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ようこそ知事室へ
【発表項目】
1.知事就任会見
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本日、第54代の兵庫県知事として就任しました。
改めて、今回の選挙に、ご支援いただきました皆様に御礼を申し上げたいと思っています。
まずは、今日、就任式も行いました。
服部副知事はじめ県職員の皆様、知事不在の約50日間、県政を担っていただいたということへの感謝を申し上げたいと思います。
これから新たな兵庫県政として本日からスタートという形になります。
私自身も就任式でも述べさせていただきましたが、やはり、今回、本当に県民の皆様に文書問題で、大きなご心配、そして県政に対するご不安を与えたことを改めてお詫びを申し上げたいと思います。
その上で今回の知事選挙でもそうでしたが、やはり自分自身が、周りの皆さんへの感謝の気持ちです。仕事というのは、一人でできるものではなくて、周りの皆さんのサポートがあってできるものだということです。
周りへの感謝の気持ち、これは、県職員の皆様、それから県議会もそうですし、県民の皆様への感謝の思いをしっかり抱きながらやっていくということです。
そして、自分自身も、やはり謙虚な心をさらに抱いて、一からスタートということで、今日から本当に仕事をさせていただきたいと思っています。
選挙戦を通じて、多くの県民の皆様から、やはり政策への期待ですね。
若い世代の皆さんからも多くの期待もいただきましたし、声もいただきました。
こういった若者支援をはじめとする県民の皆様の暮らしや生活、そして教育、福祉、医療介護、こういった県民の皆様が直面している様々な課題に対して県政が寄り添って、支援をさせていただきます。
物価対策もそうですが、そのような県民の皆様に近い、県民の皆様のための県政をこれからもしっかりと、県職員の皆様はじめ、関係者の皆様とともに、歩ませていただきたいと思っています。
これからやはり対話というものも大事だと思っていますので、様々な方との丁寧な対話を通じて、まさに仕事をしていきたいと考えています。
兵庫の躍動を止めて欲しくない、止めたくないという思いで今回選挙戦を戦わせていただきました。
これまでの改革の歩みを引き続き継続し、そして、必要な政策をもっとやっていく。
その際には、県民の皆様の様々な声をしっかり聞いて、県政に反映していく。
そして何よりも大事なのが、県職員の皆様や県議会との対話を通じたコミュニケーション、そしてそういうことによって県政をしっかり前に進めていきたいと思います。
メディアの皆様とも、引き続き様々な形での県政の発信を含めた関係についても、ご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
私からは以上です。
毎日新聞:
まず、111万人の民意を得て、ご当選おめでとうございます。
今、冒頭のごあいさつでも触れていただきましたが、今回の選挙戦を振り返られて、今どのように受け止められているかお伺いさせてください。
知事:
今回の選挙戦17日間でした。
私が失職したのは、9月末からということで、政治活動も含めると約1ヶ月ということでした。
やはり厳しい状況からのスタートで、組織や政党の支援がない中でのスタートでしたが、一日一日の政治活動、駅の街頭など、そういったことを通じて、できるだけ多くの県民の皆さんに自分の思いを伝えていくことをさせていただきました。
それが結果として大きな支援の輪に繋がり、本当に多くの県民の皆さんに、ご支援いただいたことを本当に心から感謝申し上げたいと思っています。
やはり政策をしっかり、これまでの実績とこれからの県政運営のご期待というものが大変強いものがありましたので、来年度予算の編成含めて、これからさらに仕事をしっかりやっていくことを頑張っていきたいと思います。
毎日新聞:
知事選の中では、SNSを含めた事実無根、いわゆる誹謗中傷が飛び交い、結果的に対立をもたらした側面もあると思います。
知事ご自身が、その主張を止める場面もあったはずというふうに捉えています。
今後、議会を中心に公職選挙法の改正に向けたいろいろな対応なども始まりますが、ご自身の選挙戦を振り返る中で、そういった誹謗中傷、SNSで飛び交ったような情報を今どのように顧みられて、どのように対策を立てていかれようとしていますか。
知事:
SNSも一つの大きな今回の選挙戦のポイントだったのですが、私は先ほど申し上げましたとおり、今回の選挙戦で、私は本当にいろいろなところでの街頭活動、これは告知させていただいたもの以外も含めて、いろいろなところで県民の皆さんに、直接自分の訴えをさせていただくということを、かなりの数をさせていただきました。
そこで自分の政策、これまでやってきた県政改革と取り組み、そういったものを訴えさせていただいたというところです。
自分自身の、今回の選挙活動としては、そういったことを積極的に発信してきたということなので、やはり県民の皆さんのいろいろな声の中で、若い世代の県立高校の環境改善とか、政策への期待というものが多かったと思います。
私自身としては、そこをしっかりやってきたというつもりで、そこが県民の皆さんにとって、大きなご評価、ご信託をいただいたポイントだと思っています。
毎日新聞:
冒頭のごあいさつの中でも触れていただきました、いわゆるガバナンス、どのようにこれから職員の方と、心一つに躍動を進めていかれるのかという具体策を教えてください。
例えば、告発文書の中では、側近政治という部分に関して、批判が一定程度されていました。
百条委員会でもそういうことは問われたと思うのですが、例えば、早速副知事を新たに指名されるであるとか、どのように知事が目指しているガバナンス、ボトムアップの政治を実現されていかれるのか教えてください。
知事:
まずは私自身が、周りのスタッフ含めて職員の皆さんへの感謝の気持ちをしっかり持っていくことが大事だと思います。
仕事というものは一人ではできないということですので、やはり周りのサポート、特に、県職員の皆さんは、本庁もそうですが、出先機関もそうです、様々なところで、現場の皆さん、さらには中堅やベテランの方、本当に頑張っていただいております。
特にこの50日間、知事不在の中で本当に服部副知事以下、皆さんで頑張っていただいたことを本当に心から感謝を申し上げたいと思います。
そのような意味で、県職員の皆さんは、本当に優秀な方が多いですので、一緒に県政を担っていくと。特に大事なのは、政策をどのようなことをしていくかということが大事だと思います。
来年度予算の編成作業もこれから佳境になっていきます。
そういったところで各部局の皆様一人一人と、これからも丁寧に議論を尽くしながら、良い政策をともに作り上げていこう、これは本庁の皆さんだけではなくて、出先機関、県民局や県民センターの皆さんとも対話を丁寧に重ねながら、地域の課題、そして地域でやらなければいけない政策の方向性を共有しながら、施策をまず作り上げていくことで、仕事を通じてワンチームで、兵庫県庁をやっていくことが大事だと思います。
その前提として私自身が、感謝の気持ちと、そして何よりも自分自身が謙虚な心をしっかり抱いて、職員の皆さんとともに頑張っていきたいと思っています。
毎日新聞:
来週25日に、知事ご自身が再び証人喚問されている文書問題調査特別委員会の審議があります。
今回の50日間の不在と言っていただきましたが、失職のきっかけになった、この7つの告発文書に対して、百条委員会が今総括の段階に入っています。
どのように疑問にお答えになり、知事がおっしゃられたように風通しの良い職場、二度とパワハラをしないと職員にお誓いいただいた上で、どのように進めていかれますか。
知事:
25日の百条委員会ですが、私もちろん百条委員会の出席は当然しっかりやっていくと考えていますが、実は、当日は政府主催の全国知事会議が東京で予定されていて、出席が難しいという状況に今なっているということです。
これについては、既に秘書課から議会事務局に事前にお伝えをしていたと聞いていまして、一応公務の場合には出席が難しいということは、一つの理由として、想定されているということです。
特に今回の政府主催の全国知事会議は、阪神・淡路大震災から30年という節目の年ですので、防災庁の設置などを国にしっかり訴えていくなど、防災対策の重要性を、私もその場で、関係閣僚などに伝えていきたいと思っています。
議会側に対しては、25日については既に秘書課から伝えていると聞いていましたので、25日の出席はもしかしたら難しいということですが、もちろん私はかねてより申し上げているとおり、百条委員会の審議にはしっかりと応じていく。
ただ、公務がある場合には、正当な理由として難しいということがありますので、それを議会側にも伝えていくということだと思います。
ただ、議会側の判断で、どうしてもということがあれば、そこは真摯に対応させていただきたいと思いますし、25日でなくても別の機会でしっかりやると。
毎日新聞:
知事すいません。
限られた時間なので、25日のことは分かったのですが、今後どのように、百条委員会に対応していかれるか、次の証人尋問、出頭の機会があれば、どのように対応していかれるかを教えていただけますか。
知事:
自分が答えられることをしっかり答えていくということです。
真摯に対応していきたいと思っています。
朝日新聞:
25日かどうかは分かりませんが、百条委員会では、公益通報に関する質問も出るということで、ラインナップに入っています。
もし質問が出た場合は、これまで法的に問題ないという説明をされていたかと思いますが、改めてご自身のお考えを説明することになるのでしょうか。
その辺りを教えていただけますか。
知事:
従来どおりの、私と県当局としての考えを伝えさせていただきたいと思います。
朝日新聞:
それは、いわゆる法的に問題なかったということですか。
知事:
そうですね。
朝日新聞:
先ほどガバナンスのお話がありました。
副知事以外で、今後、人事をされて体制を強化されるとか、新しいものを作ることだけではなく、今お考えなのかどうかを教えてください。
知事:
基本的には、今の体制でしっかりやっていくことだと思います。
何か新しい、例えば、新県政推進室のようなものを作るとかは考えていなくて、すでに3年間、県政運営は着実に政策も含めてやってきましたので、今の体制でしっかりやっていくということだと思います。
朝日新聞:
今回の告発文書の中では、片山元副知事はもうお辞めになっていますが、いわゆる4人組という方と比較的近しい関係にあって県政を進められてきたという中で、2人の方が今離脱している状態ではありますが、この方たちの処遇を今後どうするかというのは、今お考えはありますか。
知事:
人事の関係は適材適所でやっていくということです。
今までも、先ほどの政策会議のメンバーもそうですが、いろいろな職員とコミュニケーションや協議をしながら仕事をしていくことは、私は常にやってきましたので、それをこれからもやっていくということです。
朝日新聞:
副知事に関して、これは基本的には登用されるお考えはあると思いますが、外部からの登用も含めて考えるのか、基本的には現体制を維持するのであれば、内部からの登用を基本線で考えるのか、今のところどちらでしょうか。
知事:
新たに就任したばかりですので、そういった特別職含めた人事についてはまたこれから熟慮していくということです。
朝日放送:
県議会や市町との関係が懸念されています。
今後、安定した県政運営が果たせるのかどうか、お考えをお聞きします。
知事:
安定した県政運営はできると考えています。
9月議会においても、不信任決議案は可決されましたが、その裏では、「はばタンPay+」を含めた補正予算案は、きっちり成立しています。
やはり良い取り組みや施策をしっかりやっていくという思いは、県議会、そして、市や町の首長も一緒だと思います。
大事なのが、私自身が、その方々としっかり対話やコミュニケーションして、良い県政をしていくことをしっかりやっていけば、政策を通じて、県政を前に進めていくことの関係構築は必ずできると考えています。
朝日放送:
県下の市長からのいろいろな反対もありましたが、その辺りを含めていかがでしょうか。
知事:
当選が決まった後の会にも、名前を連ねた方も複数来られましたので、選挙が終われば、そこは県と市や町はしっかり連携してやっていくという思いは皆さん持っていると思いますので、そこは、それぞれの地域の課題や実情は、既に共有していますので、一緒になって連携しながらしっかりやっていきます。
朝日放送:
県議会では、百条委員会による調査が続いています。
疑惑を抱えながら、再び県政を動かしていくことについての受け止めをお聞きします。
知事:
それは今回、選挙によって、多くの皆さんのご支援、民意を得ましたので、それを踏まえて、私自身も、感謝の気持ちと謙虚な心をもう一度抱いて、丁寧に県政運営をしていくということです。
朝日放送:
改めてになりますが、パワハラがあったのか、なかったのかについてお伺いします。
知事:
私自身は確かに、一部不適切な行為をしたということはありますが、あくまでもやはり良い業務をしていきたい、良い県政運営をしていきたいという中で、業務上の指導やいろいろな注意を厳しくさせていただいたということはあると思います。
これがハラスメントになるかどうかは、第三者委員会などでこれから審議されていくと思いますが、ある特定の職員さんに社会通念上の範囲を超えて、極度にやったかどうかというのは、これはこれからの調査の中で、客観的に判断されていくものだと思いますが、私としては、業務上の必要な中で、従来どおり申し上げていますが、必要な指導をさせていただいたということです。
ただ、一部の行為によって不快に思われた職員の皆さんがおられれば、そこは申し訳ないと思っています。
朝日放送:
今回、こうして知事は一つ、県民の判断、審判を受けたということになりますが、この後、再び不信任決議案などを提出された場合に議会に対してどのような対応をしていくなど、お考えがあればお聞きします。
知事:
そこは仮定の話なので答えられないという状況だと思います。
まずは、県民の皆さんは文書問題の対応というものも一つのポイントとして思っていらっしゃいますが、良い政策、良い県政をしっかり進めて欲しいというのが今回の民意の表れですので、私は、そこは県議会の皆さんもご理解いただけると思います。
産経新聞:
SNS上での選挙中の誹謗中傷についてお伺いします。
今朝の県職員の皆さんへの就任式のときに、ネット上ではかなり厳しい県職員の皆さんへの指摘もあったと触れられていましたし、昨日の百条委員会の会見でも、委員の方々が、ネット上での誹謗中傷や脅迫めいた投稿について触れられていました。
昨年10月に斎藤さんはSNS条例について、制定を考えていると言われていました。
その時にも大変恐ろしく身の毛のよだつ思いをし、SNSで誤った情報の拡散や誹謗中傷などの問題に取り組む必要性を強く実感したと言われておりましたが、今、改めて知事に就任されまして、こういったSNS条例の制定についてはどのように考えていますか。
知事:
今回の選挙戦はSNSでいろいろな情報が出たことが報道各社さんで今分析されたりしています。
私自身はあくまで最初に申し上げたとおり、自分の政策や自分の思いを訴えてきたという戦いでしたので、自分自身は愚直に取り組みを進めてきました。
誹謗中傷については、心無い中傷について皆さんの心を傷つける、県民の皆さんを傷つけることになりますので、控えていくことが大事だと思います。
SNS条例の制定については、現在、おそらく検討していると思いますので、どういった形でやっていくかというのは、引き続き準備や検討を進めていきたいと思っています。
神戸新聞:
県庁舎の問題に関して、知事が失職中の9月にあった決算特別委員会で、服部副知事から職員の出勤率の概念を取り払って、必要な人員を収容できる新庁舎建設を前提に検討するという答弁がありました。
4割出勤の撤回と新庁舎建設が明言されましたが、SNS上では、このことが、斎藤さんが失職した後に、服部副知事や県職員が1000億円の建設計画を撤回した、斎藤さんの方針を覆したというような受け取り方があったかと思いますが、斎藤新知事としての県庁舎の考え方についてお伺いさせてください。
知事:
これは、公約でも掲げさせていただいていますが、1000億円の建設費でそのままの計画をすることは白紙撤回させていただいていますので、スリムでコンパクトな庁舎を目指していくと。それはこれから、有識者検討会で議論しているところですので、そこで議論をしっかり詰めながら、どういった県庁舎が良いかを決めていくということです。
神戸新聞:
4割出勤や新庁舎の建設に関しては、斎藤さんも賛成していらっしゃるということでしょうか。
知事:
そうですね。
4割出勤ありきとは、元々言ってはないので、4割出勤を目指しながら、あるべきコンパクトでスリムな県庁舎を議論しながら目指していこうということですから、これは、耐震が不足している中で、何らかの県庁舎建設の必要性は、これからしっかり踏まえながら議論していくことが大事だと思っています。
神戸新聞:
出勤率の概念を取り払うことに関しても、それは同意されているということですか。
知事:
有識者会議でこれから議論していきながら、成案を作っていくということです。
共同通信:
この選挙戦で斎藤さんの支持者の方とかを取材する中で、メディアが真実を伝えていないというご指摘をいただくこともあり、斎藤さんご自身も演説の中で、自らの支援者は、ネットの情報を見て判断してくれているというふうな言及もありましたが、斎藤さんご自身もメディアがこれまで伝えてきていなかったのではないかという認識があったわけでしょうか。
知事:
県民の皆さんから、そういった声があったことも事実です。
大事なのは、新聞やテレビの報道というものは、いろいろな各社さんが取材されながら報道されているということだと思いますし、有権者の皆さんは、それ以外にも、ネットやSNS、YouTube、雑誌もそうですが、いろいろなものを見て最終的には投票の判断をされるので、それを是非、いろいろな形でご自身が判断していただきたいことが大事だという趣旨で申し上げたということですね。
共同通信:
今回、メディアとの関係に関して、これからも情報発信をお願いしますというような言葉もありましたが、それ以外に、これを機にネットでの発信や出演が増えていらっしゃるネットの番組にも引き続き出られるとか、何かご自身の戦略、県政のトップとして考えられていることはありますか。
知事:
SNSもそうですが、これから、まずは今日から就任ですから、来年度予算に向けた県政運営を準備も含めて、日々の仕事をしっかりやっていくということが大事だと思います。
その上で、どういった情報発信のあり方がいいかというのは、また考えていきたいと思います。
日経新聞:
先ほど毎日新聞と産経新聞からSNSのお話がありましたが、ご自身は、街頭活動など、精力的に取り組まれたというお話でしたが、斎藤さんご自身は、選挙中に、SNS上で、そういう論争が過熱し、一部そういう誹謗中傷などが流れていたということについてはどのように見ていらっしゃったのでしょうか。
知事:
昨日も確か申し上げたと思いますが、私、17日間、各地を走り抜けながら、お昼も食べる余裕もない中で頑張っていましたので、目の前の県民の皆さんにしっかり接して、街頭活動、話や握手も含めてさせていただくことに専念していましたので、そういったところを見る余裕がなかったというか、それは日々の活動を全力でやっていたというところですね。
読売新聞:
先ほどSNS条例の話が出ていましたが、失職されるまでは、SNS条例については、検討はされていたのでしょうか。
知事:
県民生活部で検討を進めているというふうに認識していますね。
読売新聞:
今回、選挙戦を通じて、SNSの良いところと悪いところ両方がある意味、社会的な問題として浮かび上がってきたところもあると思いますが、そういう意味でも、選挙戦が戦われたこの兵庫県で、全国的にも先例となるような、SNS条例を、内容的に踏み込んだものを制定されたらどうかと思いますが、今、何か知事のイメージとしてお持ちのものが何かありましたら、その概要だけでもう伺えたらと思います。
知事:
そこも含めて検討中だと思いますね。
まだ、具体的にこういうものというのは、今、部局が一生懸命検討していると思います。
読売新聞:
知事としても今回の選挙戦通じて、一定SNSについて、マナーやルールなどが必要ということでいうと、問題意識はお持ちであるということでよろしいですか。
知事:
そうですね。
やはり誹謗中傷も含めて、SNSというのは、冷静にみんなが使っていくことは大事だと思います。
関西テレビ:
市町との連携というところで、選挙期間中に22市長の方が声明を出されたところで、事前の話がないまま直接、政策が下りてくるということがあって、困惑した部分はあったと言われていることもありました。
これから連携をしっかり取っていかれるとおっしゃっていましたが、具体的にどのように、これまでと連携の取り方が変わっていくのか、そのコミュニケーションの部分や政策の事前の段階でのところなど、市町との連携のやり方でこれからどのようにされていこうかという方針があればお願いいたします。
知事:
先ほどお答えさせていただいたとおり、市町とは、これまでも県・市町懇話会とかいろいろなところで、ブロックごとにも、連携会議をやっていますので、いろいろな課題やどういったことがあるのかということは十分私以外にも、県民局や県民センター、各部局も把握していますので、それをどういうふうに優先順位つけながら、しっかりやっていくことが大事だと思います。
関西テレビ:
今日、県庁に戻ってこられて、登庁されて、率直に何を思われたのかというところ、どう感じられたのかを教えていただけますか。
知事:
戻ってこさせていただいて、すごく嬉しいと思うのと、やはりこれから新たな県庁での仕事がスタートしますので、私自身も気を引き締めて、もう一度緊張感を持ってさらにやっていきたいと思っています。
先ほど申し上げたとおり、職員の皆さん含めた周りへの感謝の思いと、自分自身がもっと謙虚にやらせていただくことが大事だと思いますので、これから一からのスタートということで、多くの県民の皆さんのご負託をいただきました。
ここからですから、しっかり頑張っていきたいと思います。
関西テレビ:
前回、最後の退庁されるときは、戻ってこられると思っていらっしゃいましたか。
知事:
そこは正直分からなかったですね。
でも、自分としては、もう一度挑戦したいという思いで、スタートしました。
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