利用するやり方をしていると思いますが、生徒が学校外の地域のスポーツの拠点に行き、そこで指導を仰ぐパターンもあると思います。
問題は、そのような場合に予算をどうするのか。
最後は、どのようなやり方をするにしても一定の予算が必要になるため、公費でやるのか、それとも部活動だから保護者の負担でやるのか、負担の面も含めて、丁寧な議論が大事だと思っています。
そのような本質的な問題を、この検討テーマの中で検討部会を設置して、私の思いとしてはできるだけ公費であったり、保護者の負担をできるだけ少なくし、官民連携で地域のスポーツをやっている人とWin-Winな形で、どうすれば部活動の地域移行ができるかを模索していくイメージです。
いずれにしても現場の実情をしっかり踏まえて議論していくことが大事なので、検討会の部会で議論をしていくことになると思っています。
記者:
部活動の地域移行は、学校で維持していくことが困難なものにおいて移行していくものであって、人気の部活など、例えば、野球やサッカーなど、学校で運営できるものはそのままで、学校で運営するのが厳しいものを移行していくという政策なのでしょうか。
知事:
高校は、基本的に学校でやる形になると思います。
中学校においては部員不足や専門的な指導ができる教員がいないなどの部活動の運営が厳しい学校において、教師がやるのか、外の人にお願いするのかという色分けが出てくると思います。
例えば体育科を設置している社高校でも、外部の人に指導者として来てもらっているケースがあったと思います。
強豪のスポーツに力を入れている学校も、教員の負担軽減を考えると、一定、外のサポートをお願いすることも生じているので、そこはスポーツが強い、普通にかかわらず、同じ問題があるのではと思っています。
記者:
パレードの実行委員会の設立に関してお伺いします。
表題にもあるように、「大阪・関西万博500日前」ということで、そもそも万博の関係をパレードの中に入れる発想になったのは、どのような経緯だったのでしょうか。
例えば、自治体からなのか、或いは経済界側が盛り上げていく必要があるという発案だったのか経緯を教えてください。
知事:
このようなパレードは、行政だけでなく、経済界も含めて、みんなで実行委員会を作って盛り上げていくことが一般的です。
関西全体であれば、関経連の松本会長、自治体としては、兵庫や大阪の知事などでいろいろ話をし、少し万博の機運を高めていくようなネーミングにする役割も必要ではないかということで、500日前のエッセンスを入れました。
あくまでもメインは、18年ぶりの快挙を果たされた阪神、それからオリックスの健闘をみんなでお祝いすることです。
しっかり軸を定めて、やっていきたいと思っています。
記者:
両府県知事と経済界での話で、万博の話も入れる話になったということですが、万博への盛り上がりが懸念されている、準備遅れが指摘されるなども背景にあったのでしょうか。
知事:
気運醸成は、万博に関してはまだまだ課題があり、常に問題意識もあります。
関西でもそこまで認知度が十分ではない面もあるので、会場建設が遅れていることもありますが、そのような面も含めて、しっかり2025年に向けて準備をしていくことを、皆さんに、万博の理解をしてもらえるように発表することで、気運醸成する意義があるとは思います。
記者:
前回の知事会見で確認しましたが、兵庫の三宮のパレードでは、フィールドパビリオンに関しての紹介をしていくことでよろしかったでしょうか。
知事:
内容はこれからの検討になりますが、あくまで両球団の優勝をお祝いすることがメイン中のメインなので、名称では、500日前と書いていますが、どのように万博のエッセンスを出していくのかは、これからの調整になると思っています。
やるにしても、ひょうごフィールドパビリオンの紹介を少しするぐらいだと思っています。
記者:
スポーツの検討会ですが、そうそうたるメンバーを集めています。
知事はメンバーにどう期待し、この「新展開」にどのようなことを考えているのでしょうか。
知事:
今年度からスポーツ部局が知事部局に移りました。
ありがたいことに阪神とオリックスも優勝し、いろいろなスポーツが盛り上がっています。
県内アスリートの皆さんも活躍していますし、社高校の甲子園出場など、いろいろなスポーツで良い流れが、兵庫のみならず日本全体で出ているので、時代の流れをしっかり掴みたい思いがあります。
子どもたちのスポーツへの関心を高める、兵庫県全体を元気にしていくことにつなげていくことが大きな目的です。
実際の計画として、実効あるものにしていくために、今回、検討委員会を立ち上げ、朝原さん、沢松さん、八木さんを含めたそうそうたる人に参加してもらいます。
兵庫県がスポーツで地域を盛り上げていくことを、県民運動として、しっかりと皆さんで作り上げていく推進母体にしていきたいと考えています。
記者:
パレード関連でお聞かせください。
基本的に県費から何らか支出する考えはないということでよろしいですか。
知事:
現時点では、できるだけ県費は出さない方向で、寄付金、協賛金集めをしたいと考えています。
記者:
先ほどのお話でも、警備費が大きくなってくるとの見積もりがある中で、ボランティアを募って警備してもらうことが、基本的な考え方でしょうか。
知事:
警備はプロが一定必要ですし、後は、県の職員や市の職員も含めて、協力してもらうことも必要になると思っています。
それ以外にボランティアスタッフにどのように参画してもらうかは、今後、考えていきたいと思います。
記者:
三宮周辺でやる場合に、警備員は、どのぐらいの人数が必要になってくるのでしょうか。
知事:
少なくとも100人単位でのスタッフは必要になってくると考えています。
記者:
本日、山下奈良県知事が来られるそうですが、その経緯をお伺いします。
知事:
全国知事会があった際に、私の方から働き方改革で、兵庫県が県庁舎の再整備をきっかけにして、4割出勤に向け、生田庁舎のモデルオフィスを実施していることを紹介したところ、山下奈良県知事がぜひ見に行きたいと関心を示しました。
奈良県も山下知事が就任し、超勤の縮減を含めて働き方改革に非常に関心があり、モデルオフィスを見に来てもらう経緯になりました。
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