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更新日:2024年7月10日

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知事記者会見(2024年7月10日(水曜日))

【発表項目】

1.障害者芸術作品巡回展の開催(PDF:263KB)

動画

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知事記者会見内容

1番目は「障害者芸術作品巡回展の開催」です。

ひょうごプレミアム芸術デーが7月9日から15日の間にスタートします。県立美術館でのオープニングイベントを皮切りに、県内で100を超える施設が参加し、誰もが芸術文化に楽しんでもらえるためにこれまで実施してきました。

この期間に合わせ、障害をお持ちの方が芸術文化活動への応援とその魅力を発信するため、7月11日からラベンダーパーク多可での開催を皮切りに、障害者芸術作品巡回展を開催します。

障害者芸術を知ってもらい、誰もが芸術文化に触れる機会を県内各地で設定していきたいと考えています。

作品展の内容は、昨年度に開催された第19回兵庫県障害者芸術・文化祭、美術工芸作品公募展における入賞作品、巡回地域の障害福祉事業所などで作成された作品を会場の規模に応じて、10点から30点程度展示をします。

また、運営に当たり、巡回展を持続可能な取り組みにしていくために、施設管理者や作品を出展いただく福祉作業所のスタッフにもお手伝いいただくなど、各地域で主体的な運営をしていただく予定にしています。

スケジュールですが、明日のラベンダーパーク多可から1月31日のイオンモール伊丹昆陽までの12ヶ所での開催が決定されています。

県立施設だけではなく市や町、民間施設、地域の憩いの場など、様々な場所で開催をしていきます。本日発表させてもらった会場以外でも、調整がつけば、会場を追加できればと考えています。追加は県のホームページで案内します。

多くの皆様に会場に足を運んでいただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

私からは以上です。

質疑応答

記者:

この巡回展は、昨年に続いての実施になるのですか。また、公募展の入賞作品など具体的にどのような作品が見られるのか、ご紹介をお願いします。

 

知事:

昨年度に引き続き、開催しています。

障害をお持ちの方が、芸術として作った作品を発信する機会を拡充していく要望が、障害者芸術団体からも多く寄せられています。

今回は、回数も増やし、昨年よりも充実をしていくことを予定しています。

作品については、様々な内容で多岐に及んでいます。県庁の2号館のロビーにも展示している虎の絵は、障害お持ちの方が作っていただいたアートで、それ以外にも迫力があり、文化溢れるような、そんな作品をいろいろな方に楽しんでいただければと思っています。

 

記者:

元西播磨県民局長が亡くなったことを受けて、今日の午前、県職員労働組合から斎藤知事に対して、「知事として責任ある対応、そして知事として取り得る最大限の責任を取ってもらいたい」という申し入れがありました。

県職員労働組合の委員長は、申し入れの後の取材に対して、最大限の責任というのは辞職も含まれるという趣旨の発言をなさっていました。

事実上の辞職要請になると思いますが、それに対する知事の受け止めを聞かせてください。

 

知事:

改めまして、今回、元西播磨県民局長がお亡くなりになられたことにつきまして、心からお悔やみと、ご冥福をお祈りしたいと考えています。

そして、先ほどのご質問にございました、県職員労働組合からの申し入れですが、本日、中央執行委員長の土取さんの方から申し入れがあったと報告を受けています。

ハラスメントの防止、そして様々な対策について組合の方から申し入れがありました。

組合として、知事に責任ある対応を求めるということでした。組合の申し入れについては、大変重く受け止めています。

改めて、現下の状況になっていることについては、県職員の皆さん、そして県民の皆さんに対して大変申し訳なく思っています。

私としては、これから責任ある対応ということで、百条委員会や第三者機関における調査を通じて、文書問題についての対応をしっかりやっていくことが、まず大事だと考えています。

その上で、並行した形になると思いますがこれから時間はかかるかもしれませんが、職員の皆様との日々の業務、そして対話などを通じた信頼関係の再構築をこれから一歩ずつ進めていくことが大事だと考えています。

よりよい県政を進めていくための県政の立て直しをしていくことが、私にとっての責任だと思っていますので、その責任を果たすために、これからもしっかりと対応していきたいと考えています。

 

記者:

委員長は、文言としては責任ある対応ということですが、辞職も含めてという各社の質問に対してそれを否定しませんでした。

知事としては、最大限の責任というのは辞職というのではなく、県政を立て直していく、百条委員会の調査に応じることだとお考えでしょうか。

 

知事:

そうです。

県職員労働組合からの申し入れというものは、職員の皆さんを代表される立場でもあります。

その組合から、これから職員の皆さんの県政への信頼回復含めて、職員が安心して働ける職場環境を整備していくことも文言として書かれています。

これからやはり時間はかかるかもしれないですが、我々としてはそのような職場環境をよりよいものにしていくことに全力を挙げていきたいと考えています。

先ほど申し上げましたとおり、百条委員会や第三者機関への調査などもしていくことへの対応とともに、よりよい県政を進めていくために、職員の皆さんとの日々の業務や対話を通じた信頼関係の再構築に時間をかけて、一つ一つやらせてもらうことが大事だと思っています。

 

記者:

今回、知事としては、辞職要請だと受け止められなかったということでよろしいですか。

 

知事:

知事として責任ある対応ということですから、委員長の申し入れが終わった後に、コメントとしてされたというのは伺っています。

私としては、知事として責任ある対応をすることを求められており、先ほど述べさせていただいたとおり、県政を前に進めていくための最大限の努力をこれからしていくことが私にとっての責任にある対応だと考えています。

 

記者:

県職労は、職員約4000人が加入されていますが、職員さん約4000人の組織からの申し入れはかなり重いと思います。

そんな中で、県政を立て直して、職員の皆さんと信頼関係を築くことは、可能なのか、具体的にどうしていきたいのか伺います。

 

知事:

多くの職員の皆さんが加入されている県職員労働組合ですので、その組合からの申し入れがあったということは大変重く受け止めることが必要だと考えています。

改めて、現下の状況に至っていること、そして職員の皆様にもご心配のみならず、一定の業務における、これからの不安とか、そういったものを抱いている状況になってることは、大変申し訳ないと考えています。

これから時間はかかるかもしれないですが、職員の皆さんとの信頼関係を再構築していくことが大事だと思っています。

これは、この間含めて、一気に何か状況が変わるという手立てが、何か妙案があるというものではないかもしれないです。

日々の業務の中で、一日一日、私が向き合う業務の中で、改めて、信頼関係と感謝の気持ちを持ってやっていくことが大事だと思います。

また、私一人だけではなく、職員は数千人の皆さんがいます。これは出先機関を含めて、県庁全体に思いを共有させていただくことが大事ですので、幹部職員の皆さんにも、政策会議などを通じて、これまでも述べさせていただいていますが、何度も何度も、或いは私の思いを、改めて伝えさせていただいて、出先機関含めた県庁全体に伝わっていくようにしていきたいと思います。

それによって、私自身、知事が変わったということですね。という風に、改めて思ってもらうようにしていくことを、全力で尽くすべきだと考えています。

 

記者:

今日、申し入れ書を受け取られたのは片山副知事でした。受け取られた後、コメントとして、「責任ある対応というのが出処進退も含むものであれば、これは政治家として知事が判断されるべき、そして、知事に適切に伝えたい」と言われていました。

片山副知事とはこの申し入れについて、どのようなお話をされましたか。

 

知事:

申し入れを受けられた後に、報告に来られまして、こういう申し入れの内容を報告いただきました。

文言としては、責任ある対応を求めるというところで、これは県職員労働組合側も様々な思いがあることを報告いただきました。

私としては、それを受け止めまして、先ほど申し上げましたとおり、県政を立て直していくためにも、これから私自身が生まれ変わって、よりよい県政を進めていくために、職員の皆さんとの信頼関係の再構築をしていくことをやるべきだと。それが、私の大きな責任だと考えています。

 

記者:

知事ご自身の進退について、片山副知事とお話は何かあったのか、副知事からこうすべき、こうしたらいいんじゃないかというようなアドバイスはありませんか。

 

知事:

そこはございませんでした。

 

記者:

信頼関係を再構築するのに時間がかかるかとおっしゃっていますが、知事のどの対応が信頼関係を崩したとお考えでしょうか。

 

知事:

具体的なものが何かは、これからまた考えていかなければと思いますが、やはり、この間の文書問題に関して、私としては、毎日、その段階段階で先日もお伝えさせてもらったとおりベストかどうかは、後程、検証していかなければと思いますが、できるだけの判断と選択の中で、一つ一つの対応をしてきたつもりです。

ただ、状況として、本日、県職員労働組合の皆さんから、現在の状況として県政の中が、職員の皆さんも含めて、大変不安に思われている。そして、これからの職務に対する不安が広がっているということです。

その状況が招かれているということは、私自身も、心から、申し訳ないなと思っています。

そこも含めて、これから信頼関係の構築をしっかりやっていかなければないと考えています。

私の日々の業務の態度、職員の皆さんにかねてから何度も申し上げさせていただいていまして、感謝の気持ちと信頼関係、そして仕事を任せするという思いを持って、しっかりこれから仕事をしていくことが、やはり十分ではなかった面があるかと思います。

私がこれからしっかり反省をして、改めていかなければいけない面だと思いますから、そこから始めていくということです。

 

記者:

3ヶ月以上にわたる一連の文書問題を受けて、元西播磨県民局長が亡くなったことも踏まえて、本当に県庁の中では動揺が広がっていると思います。

その原因の一つとして、知事のご対応が挙がっていると思います。

何度も伺っていますが、この状況で、県政が変われると本当にお考えでしょうか。

 

知事:

文書問題発生以降、数ヶ月になっています。

本日の県職員労働組合からの申し入れも含めて、現在の状況になっていることは、改めて、県民の皆さん、そして職員の皆さんにも、ご不安を与えていることについては大変申し訳なく思っています。

私の責務としては、先ほど申し上げましたとおり、責任ある対応としてやるべきことは、時間はかかるかもしれませんが、一つ一つ職員の皆さんとの信頼関係を構築して、県政を立て直して、よりよい施策や事業をやっていくために、前に進めていくことが私の責任だと思っています。

それは、私が、全身全霊で時間をかけてやっていかなければならないことが責任だと考えています。

 

記者:

ご自身が辞任されるということはないということでしょうか。

 

知事:

私の責務としては、よりよい県政を進めていくために職員の皆さんとの信頼関係の再構築含めて、私自身がやはり生まれ変わって、県職員の皆さん、そして、県民の皆さんと共に、いい県政を進めていく環境づくりを全力で取り組んでいくことが、私に課せられた果たすべき役割だと考えています。

 

記者:

県の人事課や広報広聴課の方で、一連の問題を受けてかなりクレームがきている状況で職員の方の精神的負担は大きいと思います。

そのあたりの心のケアも含めて取り組まれていかれるということですが、一刻を争うことだと思います。

それについて、どのようにお考えでしょうか。

 

知事:

昨日から人事課等に多くの県民の皆様などからの声が来ていることは伺っています。

大変厳しいご指摘もあると伺っていまして、電話対応いただいている職員の皆さんにご負担をおかけしていることは、申し訳ないと考えています。

そのような職員の皆さんへのメンタルフォローが非常に大事だと思っていますので、百条委員会に今後出頭を求められる職員さんへのメンタルサポートもしっかりやっていきますが、それとともに、職員の皆さんの心の負担へのケアについて、外部のカウンセラーなどによる相談窓口を設置しています。

その周知徹底、場合によっては強化していくことによって電話対応などで負担が生じている職員の皆さんなどへの心のケアをしっかりとやっていきたいと考えています。

 

記者:

百条委員会で斎藤知事は疑惑をしっかりと説明するとお話されています。

パワハラアンケートなどを含めて7000人の方にアンケートがあり、回答するのにもかなりの負担があると思います。

百条委員会からも、県とも協力し合って職員の負担をなくしていきたいということですが、窓口以外に何かできることはないのでしょうか。

 

知事:

これから百条委員会によるアンケート調査があります。

出頭を求められる職員、そして、アンケートの回答を求められる職員にも大きな負担があると考えています。

既に知事からのメッセージで伝えさせていただいたとおり、アンケートに答えられた場合も含めて、不利益な対応はしないということ、そして心のケアをしっかりやっていくことをお伝えしています。

具体的な心のケアの内容をご説明させてもらいます。

議会からの申し入れもありましたが、我々としては、百条委員会が13日に設置が決まって以降、メンタルケアをするための準備を議会からの申し入れがある前から進めさせてもらったところです。

特に百条委員会の出頭、証言を求められた職員に対し、心理的な負担やプレッシャーに対する軽減対応、そしてメンタルサポートを行うことが大事で、これは相談窓口のみならず、面談または相談対応を行うことが大事だと考えています。

既に県職員の皆さんに対する相談窓口はいくつかありまして、庁内においては、健康の悩み相談ということで、臨床心理士等に電話や面接によって相談いただけることなど、3つの対応があります。

それに加えて、庁外でのカウンセリングを受けることがあります。

今回、百条委員会対応におけるメンタルサポートということで、出頭要請等があった全職員に対するものです。

実施時期としては、証言を求める前後の2回です。

1回につき数十分、面談の対応者は、精神科医や専門職の方のみならず、外部のカウンセラーといった民間のカウンセリング機関の臨床心理士の方にご対応いただくことを予定しています。

③の外部カウンセラーについては、本来は有償の負担が生じますが、今回は負担がないように、対応していきたいと考えています。

面談の内容は、例ですが、健康チェックや体調や生活リズムの変化、プレッシャーやストレスを感じていることについてのヒアリングなどを面談、そして場合によってはオンラインなどを通じてやっていきたいと思います。

百条委員会への出頭を求められた方を今中心に考えていますが、場合によってはアンケートを回答するにあたって、心の負担がある方にも対応できるかどうか、そして、平素から用意させてもらっている職員さん向けの相談窓口もしっかり周知させていただくことで、職員の皆さんへの心のケアをこれからしっかりやっていきたいと考えています。

 

記者:

メンタルサポートは、手続きとしては、証言日の前後にはなるのでしょうか。

 

知事:

証言を受けられる前に、精神的なプレッシャーを受けているケースがあります。

その場合に、まずはカウンセリングを受けていただいて不安なこととか、そういったことを1度面談していただくとして、証言が終わった後も精神的な負荷を感じられるケースがおそらくありますので、証言が終わった後にも受けていただくということで、2回やらせてもらうことを想定しています。

 

記者:

体制はでき上がっているという認識でよろしいですか。

 

知事:

外部の方に対応していただくことも含めて、体制ができ上がっています。

 

記者:

開設したということでいいのでしょうか。

 

知事:

そうです。

開設しています。日程調整は、すぐにできる状況になっています。

 

記者:

本日の申入書の中には、現場の業務遂行には大きな支障が生じているという指摘もありました。

具体例としては、県庁舎の再整備に関して、4割出勤にすることへの検討委員会がまだ開かれてないことも、委員長が挙げられていました。

この点に関しては、先週の記者会見ではあまり支障はないとご認識を示されていたかと思いますが、現在、改めてご認識を教えてください。

 

知事:

現場において、業務遂行に支障が生じているのであれば、大変申し訳ないと思います。

早く解決できるべく、様々な対応をしていく努力をしていきたいと考えています。

その中でも、ご指摘のあった県庁舎の再整備に関して、かねてよりお話させていただいていますとおり、元々の計画では、現在、事業費が高騰している中で、県財政への影響がありますので、一旦、立ち止まりました。

この判断は、私としてはやむを得なかったと考えています。

その上で、これまで4割出勤を目指して、モデルオフィスなどを行っていましたが、メリットがある反面で様々な課題があることも事実です。

若い世代の方にとっては、ワーク・ライフ・バランスが改善した一方、コミュニケーションが不足しているなどの不安も出てきていると承知しています。

先般の議会でも、各会派から様々なご意見をいただきました。

それを踏まえて、これまでの検証結果とともに、これから検討会を開いて、しっかり議論していくことで、どのような庁舎のあり方が望ましいかを、しっかり検討していきたいと考えています。

 

記者:

業務遂行にあたっての支障は、知事も現場をご覧になって、実際、目に見えて発生していると思いますか。

 

知事:

目に見えて発生していることは、私が現場を見たときには直接は感じなかったところはあります。

ただ、いろいろなアンケートをお伺いしている際に、職員の皆さんとのコミュニケーションなど、いろいろな課題が出てきていますので、そのようなところをどのように解決していくか。

その上で、庁舎のあり方は、財政的な問題にも関係しますので、災害時の対応も含めて、あるべき庁舎のあり方を早急に考えていくことが大事だと考えています。

 

記者:

今回、一連のいろいろな事象で悲しいことが起きていますが、職員との信頼関係や再構築という言葉が何回も出ています。

対話が非常に大事ではないかと思います。知事が就任された時も対話は大事にしたいと仰っていました。

その辺り改めていかがでしょうか。

 

知事:

職員の皆さんとの日々の業務の中での対話は、大変大事なことです。

信頼関係を構築する一番大きなポイントになります。

これまで、県民の皆さんとの対話の機会は、できるだけ多く作らせていただきました。

職員の皆さんとの対話も、もちろんできるだけ多く持たせていただくようにしています。

この3年間の中で、そこが十分だったかと言われると、十分ではなかった面もあると思います。

日々の業務を私はできるだけ効率的に行う主義ですので、レクチャーの時間をあまり長くしたくないという思いがありますので、報告を受けて自分自身が理解できるところについては、すぐに報告を「分かった」としてきましたが、今も既にそうしていますが、例えば、課長や担当の方の政策案に対する思いや、どうしてこういうことを考えたのかを、より丁寧に聞くことも、これから対話の中で心掛けていきたいと考えています。

 

記者:

前知事と違い、やり方も変わりますし、いろいろなところで、悪い言い方すれば顔色を伺う職員や幹部の方があったかもしれません。

そんな中で対話不足、お互いの距離を少し縮めるべきではなかったかなどが百条委員会や第三者機関の結果を待たずしても、分かることだと思います。

改めてそういうところは、明日からでもできることだと思いますが、どのようにお考えですか。

 

知事:

既に日々の業務の中では、自分なりに最大限努力をしています。

レクチャーについても、これまでもしてきましたが、より話を聞いていくことのみならず、感謝の気持ち、「ありがとう」など、そういった声かけも、より積極的にすることが、私の内面としては、もちろんそういう思いはありますが、それを職員の皆様に伝えていくことが、大事だと本当に思います。

それが対話の一つのきっかけだと思いますので、これからも心掛けていきたいと考えています。

 

記者:

申し入れの中に「責任ある対応を」とありましたが、辞職は意味していないと捉えていますか。

 

知事:

今日の職員労働組合からの申し入れは大変重いものだと思います。

今の状況に至っていることは本当に職員の皆さん含めて、県民の皆さんには大変申し訳なく思っています。

その上で責任ある対応ですが、私としては繰り返しになりますが、日々の業務の中で、県職員の皆さんとの対話や信頼関係を一つずつ積み重ねていくことで、信頼関係の再構築をしていくことが、県民の皆さんにとって一番大事である、よりよい県政を進めていくことに繋がると考えていますので、私自身が全力でこれからも果たしていくことが私の責任だと考えています。

 

記者:

辞職されるよりも、職員とのコミュニケーションを密にしていくことが、今、重要だと考えていますか。

 

知事:

3年間、懸命に私なりに仕事をさせていただきました。

最初の2年ほどはコロナ対応で、十分にコロナ対応以外の業務ができなかった面もあったかもしれないです。

職員の皆さんとのコミュニケーションもマスクをしたり、パーテーションを介してのところで、私の表情や思いが伝えられなかったかもしれないです。

大事なのは、日々の業務を通じた信頼関係をしっかり構築していくことが、これから私にとっての最大の責任だと考えています。

それをしっかりやらせていただくことが、私としては大事なことだと考えています。

 

記者:

都道府県の職員の組合が、知事に辞職を申し入れるのは、全国でも異例のことですが、ご自身の知事としての資質についてどのように感じているか教えてください。

 

知事:

県職員労働組合からの申し入れがあったことは、大変重く受け止めなければならないと考えています。

その中でも指摘あるとおり、職員の皆さんとの信頼関係含めて、これまで十分ではなかった面があったと思います。

私は真摯に受け止めることが大事で、私が先ほどから申し上げているとおり、一日一日の業務の中で、職員の皆さんとの対話、そして、感謝と信頼関係を持つことによって、それを声に出して伝えていくことが、本当に大事だと思います。

それを通じて、県政を前に進めて、立て直しをしていくことに全力で頑張っていくことが私の責務だと考えています。

 

記者:

文書問題の初動部分に関してお伺いします。

告発の文書が出てから半月程度で、知事は嘘八百だと厳しい指摘をされました。

今、当時の発言を振り返られてどのようにお考えでしょうか。

 

知事:

嘘八百という発言が、強い言い方だったことは、かねてより申し上げているとおり、反省をしなければならない点はあります。

内容について、私は文書に書かれている当事者として、自分がやっていないことを書かれていたり、核心的なところも含めて明らかに事実と違うことは、私から、6月に説明させていただいたとおりですが、当事者として、自分のやっていないこと、自分の思いとは異なることが書かれていたことから、あのような発言になりました。

表現として強かったことは真摯に反省をしたいと考えています。

 

記者:

発言に至るまでに何を根拠にされて、どのような調査をされた上で発言をされたのか、何度か説明されているかもしれませんが、お教えてください。

 

知事:

一つ一つ、今、説明する時間があるのかどうかもありますが、私が文書問題について6月20日の定例会見の場で説明しております。

例えば、一番上の項目ですと、五百旗頭眞先生が亡くなったことですが、関係する外郭団体の人事異動等から起因して、そういった事態になったと指摘がありましたが、事実ではないと説明をさせていただきました。

 

記者:

現在の状況でも、文書は嘘八百だと言い切られるのか、それとも違うのか、どのようにお考えですか。

 

知事:

これから百条委員会や第三者機関、現在、公益通報の手続きも進められていますので、内容については、調査がしっかりされると認識していますが、私としては事実ではないところが、一つ一つの項目に核心的なところで含まれていたという思いは、6月20日の会見でも一つ一つの項目について申し上げさせていただいたとおりです。

 

記者:

元西播磨県民局長からの文書はいわゆる公益通報ではない、普通の文書でしたが、4月4日に公益通報になり、その段階では既に県の人事課の調査は始まってはいました。

文書が公益通報になった段階で、一旦、人事課の調査を立ち止まるという方法も、結果論ですが、あったのではないか。

そうしていれば、元西播磨県民局長が亡くなられた事態を招かなかったと私は思います。

改めてその部分について知事はなぜそうしたのか、問題はなかったと今も考えているのか、そこについて教えてください。

 

知事:

改めて元西播磨県民局長が亡くなられたことは、大変私自身もショックで心からお悔やみを申し上げたいと思っています。

長年、県政にご尽力いただいた方ですので、大変残念です。

この間の対応については、人事課による内部調査を含めて、一つ一つ私自身も人事課など含めて対応してきましたので、対応については適切であったと考えています。

 

記者:

その都度対応して、その時は良かったと思って対応されたとのことですが、結果としてこういう状況になってしまった、今、振り返ってみて、公益通報が出た段階で、人事課の調査を一旦待って、内部通報に切り替える方法はあったのではないかとは思っておらず、今もその当時の判断が正しかったと思っていますか。

 

知事:

亡くなられたことは本当に大変残念でお悔やみを申し上げたいと思っています。

当時の対応については、公益通報の前に出た文書については、公益通報ではない文書でしたので、当時の対応として適切だったと私は考えています。

 

記者:

2日前の囲み取材の件でお伺いします。

元西播磨県民局長がどうして亡くなられたかは誰にもわかりませんが、その原因の一つとして知事は証人喚問で立つにあたって、心理的負担があったのではないかと発言されました。

それはいわゆる証人として立つことが心理的負担であったのか、あるいは県にも元西播磨県民局長から弁護士を通じてプライバシーに配慮して欲しいという旨の依頼が出ていたと思います。

その点で心理的負担があったと思われているのか、その両方なのか知事としてはどのようにお考えですか。

 

知事:

改めてお悔やみを申し上げたいと思います。

百条委員会への対応など心理的な負担、そしてプレッシャーがあったと推察されます。

どのようなものが負担だったかということは、ご本人が説明していただければ、聞くことができたかもしれないですが、大変残念ですが、お亡くなりになられているので、詳細が、今は本当に残念ですが、お伺いできません。

我々も百条委員会(への出頭を)求められる職員の皆さんへの心理的サポートについては先ほど説明させていただいたとおり、外部のカウンセラーなどによる準備もしており、ご本人にも日程調整含めて、7月5日には接触して、面談の日時の調整を進めていたと伺っています。

面談が結果的に間に合わなかったことは残念だと思っています。

どのような心理的な負担があったかは、現時点では分からないと思います。

 

記者:

百条委員会からは、元西播磨県民局長の懲戒処分に関する文書一式を百条委員会に提出するように求められていたと思います。

一方で、元西播磨県民局長からは、提出文書についてプライバシーに配慮して欲しいと申し入れがあった中で、全部出してほしいという人と、配慮してほしいという人の両方の意見がある中で、最終的に落としどころをどのようにするお考えだったか教えてください。

 

知事:

百条委員会については、議会側がどのような資料の提出や段取りをするか含めて、整理しながら対応をされていたと認識しています。

それが、当局側にも要請があったということですが、私自身も当事者になりますので、そういったやりとりがどういうことをされたかは、承知をしていないというのが事実です。

 

記者:

職員との信頼関係をいかに再構築していくかをすごく強調されていると思います。

その信頼関係のところで、「どの対応で信頼関係が壊れたのか」という先ほどの質問に対して、「具体的なものはこれから考えていかないといけない」という回答でした。

何が信頼関係を崩したか分からない状況の中で、どのように信頼関係を再構築されていくのでしょうか。

 

知事:

今日、県職員労働組合から申し入れがあったとおり、現在、文書問題が発覚後、第三者機関の設置の方針決定、百条委員会の設置を含め、様々な動きがこの間ございました。

その過程とともに、先日、元西播磨県民局長が亡くなられるという大変痛ましいことも起きましたので、職員の皆さんにとっても本当に大きなショックと、私自身もいまだに大変ショックで、胸が裂けそうな思いを持つ時もずっと続いているんですが、同僚として働いてこられた方がお亡くなりになられたことは本当に、職員の皆さんにとっても強い心理的な負担になっていると思います。

そこが全体として、知事と職員の皆さんとの信頼関係が大丈夫なのかという、おそらくご指摘だと思います。

それは元をたどっていけば、先ほど私が申し上げたとおり、私と職員のコミュニケーションが不足していたという指摘、これは私自身も真摯に反省しなければならないと思っています。それからまずは始めることが大事だと考えています。

一気に状況を変えるような手立て、妙案はないと考えています。

大事なのは、日々の業務の中で、信頼関係の再構築に向けて、私だけでは不足するところもありますので、幹部職員にも可能であれば協力をもらいながら、県庁全体、これは出先機関も含めて、斎藤知事が変わったと思ってもらう、そして、一緒に仕事していくことがいいと感じてもらえるように、努力していくことが大事だと思っています。

 

記者:

先日、元西播磨県民局長がお亡くなりになり、知事に囲み取材に応じていただきました。

その中で、様々なご指摘やご批判もあることをおっしゃっていましたが、知事の耳に、県民や議会からどういった指摘や批判が具体的にありますか。

 

知事:

この間、様々な行事、イベントなどに出る際、知人や友人からも、いろんなご指摘やメッセージをいただきました。

もちろん、頑張って県政を引き続きやって欲しい。3年前の選挙において、大きなご負託をいただいた立場ですから、頑張って欲しいというご指摘もありました。

一方で、知事自身も、コロナで大変だったということ、そして、県政をより良くしていきたいという思いを持っていることは分かるが、職員の皆さんとのコミュニケーション含めて、信頼することを、より真摯に、謙虚に対応することが大事だという旨のご指摘もいただきました。

 

記者:

少し前の知事会見の中でも、ご指摘やご批判にはどのようなものがありますか、という質問に対して、先ほどと同じようなご答弁だったと思います。

元西播磨県民局長が亡くなったことに対する囲みでおっしゃっていたご指摘やご批判というのは、亡くなったことに対することではなく、これまでの中での一部ということでしょうか。

 

知事:

文書問題が発生して以来、様々なご指摘をいただいていた、ということを申し上げました。

 

記者:

今日の県職員労働組合側の申し入れの際にも、中央執行委員長が、県民から様々なクレームやご批判を若手の職員が受けており、職員に対しても、相当、心労をかけているような趣旨の発言がありました。

少なからず県民は、今回、元西播磨県民局長が亡くなったことも踏まえ、本当に大丈夫なのかを注目していると思います。そういった県民に対して、どういったところで説明責任を果たすことを知事は考えられていますか。

 

知事:

今日、県職員労働組合から申し入れをいただきました。大変重い申し入れだったと重く受け止めています。

現下の状況に至っていることに、職員、県民の皆さんにも、改めて大変申し訳ないと思っています。

その上で、組合の委員長からもありましたとおり、職員への様々な負担が生じているということでしたので、私自身も大変申し訳ないと思っています。

心理的な負担のメンタルケアも含めて、職員の皆さんへのフォローをこれからしっかりとやっていくことがまず大事だと思います。

それとともに、県民の皆さんに対して、これから斎藤県政が、私自身が生まれ変わったと思ってもらえるように、まずは職員との信頼関係の構築をしていく、その上で、よりよい県政を実現していく。

それとともに、県民の皆さんともあらゆる機会を通じて、姿を示させていただくことで、県民の皆さんへの説明責任、斎藤県政が変わったことをお示しできるように、最大限努力していきたいと考えています。

 

記者:

県職員労働組合の申し入れの中で、元西播磨県民局長が亡くなってしまったことによって職員が守られなかったことが、その申し入れの契機になったという話がありました。

知事は、元西播磨県民局長が死亡したこと自体に対するご自身の責任をどのように考えていますか。

 

知事:

改めて、元西播磨県民局長が亡くなられたことに対して、心からお悔やみを申し上げます。

やはり、大変大きなショックを今も感じています。長年県政にご尽力いただいた方ですので、大変残念です。

百条委員会などへの対応への大きな心理的なご負担、プレッシャーがあったものと推察しています。

我々も、先ほど説明したとおり、百条委員会への出頭を求められる職員への心理的なケア、これは外部のカウンセラーによる対応も、百条委員会の設置が決まってから準備を進めており、体制が整って、これから本人と日程調整を、まさに7月5日から進めようとしていた矢先でしたので、大変残念だと思っています。

そういった意味で、これから百条委員会に出頭する職員のみならず、それ以外の職員への心理的なフォローアップ、外部カウンセラーになどによる対応もしっかりとやっていきたいと思います。

その上で私の責任としては、時間がかかるかもしれませんが、県政を立て直していくこと。そして、日々の業務をしっかり前に進めていくことが、大事な責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

お伺いしたかったのは、その職員が守られなかったという認識に対するご自身の責任をどのように考えられてるかという、もうちょっと狭めた形で答えていただきたいのですが。

 

知事:

我々も、先ほど申し上げましたとおり、百条委員会に出頭を求められる職員への精神的な負担軽減、メンタルサポートのための外部カウンセラー等によるメンタルフォローの仕組みを、既に準備していたところでした。

その中で、7月5日に接触を試みて、日程調整を進めるところだったので、面接ができなかったことは大変残念だと思っています。

 

記者:

今回、百条委員会の設置が決まり、そこで尋問に応じるという流れが決まったのは直近のことですが、そもそも、今回の文書問題が出てからの対応を、おそらく県職員たちも疑問視していたのだと思いますが、それについてはいかがですか。

 

知事:

様々なご指摘、ご批判は承知していますし、それは真摯に受け止めることが大事だと思っています。

また、職員の方が亡くなられたことは、大変お悔やみを申し上げたいと思っています。

その上で、今回の文書問題が出てきてからの対応については、私としては、人事課の内部調査を含めて、一つ一つの場面、そして局面で、対応を積み重ねてきたと考えています。

 

記者:

先ほどの申し入れの際に、県職員労働組合と知事の間のコミュニケーションが、今の斎藤知事になってからは無くなってしまったという認識の中で文書問題が出てきたと伺いました。

組合とのコミュニケーションに関しては、知事の見解はいかがでしょうか。

 

知事:

コミュニケーション不足だと県職員労働組合の皆さんにも認識されていたとすれば、それは反省しなければならないと考えています。

結果としては、組合の皆さんとの面会をする機会がなかったということです。

これから直接面会をする機会などもしっかり検討していきたいと考えています。

 

記者:

知事ご自身も指摘を真摯に受け止めるとお話されているように、責任の一端はあるのかとも思いますが、例えば、ご自身の報酬返上だったり、何か責任の取り方として考えられていることなどはありますか。

 

知事:

元西播磨県民局長が亡くなられたことは大変ショックで、今も心を痛めています。

今日も県職員労働組合から申し入れを受け、やはり、職員の皆さんにも大変心配をかけているということです。

また、県民の皆さんにも同じご心配をおかけしてることは、大変申し訳ないと思っています。

これから百条委員会、第三者機関による調査なりが進められていきます。

そこを一つ一つ丁寧に対応することが、まずは一つの責任の果たし方だと思っています。

その上で、先ほど申し上げましたとおり、大きな県政の立て直し、前に進めていくことのために、日々の業務を一つ一つ積み重ねていくことで、責任を果たしていくことが、私の大きな責任の果たし方だと今は認識しています。

 

記者:

昨日ですが、元々、予定されていた行事への出席が取り止めになりましたが、その理由を教えてください。

 

知事:

公務の都合で調整させていただいたという面もありますが、やはり、前日に会見をしたこともあり、そこは全体的にそういった判断をしたということです。

 

記者:

それは元西播磨県民局長がお亡くなりになって間もないことを受けて、でしょうか。

 

知事:

そうですね。前日に会見をした中で、その翌日でしたので、そこは他の公務との対応も含めて、全体として判断をしました。

 

記者:

差し支えなければ、他の公務というのは。

 

知事:

庁内での重要施策の打ち合わせなどです。

 

記者:

それは元西播磨県民局長の関係するようなお話なのか、重要政策の話であったら、もともと予定されていた3件の行事をキャンセルしてまで、重要な問題の話し合いだったのかという疑問を持つのですが。

 

知事:

県政の施策に関する打ち合わせなどです。

ただ、そのことも含めて、全体として判断したというのが、正直なところです。

 

記者:

元西播磨県民局長がお亡くなりになった件でお伺いします。

取材の中で、百条委員会の理事会で、一部の委員が元西播磨県民局長の公用パソコンにあった私的文書について、資料を提供するように要求しており、その中で、プライバシーに配慮して欲しいという話があったと思います。そこで思い悩まれていたところがあったのかと思います。

この状況に至ったのが、振り返ればですが、この3ヶ月以上、知事の説明が不十分な中で、県民、県議会も含めて、皆さんがなかなか納得できない中で百条委員会が設けられて、それが結果として、政争の具となって結果的に職員が1人亡くなっています。

つまり、知事の対応に問題があった結果、職員が1人お亡くなりになったということだと思いますが、職員が1人死に至ったという、この非常に重い結果責任として、ここは辞任をすべきではないかと思いますが、そこはどう捉えておられますか。

 

知事:

改めて、元西播磨県民局長がお亡くなりになられたということは、心からお悔やみを申し上げたいと思います。

私自身も大変ショックです。長年県政に尽力していただいた方だけに大変残念です。

この間、文書問題が発覚してから、内部調査含めて、対応を一つ一つさせていただきました。これ自体は、いろいろなご指摘があり、それは受け止めますが、私自身は適切に対応してきたと思っています。

今回、元西播磨県民局長が亡くなられたことは大変心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、本当に私自身も、今でもショックだということです。

委員会対応への心理的なプレッシャーなどがあったと推察されますが、我々も先ほど申し上げましたとおり、参加を求められる職員へのカウンセリングなど、外部も含めて準備をしていたので、受けていただけなかったことは、大変残念だと思っています。

今後の責任ですが、それは今日、県職員労働組合からの責任ある対応をと申し入れを受け、私自身は、県政の立て直し、そして、日々の業務をしっかり遂行し、県政運営を一歩一歩進めていくことが、自分自身の責任の果たし方だと思っていますので、そこは時間がかかるかもしれないですがしっかりとやっていきたいと考えています。

 

記者:

知事のこの3ヶ月以上の一連の問題に対する説明が、正直なところ不十分だと県民や県議会から受け止められてたのは事実だと思います。

知事の説明が後手後手になってしまった結果として、職員が1人亡くなってしまった。そのことについては、お認めになりますか。

 

知事:

元西播磨県民局長が亡くなられたことは本当にショックで残念だと考えています。

私自身は、先ほどから繰り返しになり申し訳ないですが、文書発覚後、内部調査含めて、一つ一つの対応をやってきたという思いです。これは、様々な関係者にもご尽力いただきやってきました。

6月20日には自分自身で説明もするなど、一連の対応を、一歩一歩積み重ねてきたという認識でいます。

その上で、私自身の責任の果たし方としては、繰り返しになりますが、今回、元西播磨県民局長が亡くなられたことは大変残念で心苦しい、私も今も、胸が張り裂けそうな思いでいますが、県政を前に進めていくことが、そして、信頼関係の回復を職員の皆さんと共にしていくことで、県政を前に進めていくことが私の責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

繰り返しのご説明はもう大丈夫です。

重ねて恐縮ですが、今私がお尋ねしたいのは、知事の一連のこの3ヶ月以上の対応が、結果として、職員が1人お亡くなりになるという結果を引き起こしているのではないかと、私はそう思っています。

知事は、ご自身のこの後手後手の対応、説明がなかなか不十分だと指摘される中で、それが3ヶ月以上続いた結果、職員が1人死ぬということに至った。

そのことについて、お認めになるのかならないのかをお尋ねします。

 

知事:

繰り返しになってしまいますが、やはり亡くなられたことは大変ショックだと、そして心を痛めています。

文書問題発覚後、一つ一つのプロセスを私としては積み重ねてきたと思っています。

これからの責任の果たし方については、繰り返しになって申し訳ないですが、今回の件は本当に大変ショックではありますが、県政を一つ一つ立て直していくことが、私自身の責任の果たし方、県民の皆さんへの責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

今のご説明は一旦それで置かせていただきますが、辞任せずに、今後、県政を前に進めていく責任のとり方で、十分に県民に理解してもらえるとお考えでしょうか。

 

知事:

十分かどうかは、これからの私の日々の業務含めた、県政への対峙の仕方だと思います。

この間で、多くの県民の皆さんに、県政に対する不安、ご心配をおかけしたことは、本当に申し訳ないと思っています。

その上で、これから私自身が、職員との信頼関係の再構築含めて、一つ一つ県政を前に進めていくことによって、県民の皆さんに理解をしてもらえるように、努力を最大限やっていくことが、私に課せられた責任だと考えています。

 

記者:

知事が選挙で県民の負託を受けたのは、3年前だと思います。今、様々な疑惑のある知事に対して負託をするのかどうかという声もあります。

辞職されて、出直し選挙で民意を問うなどのお考えもないということでしょうか。改めて、民意を問うことはないのでしょうか。

 

知事:

3年前に大きなご負託を受けました。

県政をやはり変えて欲しいという思いです。

そして、コロナ禍で1、2年本当に大変でしたが、なかなか思うようにいかなかったこともありましたが、やはりこの間、様々な施策について全力で私自身も取り組んできたところです。

この間の文書問題によって、県民の皆さんに大きな県政へのご不安、ご心配をおかけしてることは大変申し訳ないと思っていますが、やはり私としては、きちっと目の前の仕事を積み重ねていくことによって、ご負託いただいた県民の皆さんへの責任を果たしていくことが大事だと考えています。

 

記者:

改めて民意を問われることはされないということでしょうか。

 

知事:

私がすべきことはやはり県政をこれは先ほども言いましたが、一気に変えるような手立てははないと思います。

やはり時間をかけて、一つ一つの日々の施策や仕事をやらせていただくことが大事だと思います。

それによって、県民の皆さんに対して、県政が変わったと言いいますか、斎藤知事自身も変わったということをお示ししながら、そのような姿をお示しさせていただくことが私の責任だと考えています。

 

記者:

元西播磨県民局長の件に関して、まずは何よりも告発した職員の方の命を守ることが何よりも大切だったと思いますが、そこについてはどのようにお考えですか。

 

知事:

改めて、元西播磨県民局長が亡くなられたことは、本当に心からお悔やみを申し上げたいと思っています。

私も本当にショックです。まだ本当に辛い気持ちでいます。

百条委員会等への対応で、大きな心理的なプレッシャー負担を受けられたと推察されます。

先ほどもご説明しましたが、私どもとしては、百条委員会に出頭される方、職員などへの心理的フォローについて、外部カウンセラーの面談も含めた仕組みをもう作らせていただいて、面談の日にちの調整もさせていただこうとしていた矢先でしたので、大変残念だと考えています。

 

記者:

百条委員会に出頭することが負担だったことも一つ考えられますが、これまでの百条委員会が設置されるまでの間も、このようなメンタルケアや告発した方を守ろうという意識はなかったのでしょうか。

 

知事:

そのような思いは、私のみならず、職員局も持っていたと思います。

そこが先ほど申し上げました、職員の皆さんへの心の悩みなどの相談体制はありましたので、そのようなところへのご案内などは、やらせていただくことが必要であったと思いますが、この間の対応について、特に百条委員会への出頭についての心理的な負担があったと推察されますが、そのようなことも含めて、外部カウンセラー等による面談の準備をしていた矢先でしたので、結果として受けていただけなかったことも含めて、大変残念だと思っています。

 

記者:

百条委員会に出頭される職員の方へのメンタルケアをこれからやっていかれるということなのですが、職員の方は、具体的にどのようなところに負担を感じると思いますか。

 

知事:

百条委員会は、大変強い調査機関ですので、確か、偽証などをすると罰則もあるということですので、やはり職員の皆さんにとっては、そのような舞台に出頭されることが、心理的なプレッシャーになると思っています。

議会で6月13日に議決して設置されたことで、これから出頭要請があった職員の方には、この証言日前後での面会をさせていただくということ、そしてそれでも十分でなければ、職員の相談窓口もありますので、そういったところへも、繋いでいくことをやらせていただきたいと思っています。

 

記者:

今回、調査する文書の中には、知事の疑惑や幹部職員の皆さんの疑惑が書かれています。

それについて証言することが負担になるとは思わないですか。

雇用主である知事の疑惑について説明をすることは負担になると思わないですか。

 

知事:

文書に記載のあった方含めて関係者の方が百条委員会に証言を求めることは、一定の負担、心理的な負担になると考えています。

 

記者:

これまで知事は、職員の方がパワハラと感じられるようなことも、業務上で必要な範囲内の指導だったという認識を示されています。

今後、信頼関係の再構築をする中でもそのような指導への認識は変わらないでしょうか。

 

知事:

私がこの間の業務の中で、行ってきたことなどについて、様々な指摘があります。

これから、百条委員会や第三者機関の中での調査、公益通報の中でも、現在調査が進められているところですので、そこでしっかり調査していただくことになろうかと思っています。

かねてより、業務上の必要な範囲で指導等をさせていただきました。

これからは、よりコミュニケーションと前から申し上げましたが、感謝の気持ちと信頼関係を構築していくことの意識を、私自身もこれからより、持って、業務に対応していくことが大事だと思っています。

 

記者:

今後も同様の指導は行われますか。

 

知事:

同様というのがどういう同様かがありますが、やはり、職員の皆さんと、しっかり、コミュニケーションをしていく。そして、より話をお伺いして、対話を積み重ねながら、よりよいものを作っていくことが大事だと考えています。

 

記者:

百条委員会や第三者機関で、改めて文書の内容が事実と分かったり、知事の説明とは違うことが判明した場合に、元西播磨県民局長の名誉の回復はどのように回復されるのか。

知事は公務員として失格ということも、3月の会見でおっしゃられていましたが、その名誉の回復はどのように取られますか。

 

知事:

元西播磨県民局長が亡くなられたことは大変残念で、心からお悔やみを申し上げたいと思っています。

文書の内容については、私の方から、先般6月20日に一定説明をさせていただきました。

これから公益通報の調査結果、そして、第三者機関や百条委員会などが、進められていきますので、現時点ではその調査にしっかり対応していくことが大事だと考えています。

 

記者:

先週、原田産業労働部長への任意聴取についてお伺いした際に、まだ確認は取られていないということでしたが、現時点で確認を取られたのでしょうか。

 

知事:

まずは報告等が来ていません。

確認をするようにしましたが、現時点では、そのような事実があったことが確認はできていないというのが状況です。

 

記者:

本人には確認したが、実際、やられていたかどうかは確認できていないということですか。

 

知事:

そうですね。

本人にも確認をするようにしましたが、現時点ではそのようなことがあったかどうかについては、確認が取れていないということです。

 

記者:

端的にお答えいただければありがたいのですが、結論、辞職については現状、考えられていないと理解してもよろしいのでしょうか。

 

知事:

私自身が、現下の状況になっていることは、県民の皆さんに大変申し訳ないと思っています。

これから時間はかかるかもしれないですが、日々の業務を通じた皆さんとの信頼関係の構築、そして、県政を一つ一つ前に進めていくことが、私の責任だと考えています。

 

記者:

考えているか考えていないかでいうと考えていないという理解でよろしかったですか。

 

知事:

日々の業務をしっかりやっていくことが、繰り返しになりますが、私の責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

その部分は考えておられないとこちらも理解しました。

もう1点ですが、県職員労働組合の申し入れに対しては、これまで職員との信頼関係を再構築したいとありましたが、本日の組合の申し入れからは辞職を求められているという認識はされていないということで、よろしかったでしょうか。

 

知事:

県職員労働組合の方からは責任ある対応を求めるということでした。

私なりに、その後の取材で委員長が一定言及されたことは承知しています。

私としての責任ある対応の仕方は、日々の業務を一つ一つ積み重ねていくことによって、信頼回復、そして、県政を前に進めていくことが大事な責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

知事の中では最大限の責任ある対応は、辞職ではないとの認識で現状いらっしゃるということでよろしかったでしょうか。

 

知事:

日々の業務を一つ一つ行って、県政を前に進めていくことが、責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

県職員労働組合の申し入れで、委員長から先日の知事から全職員向けにメッセージは、納得した職員は誰一人いないのではないか、知事のメッセージが響いていないとおっしゃっていました。

具体的に7月1日の動画や5日にもメッセージを発していますが、そもそも職員側との信頼関係自体が既に崩壊しているように、委員長の言葉から感じたのですが、このような状況の中で、県の業務が真っ当にできるのかということについてはどのようにお考えでしょうか。

 

知事:

県職員労働組合の委員長を含めた申し入れについては、大変重く受け止めます。

改めて、職員の皆さんにご心配、不安を与えていることは大変申し訳ないと思っています。

私なりにこの間、7月1日に職員の皆さんへのメッセージを発出させていただきました。

その他にも、政策会議などにおいて、自分の思いを伝えさせていただきました。

やはり、感謝と信頼関係を再構築していきたいという思いです。

それはまだまだ十分ではないというご指摘はしっかり受け止めなければいけないと思っています。

一気に何か状況を変えるような手立てはないと思っています。

委員長のご指摘は真摯に受け止めて、これから私自身が、私だけではなく幹部職員とも一緒になって、職員の方との信頼関係を構築していく努力を更にしていくとことが、私にとっての大きな責任だと考えています。

 

記者:

一気に状況を変える手立てはなく、長い時間をかけてでも信頼関係の回復に努めていくということだと思いますが、影響を受けるのは、県民だと思います。

県政停滞に対する知事の責任はどのようにお考えでしょうか。

 

知事:

様々なご指摘やご批判は、私自身も真摯に受け止めたいと思っています。

県政については、日々の業務、内容は、本日も打ち合わせなどをしっかりやりましたし、例えば、万博のフィールドパビリオンの取り組みであったり、昨日も不妊治療の検討会の今年度の第1回を開催しました。

今日も障害者芸術作品巡回展の開催を発表しましたが、一つ一つの県の業務は、職員の皆さんが本当にこの間頑張っていただいてますし、しっかり前に進めていただいていますので、停滞にはなっていないと言いますか、ならないようにこれからもしていきたいと考えています。

 

記者:

委員長から会見等で、知事自身がパワハラを認めていないことに対して、県職員労働組合としては、パワハラ一掃というのを5月に申し入れをしており、知事会見での発言では、業務上必要な範囲内であれば大きな声を出してのいい、衆目の前で職員を叱るといった言動は認められるという誤ったメッセージに繋がっているのではないかというような懸念がありました。

そのことに関しては、どのようにお考えでしょうか。

 

知事:

委員長のご指摘は、ご批判も含めて、真摯に受け止めなければいけないと思っています。

具体的な私の業務に関する内容については、これから百条委員会や第三者機関、公益通報の中で、調査などがされていくと考えています。

一方で先ほどの質問にも答えましたが、感謝の気持ちと任せるということをもって、これからよりコミュニケーションを密にして、仕事をさせていただくことが、大事であると考えています。

 

記者:

業務上必要な範囲内であれば、厳しい指導は必要なんだという認識については変わりないということですか。

 

知事:

ハラスメントに関しては、一つ一つの事案について、内容がしっかり調査なりされて、これがどうだったのかが決まっていく、評価の世界だと思います。

これから公益通報や第三者機関、百条委員会などを通じて、調査されていきます。

一方で、私自身はこれから先ほどから繰り返しになりますが、より業務の遂行にあたって、感謝の気持ちと任せる、そして、コミュニケーションを密にするという思いを持って、これから職員の皆さんと共に、業務をしっかりやっていきたいと思います。

ハラスメントについては、先日、研修も受けさせていただきましたが、事業主として、様々な機会でハラスメントの内容についての啓発、更には、相談窓口の設置強化が大事なポイントだと思っていますので、しっかり対応していきたいと考えています。

 

記者:

先ほどから何度か生まれ変わるとおっしゃっていたかと思います。

そのような姿を見せていくんだと、具体的にはどのような姿を見せていこうと考えていますか。

 

知事:

先ほどから申し上げていますとおり、一挙に何かこの信頼関係含めて、変えていくような手立てはないと思っています。

大事なのは、日々の業務で、私自身が職員の皆さんと信頼関係の構築をしていくことが大事だと思っています。

そのような中で、先ほどご説明しましたが、しっかり、お話を聞くことをよりさせていただく、そして、言葉としてお礼と感謝の気持ちを「ありがとう」や「御苦労様」、「いい内容だった」ということを言葉として、より丁寧に具体的に、伝えていくことを心掛けていくことが大事だと考えています。

 

記者:

3月の会見で「嘘八百」と合わせて、「公務員失格」という言葉も使っていたかと思います

「公務員失格」という発言に関して、元西播磨県民局長が30年以上役所で働いてきたことに対して、このような発言をされたことにとてもショックを受けていたということを、本人の知り合いの方からも聞いています。

結果的に言い過ぎてしまって反省しているという言葉もあったかと思いますが、撤回自体はされていない認識でよろしいでしょうか。

 

知事:

その発言ともう一つの発言については、私も当事者として、事実でないということが文書に明らかに書かれていたという思い、そして、それをなぜそのようなことをされたのかという思いが強かったので、あのような表現をさせていただきましたが、言い方が本当に強かったという点については、反省をしたいと考えています。

 

記者:

撤回はしないということですか。

 

知事:

言い方が本当に強かったという点は、しっかり反省したいと考えています。

 

記者:

先日の囲み取材で、ご本人のご家族への対応について、今後、検討していくというお話だったかと思いますが、現状どうなっているか、お伺いしてもいいでしょうか。

 

知事:

まずは、改めて、お悔やみと哀悼の意を表させていただきたいと思っています。

ご家族(への対応)についても、現在は気持ちの面でも、大変お辛い状況だと思いますので、具体的に私がどのタイミングでどうするかということはお相手の(こと)もありますので、具体的に今の段階でどうするかということは、まだ申し上げられないというところです。

 

記者:

知事としては弔問に行きたいという思いはあるのでしょうか。

 

知事:

お悔やみと感謝の気持ち、これまでの長年の県政へのご尽力についてお伝えしたいという思いがあります。

ただ、それをどのような形でお伝えするのかは、お相手のこともありますので、本当に今おそらく、大変お辛い状況ですので、それは、お相手の状況など踏まえながら、どのような形でお伝えできるのかがありますが、まず私としてはそのような思いを持たせていただいていることは、この場での表明にもなりますが、持っていることは、示させていただきたいと考えています。

 

記者:

知事は以前から職員の方との信頼関係を回復して県政を前に進めたいとおっしゃっていて、元西播磨県民局長が亡くなった後の8日(月曜日)もそのようにおっしゃっていた上での、本日の県職員労働組合からの最大限の責任をという申し入れだったと思います。

そのようなことがあっても、知事の中では、辞職はせずに県政を前に進めるという考えにお変わりはないですか。

 

知事:

今日の県職員労働組合からの申し入れは大変重いものだと受け止めています。

今の状況に至ってることは改めて職員の皆さんにも申し訳ないと思っています。

この間も信頼関係の構築に向けた努力はして参りました。

先ほども申し上げましたとおり、コロナ禍で様々な対応の制約やコミュニケーションの制約があった中で、私なりに全力で仕事をしてきたこともありますが、そこのコミュニケーションが不足していたという面は、反省しなければいけないと考えています。

一気に何かを変える手立てはないですので、これは時間をかけて、日々の業務を一つ一つやらせていただく中で、職員の皆さんに感謝やお礼を言葉として伝えていくことで、一緒に仕事をやっていくこと、これは本庁職員のみならず、出先機関の方も含めて、同じ思いを共有していくための対応が、これから時間をかけて、私自身が全身全霊でやらせていただくことが、日々の業務の中で大事だと考えています。

 

記者:

これまでの期間の間に1度も辞職を考えたことはなかったですか。

 

知事:

現在の状況になっていることは、県民の皆さんにも大変申し訳なく思っています。

私の対応としては、職員の皆さんとの信頼関係の構築含めて、県政を前に進めていくために、一つ一つの業務をしていくこと、そしてよりよい県政にしていくことが、私の最大の責任の果たし方だと考えています。

 

記者:

文書問題のハラスメントに関して、先週、知事から厚生労働省のハラスメントに関する研修動画を視聴し、先週の段階ではもっと感謝の気持ち、言葉を発することが大事だと感じたとおっしゃっていました。

知事がどの動画を見られたのかまで具体的には把握していませんが、例えば、ハラスメントに関する動画であれば、例えば、今回文書に書かれているような「知事が怒鳴った」や「机を叩いた」などは、動画の中でもそういうことはしてはいけませんと言われていると想像していますが、そのような動画を見て、知事ご自身としては反省すべき点は何かなかったのか教えてください。

 

知事:

厚生労働省の研修動画をオンデマンドで受講しました。

事業主向けのものと個別具体の事例のものを見させていただきました。

その中で大きかったのは、事業主である立場として、ハラスメントについての相談窓口、啓発、ここをしっかり事業主としてやっていくことが大事だということです。

事業主なので、従業員の皆さんとのコミュニケーション含めた密なやりとりを普段からしていくことが風通しの良い職場づくりになるということが本当によく分かりました。

それを、私は、これから自分自身も含めてしっかりやっていくことが大事だと思います。

そして、具体的なハラスメントの内容については、弁護士の方がご説明をしていただいたのですが、内容の背景やどのような経緯でしたのかなど、(ハラスメント問題については、)そのようなところを一つ一つ調査していくことがポイントだとお示しいただいていました。

特にその上で私が大事だと思ったのは、事業主として、ハラスメントのない職場づくりに向けて全力で取り組んでいくこと、そしてその中で大事なのは、一つ一つのハラスメントに対する内容がこういうところを注意すべきだというところのみならず、事業主としては職員の皆さんや職員さん同士で、私以外の方も含めて、コミュニケーションを行い、風通しの良い職場づくりにしていくことが大事だと感じましたので、それをこれからしっかりやっていきたいと考えています。

 

記者:

知事が動画を2本見て学ばれたということですが、文書で書かれているようなことがあったことで、今回のハラスメント研修を受けられたと思います。

見た上での学びは分かりましたが、例えば、反省として具体的に何かやってはいけないことなど、ご自身で何か反省されたことはありましたか。

 

知事:

今回、ハラスメント研修を受けたことがないということで受けるべきだというご指摘があった中で受けさせていただきました。

一番大事なのは、先ほどからの繰り返しになりますが、コミュニケーション、風通しの良い状況を作っていくことが大事でしたので、そこは私自身も、この間3年間コロナもあった中で、懸命にやってきましたが、十分ではなかった面があると思いました。

普段から「とても良い内容でした」など感謝の気持ちを伝えるなど、自分の思いを言葉としてお伝えする、心の中で思っていても伝えることが大事だと思いますので、言葉としてお伝えすることの大切さを改めて学びましたし、それが自分に不足していた面であればしっかりやっていきたいと考えました。

 

記者:

知事は、今回の文書問題について、一つ一つ適切に対応してきたと思っていると繰り返しおっしゃっていますが、先ほどから何について申し訳ない、反省しているとおっしゃっているのかというのが、判然としません。

コミュニケーション不足であると。では、コミュニケーションが十分になされていたのであれば、今回の文書問題のどのポイントでどういうことが起こらずに済んだと考えているのでしょうか。

 

知事:

改めて、大変申し訳ないと思っています。

それは、現下の状況になっていること、それを県民の皆さんに大きなご心配、そして、職員の皆さんにも、大きなご不安やご心配をかけていることについて、大変申し訳ないという思いを伝えさせていただきました。

その上で、私が改善すべきこととして、先ほどご指摘もありましたとおり、より職員の皆さんとのコミュニケーションが不足していた面が大きなこれからの改善点として、強く認識しましたので、そこをこれから私自身も日々の業務の中で、やっていきたいという思いでいます。

 

記者:

それはコミュニケーションを十分に取っていれば、ハラスメントは起きなかったということですか。

 

知事:

先般受けました研修の中でも、コミュニケーションをしっかりしていくことが、職場全体としてのハラスメントをなくしていくことにも繋がると思います。

そのことは、これからもしっかり対応していくことが大事だと考えています。

 

記者:

コミュニケーション不足というのは処分について拙速だったかもしれない。そこの何か話し合いが足りなかったかもしれないということであったり、通報されたご本人を守るためにできることや何か話し合うことがあったのかもしれない、或いは説明責任が果たせてなかったのかもしれないなどそのようなことに関するコミュニケーション不足ということではないのでしょうか。

 

知事:

一つ一つのご指摘いただいたことが、コミュニケーション不足が要因であったかどうかというのは、今ここで、それがどうかということは、なかなか原因だったかどうかということを、お示しすることはなかなか、難しいかと思います。

私が申し上げたかったのは、本日の県職員労働組合からの申し入れもあったとおり、職員の皆さんとの信頼回復が大事だということを強く認識しましたので、そこはこれから私自身が、日々のコミュニケーションの中で、対応をしっかりやっていくことが、県民の皆さんに対する責務だという思いでお伝えさせていただいています。

 

記者:

職員の方の信頼回復にはまず何を反省しているのかということを明らかに分かりやすくお伝えすることが大事かと思います。

 

記者:

信頼回復に努めるということですが、今すぐに辞任をする考えはないと理解していますが、来年の任期まで全うされる認識でしょうか。

 

知事:

今日、県職員労働組合の皆さんから、重い申し入れを受けました。

責任ある対応を求めるということでしたので、私自身は、日々の業務の中で、職員の皆さんとの信頼回復、そして県民の皆さんに対しても、一つ一つの業務をこれからもさせていただくことによって、責任を果たしていくことが私の考えです。

 

記者:

来年の話になりますが、今、任期は全うされると理解をしましたが、2期目についてはどのようにお考えでしょうか。

 

知事:

これから私のすべきことは、本日の県職員労働組合からの申し入れ含め、時間をかけて、しっかり日々の業務を一つ一つ積み重ねていくことで、県民の皆さん、そして職員の皆さんに、斎藤県政が変わったことを、示していくことが大事だと思いますので、これから毎日の業務を懸命に取り組んでいきたい思いだけです。

 

記者:

来年の段階で、もし信頼回復ができていないという指摘が相次ぐ状況であれば、断念するお考えはありますか。

 

知事:

今、私がやるべきことは繰り返しになって本当に申し訳ないですが、毎日の業務を全力で対応させていただくことが私の最大の責任だと思っています。

 

記者:

この間、文書問題が起きてから、知事の記者会見でのご回答は、非常に繰り返しが多くなっているのは事実だと思います。

先ほど知事が職員さんとのコミュニケーションを改めるという中でも、先ほど知事ご自身がおっしゃっていましたが、自分の思いを言葉にして伝えるということをおっしゃっていました。

記者会見でも、今日すぐには無理かもしれませんが、是非、次回以降、繰り返しのご回答はなるべく避けていただき、率直に我々の質問に対して噛み合うような答えを、知事の思いとしてお答えいただけないかと思っています。

それはなぜかと言いますと、一つはこの間の知事会見の知事のご回答が繰り返し増えたことで、YouTubeでも流れていますし、一般の県民の方も見られる中で、それが不誠実に映っているところもあるのではないかと思います。

それが現在に至っており、非常にこのやりとりが不毛ではないかという気もしているのですが、その辺はどうお考えでしょうか。

 

知事:

会見の中で、私自身も一つ一つの言葉を考えながら、発言しています。

それは十分ではないというご指摘もあるかと思いますし、そのようなご批判は真摯に受け止めたいと思いますが、自分自身として、自分が答えるべきこと、答えられることを、繰り返しのことが増えているかもしれませんが、自分としては、自分の考えや思いをできるだけ伝えているつもりです。

ご批判やご指摘は、真摯に受け止めて、これからご回答できるようにしていきたいと思っています。

 

記者:

ありがとうございます。

是非、今日すぐは無理かもしれませんが、次回以降、例えばその場ですぐ答えられないことは、次回十分に検討してご回答いただくなど、まさに知事のおっしゃったように、よりよい県政のためには知事が自分の思いで、この記者会見でも、率直な言葉で質問に噛み合うご回答いただくことが、とても大事だと思いますので、是非お願いします。

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