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【発表項目】
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1番目は、「大韓民国におけるトッププロモーションの実施結果」です。
大阪・関西万博の開催や神戸空港の国際チャーター便の就航を契機としたインバウンドの誘客拡大等を目的に、8月19日から21日まで大韓民国を訪問しました。
観光トッププロモーションでは、高付加価値型の旅行商品のPR、ゴルフ専門旅行会社、旅行関係メディアの31社61名に参加いただき、観光セミナーを実施しました。
女将の会、西山酒造、市川町のゴルフアイアンのPRをされている部局にも参加いただき、温泉やゴルフなどのPRをはじめ、日本酒の試飲会、ゴルフパターの体験会を行うなど、今後のインバウンド誘客の促進に向け、実際のツアー造成に繋がるプロモーションになったと考えています。
特に、韓国ではゴルフの人気が高いので、日本にも既に他の県含めて多くの方がゴルフをしに来ています。
今回のプロモーションを機に、韓国から本県へのゴルフツーリズムというものも盛り上がっていくことも期待しています。
また、慶尚南道との交流の推進ということで、慶尚南道の朴知事を訪問しました。
本年は日韓国交正常化60年という節目になります。
兵庫県は、慶尚南道と2012年に結んだ友好交流の合意書等に基づき、官民で多様な方がスポーツや文化交流など、草の根交流を続けてきました。
今回、この間の青少年やスポーツ、観光など多岐に渡る交流の実績を踏まえ、さらなる交流の拡大と深化に向けた合意を行いました。
その証として、友好交流強化に関する合意書も締結しました。
これをもとに、今後の両地域の往来の促進を一層図り、官民双方の交流を一層推進していきたいと考えています。
また、今回、神戸空港を利用しました。
神戸空港の国際チャーター便もスタートして、順調に推移しています。
神戸とソウルをはじめとするアジア地域との距離の近さやアクセスの良さも実感しましたので、引き続き神戸空港から各国に国際チャーター便の振興、その先に定期便の就航に向けた取組みを行う意味でも、神戸空港から兵庫県内のアクセスや、観光の良さのPRも引き続きしっかりやっていきたいと思います。
2030年の国際線定期便の就航に向け、PRと誘客促進を図っていきたいと考えています。
また、兵庫県の慶尚南道、双方の地域を訪れ、互いの文化を直接体感する機会を広げていくことも大事だと思います。
地域と地域、人と人の顔の見える交流を絶やすことなく、相互理解と信頼関係の構築にもつながると思いますので、両地域の持続可能な発展を実現につなげていきたいと考えています。
2番目は、「高温及び渇水に対する農業者への支援」です。
今年は6月27日に兵庫県はじめ近畿地方などで梅雨が明けました。
その後も雨が少ない日々が続いたので、記録的な高温、それから雨が少ない日々が続いています。
農業用水の不足や農作物への影響が出始めており、今後、米の収穫期が近づいており、既に早米は収穫が進んでいます。
農産物の安定供給や価格安定に大きな支障が生じることが懸念されています。
今回、農水省が臨時対策をしっかりしていただいていることには感謝申し上げたいと思いますが、それを踏まえて庁内での対策を検討してきました。
先般、JAからもしっかり対応してほしいという要望書もいただきましたので、県の支援策についてお知らせしたいと考えています。
まず1点目として、「農業水利施設への干ばつ応急対策支援事業」です。
国の既存事業である水利施設管理強化事業を活用して、市町を通じて農業者が取り組む干ばつ被害防止のための用水確保対策を支援したいと考えています。
これは、ポンプの設置など稼働に要する経費に対して、国、県、市町などにより農業者へ支援をするものです。
9月補正で措置をすることで対応していきたいと思いますが、国の補助事業の対象が8月1日以降に着手した取組みしか対象になっていないという課題があります。
先ほど申し上げたとおり、兵庫県をはじめ西日本は、6月27日から梅雨明けしており、その間も7月いっぱいは雨が少なかったため、豊岡市はじめ但馬地域や丹波地域中心に各自治体は懸命にギリギリのところで、ポンプ車の稼働など対策をしてきたのですが、7月の経費は国庫補助の対象にならないこととなっています。
とはいえ、経費がかかっていますので、兵庫県としては、県独自で支援事業を今回創設したいと考えています。
かかった経費について、市町に対して2分の1を上限に支援を行うものです。
今後、農水省にも要望させていただきますが、西日本全体にも関することですので、8月1日からに区切るのではなく、遡って少なくとも7月中の経費については、国に対して補助対象にしていただくように要望していきたいと考えています。
それから、2点目がカメムシの対策です。
今後、おそらく深刻な課題になってくると思いますが、先ほども農業関係の団体の方との表彰式等がありましたが、現場でカメムシが発生している量がかなり増えています。
カメムシは特に稲を食べることなどによって、お米の品質を悪くする害虫になっており、黒色や茶色の斑点ができてしまうことにより、品質の低下やお米の収量の低下にも繋がります。
今回、全国的な高温でカメムシが大量発生しており、国が特例支援をしていただいて、カメムシの防除のための農薬散布などの支援をしていただいていますので、兵庫県としても国の支援を活用して、現場に対して、1回目、2回目、終えた後の3回目の防除の費用を支援していきたいと考えています。
カメムシの対策についても、国の方が補助を創設していただいたということは感謝申し上げたいのですが、補助要件として現場の調査などが、都道府県の現場に課されていますので、そのような調査をしていては、機動性あるカメムシの防除対策が遅れてしまうことがありますので、国にはカメムシ対策の条件緩和についても、例えば注意報が出ているような地域については、県が調査をしなくても、スピード感を持ってやれるようにすることなども要望したいと思います。
支援策については、今後9月補正予算案として上程を予定していますので、9月補正の説明の際に改めて説明したいと考えています。
まずは農家の皆様に対する支援、市町に対する支援をしっかりやっていくことをお伝えさせていただきたいと考えています。
3番目は、「尼崎のびのび公園管理運営事業優先交渉権者の選定」です。
楽市楽座やパーク&ライドが設置されている尼崎市のフェニックス事業用地の利用促進や交流人口の活性化が尼崎のベイエリアの長年の課題になっていました。
21世紀の森というスポーツ関連施設はある一方で、フェニックス用地も主に物流であったりとか、製造業などを中心に集積を行っている場所ですが、地域の活性化をしていくことも大事な課題です。
そういった意味で現在フェニックス事業用地において、楽市楽座の取組みもトライアルとして行っていますが、実は少し戻ったところに、尼崎のびのび公園があり、これは港湾緑地として平成16年に整備をしたものですが、整備から20年が経過をして、施設の老朽化の問題であったりとか、草が生え茂っていることなどが課題となっていました。
私も何度か横を通るたびに、草がボウボウなっており、なかなか利用されていない状況で何とかこれを上手く利活用できないかということがありまして、令和6年度にサウンディング調査ということで、民間の事業者さんに向けて、何か上手く活用できないかということを掲げました。
今回、民間事業者の創意工夫を生かして、港湾緑地の安定的な維持管理とにぎわいを創出するための、プロポーザルの公募を5月から行い、2社から応募があり、結果的に株式会社ENJOYTRUSTを優先交渉権者として選定しました。
提案としては、尼崎の都市近郊にあるということと、高速のインターチェンジからも近いということで、家族みんなが主役になれる休日、海辺の休日をコンセプトにし、バーベキューエリアやドッグランエリア、愛好家に大変人気のある釣り、芝生でピクニックができるエリアというもので、民間投資で1億円を投資して整備をしていただくということになりました。
大変ありがたい提案だというふうに思っています。
21世紀の森エリアになりますので、こういった緑地の特性も生かしていただいて、都市近郊で自然と触れ合えるベイエリア海辺で幅広い世代が楽しんでいけるということで、交流人口の拡大、イベントソースに期待していきたいと思っています。
また、公園全体の管理もやっていただけるということですので、ここは毎年500万円近く草刈であったりとか、そういうものに経費がかかっていたのですが、そういった経費も事業者がやってくれることになりましたので、にぎわいの創出のみならず、県の経費削減にも繋がるということで、しっかり進めていきたいと考えています。
本事業は、令和4年に国交省が創設した「みなとの緑地PPP制度」を活用して実施するものになり、今後、港湾環境整備計画の認定そして契約の手続きを経まして、予定としては来年度の春から開業を予定していますので、阪神間はじめ尼崎の皆様にはご期待いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
私からは以上です。
幹事社:
質問の前に幹事社から2点ほどあります。
1点目です。
本日、この会見に未成年がフリー記者として参加しています。
保護者の承諾を確認した上で参加しているということをお伝えさせていただきます。
2点目です。
今月の会見なんですけれども、お盆や知事の海外公務の日程などがあり、通常4回のところを本日含めて2回となっています。
前回の会見から日が空き、質問も多くなることが考えられます。
来月の会見予定も3回と聞いていますが、現在、知事会見は1時間という時間制約があることで、会見に参加している社や記者も増えている状況にありますので、なるべく時間を長くとってもらうようお願いしたいと思います。
共同通信:
質問に移らせていただきます。
項目内で1点、韓国のトッププロモーションについて伺います。
今回のプロモーション踏まえて、検証などを含めて、今後の韓国との交流のあり方と、見えてきた課題で、ゴルフツーリズムの話もありましたが、このプロモーションの成果をどういうふうに兵庫への誘客に具体的につなげていきたいかをお願いします。
知事:
今回、神戸空港から仁川空港で行かしていただきましたが、仁川空港は各国からのトランジット、乗り換えを主なターゲットにされていまして、やはりこの世界中からの誘客を図るためにも、仁川空港と神戸空港の可能性というものは大変高いというふうに考えていますし、あとは韓国の皆さんにもゴルフツーリズムなどで、兵庫県に来ていただくということも大事だというふうに考えています。
ただ、兵庫県の認知度というものはやはり高くないというのが実情です。
神戸については、皆さん神戸ビーフであったりとか、有馬温泉とかですね、認知度が比較的高いですけども、兵庫県というものは認知度が低いということがありますので、やはりこれから我々としてもPRをしっかりやっていくということが大事だと思いますし、観光のみならず、温泉やグルメとかフィールドパビリオンとか、そういったものを組み合わせた、高付加価値型の体験型のツーリズムをしっかりやっていくと。
留意しなきゃいけないのは、やはりオーバーツーリズムというものを避けながら、量より質ということで、少人数の高付加価値型の誘客をしっかりやっていくということが、兵庫県が目指すべきスタイルだというふうに思いますので、PRとともに、新たな体験型の旅行商品の造成というものもしっかりやっていきたいというふうに考えています。
共同通信:
項目外で2点伺います。
2011年の福島第1原発事故の除染などで出た除染土の再利用について、政府は本日の関係閣僚会議で、今後の5年間で取り組む工程表をまとめました。
最終処分地の候補地の選定も30年以降さらに進める方針なんですけれども、県内の除染土の再利用や最終処分の受け入れなどについて知事の考えがあれば、お願いします。
知事:
その点については、まずはやはり国の方はしっかり安全性と、技術的問題というものを整理していくということが大事だというふうに考えております。
県民の皆さんをはじめですね、受け入れに関する課題や懸念というものもやはり一定程度あるというのが実情ですから、引き続き、国民全体での合意形成を図っていくという意味でも、国において、安全性の確保、そして、説明というものをしっかりやっていただくということを通じて、日本国内での受け入れというものの機運と、そして技術的な問題の解決というものが進んでいくということが大事だというふうに思っています。
共同通信:
3月の一部報道で、全国知事アンケートがされたものを拝見しまして、兵庫県は最終処分地について、「条件次第で検討する意向がある」と回答したと認識していますが、この考えについて改めて伺ってもよろしいですか。
知事:
先ほどお答えしたとおり、前提として、やはり安全性の確保、技術的な問題の観点で、しっかりと課題をクリアしていくということが大前提ですので、そのあたりは国の方はしっかり対応していくということの先に、様々な対応の仕方というものはあるというふうに思いますので、これは兵庫県のみならず、各道府県同様の考え方だとは思いますね。
共同通信:
あと1点伺います。
元西播磨県民局長の情報漏えいについて、元総務部長や、5月に第三者委員会が元総務部長に指示した可能性を指摘した知事や元副知事に対して、神戸地検に提出されていた地方公務員法違反容疑の告発状が、今月20日に地検に受理されました。
受け止めがあればお願いします。
知事:
その件については、報道で承知しているということになります。
今後、捜査に関する協力が必要な状況が出てきた場合には、適宜、適切に協力をしていきたいというふうに考えております。
私としては、従前から認識として説明させていただいているとおり、漏えいに関する指示をしたということはありません。
共同通信:
わかりました。
弊社からは以上です。
産経新聞:
項目内で、高温及び渇水に対する農業者への支援のことでお伺いします。
支援の実施に至った経緯を確認したいんですけど、農水省の対策に加えて、県独自の支援をしていこうということで準備をされていたのと、あとJAの方から要望があったということも踏まえてということでよろしいでしょうか。
知事:
そうですね。
特に渇水に関しては、大変大きな課題になっていました。
8月の3連休の雨で、一定ダムの貯水量も3割から4割、5割程度まで一部回復したというところもありますけど、まだまだ予断を許さないと。
ただ一方で、先ほど申し上げたとおり、6月末以降ですね、ポンプ代の経費とかが大変かかっているということで、これは豊岡市長などからも支援をしてほしいという声もいただいていましたので、県としては、国の支援が8月1日からしか対象にならないという点は、しっかり改善していただきたいと要望しつつも、やはりこれは待ったなしのところもありますので、それ以前にかかった経費についても、しっかり対象にしていくということをやっていきたいというふうに思いますね。
それから、カメムシの対策については、先ほど申し上げたとおり、これはお米を安定供給する際に不可欠なことですので、これは国の支援事業になりますけど、しっかり活用してやっていきたいというふうに思います。
産経新聞:
こうした支援があるということを周知していくことも大切だと思うんですけど、今後県としてどのように周知をしていくのか教えてください。
知事:
本来であれば、これは9月補正になりますので、9月補正の段階で、発表する段階で周知をさせていただくということが、1つのあり方だったんですけど、それをやっちゃうと、やはりすでにやろうとしているところの農業者の方々の躊躇を生んではならないということもありますので、今日の段階で前倒しでやっていくということを発表させていただいたということに、今日の会見で発表する意味があるということになります。
今後は、農業関係者に対して経費負担をしっかり支援していくということを、関係団体を通じてしっかりPR、周知していきたいというふうに考えています。
産経新聞:
項目外でお伺いします。
8月上旬に報道があった竹内元県議のご遺族がNHK党の立花氏を刑事告訴した件なんですけども、立花氏がSNSに「黒幕は竹内」などと書かれた文書を投稿して、それをもとに誹謗中傷が激化していたという側面があると思います。
知事は立花氏のこのような投稿については、どうお考えですか、どう思いますか。
知事:
竹内元県議が亡くなられたということを改めてお悔やみを申し上げたいというふうに思っています。
ご指摘の投稿を含めて、私自身はすべてのSNSを拝見しているわけではないですし、見てはないですし、あとは個別の投稿に対して、コメントを知事としてさせていただくということは控えたいというふうに思っています。
産経新聞:
「黒幕は竹内」という投稿のほか、立花氏は他にも「逮捕予定だった」とか、そういった発信もしているんですけども、そうした発信は知らないということですか。
知事:
私は直接発信を見てはないですね。
産経新聞:
報道等で見ているということですか。
知事:
そういったものがあるという報道は拝見したことはありますけど。
産経新聞:
拝見してどう思いましたか。
知事:
個別の投稿内容については、これまで同様に、コメントするということは差し控えたいというふうに思います。
産経新聞:
立花氏が竹内氏に関するデマを発信していたというご認識はあるのでしょうか。
知事:
ですから、個別の投稿であったりとか、個別の方の発信内容等について、私がこの場でコメントしたりとか、批評するということは差し控えたいというふうに思いますけれども、これまで申し上げているとおり、SNS含めまして他人への誹謗中傷や事実でないということを投稿したり、発信するということは、誰もがやるべきではないということは、これまで申し上げてきたとおりですし、これからも申し上げたいというふうに思っています。
産経新聞:
文書問題に端を発しているような問題だと思うんですけど、なぜ差し控えるのか教えてください。
知事:
これまで申し上げてきたとおりですね。
産経新聞:
もう一度教えてください。
すみません。
知事:
ですから、私自身が個別の投稿内容などに関して、コメントや評価をするということは差し控えていくということはこれまで申し上げてきたとおりです。
産経新聞:
そこの理由をお伺いしています。
すみません。
知事:
ですから、行政の長ですから、そこは表現の自由というものも一定これまで申し上げたこともありますけども、やはり、行政の長がですね、個別の表現や発信についてコメントをさせていただくということは、これまで差し控えていくということは申し上げたというところです。
ただ、これまで申し上げているとおり、やはりSNSを利用される方含めて、誰もがやはり誹謗中傷や、事実でないことを発信や投稿するということは避けるべきだということは、これはもうずっと言ってきておりますし、そういった意味でも、これからも申し上げていきたいというふうには思っています。
読売新聞:
項目外で失礼します。
文書問題についてお尋ねします。
第三者委員会が情報漏えいについて、知事の指示があった可能性が高いと指摘した件について伺うんですけども、18日の総務常任委員会で、人事課長がいろいろ経緯を説明する中で、井ノ本前総務部長を処分した理由について、指示があったと信じられる状況だから処分した、という趣旨の答弁をされているんですけども、知事もこの件について、井ノ本氏が、知事からの指示があったと、信じられる状況にあったという認識でよろしいんでしょうか。
知事:
その件は、これまでずっと答えさせていただいているとおりですね。
私としては、これまでの認識どおり、私自身が漏えいに関する指示をしたということはありません。
読売新聞:
今お尋ねしているのはその結論ではなくって、知事の認識として、知事が指示をしたかどうかというのは一旦置かせてもらってですね、当時井ノ本氏が、知事からの指示があったと、信じるに足りるような状況だったという答弁を人事課長はそうしているんですけども、知事もその同じ認識ですかとお尋ねしているんですけれど。
知事:
ですから私が先ほどお答えさせていただいたとおりですし、これまでその件については答えさせていただいております。
人事課等が調査をしていく中で、処分内容等について対応を検討されて、その内容が人事課としての人事当局としての処分理由・処分内容というものが上がってきましたので、それを私が人事上の処分権者として決裁をさせていただいたということですね。
読売新聞:
ちょっと聞き方を変えます。
先ほど申し上げたように答弁の中ではその指示があったと、信じられる状況があったということなんですけども、ただ一方で職員局長の答弁では、知事と井ノ本さんとの間でどういうやりとりがあったのか分からないと。
つまり県としてはどういうやりとりがあったのかは把握できてないということなんですけども、改めて聞きますけれど、井ノ本さんとどのようなやりとりがあったのか詳しく教えてもらえませんでしょうか。
知事:
ですから、これまで申し上げているとおり、漏えいに関する指示等を私はしてないという認識でずっと答えていますので、そういったことになりますね。
読売新聞:
今のお話を聞くと、日時、場所、具体的な会話等、一切そこはご説明されてないかと思うんですけども、そこはご説明できないということでしょうか。
知事:
ですから私自身がそういったこれまでの認識どおり、漏えいに関する指示はしてないということが、明確な私の認識として答えさせていただいています。
読売新聞:
今このやりとりをとらまくと、その詳しいやりとりを説明できないんであれば、知事はずっと指示をしてないと断言されていますけども、断言できないんじゃないですかね。
それはあくまでも、知事はしてないと思うというだけであって、根拠薄弱なんで、そこはきっちり指示はしてないと断言できないんじゃないかなと思うんですけど、どうでしょうか。
知事:
ですから、私がこれまで述べさせていただいている認識の通りですので、今の質疑も含めましてこれ以上同じ答えになると思いますので、そこはご理解いただきたいと思います。
読売新聞:
わかりました。
もう1点だけ。
この間の18日の答弁で、職員局長さんが、なぜその認識が違うのかというところについて、知事と井ノ本さんとの間に、両者のミスコミュニケーションがあったと、つまりコミュニケーションに不全があったということで答弁されているんですけども、知事自身、井ノ本さんだけではなくて、知事も含めて、その指示、コミュニケーションについて一定問題があったと。
指示と勘違いされるような問題があったとお考えでしょうか。
知事:
ですから先ほど来、答えさせていただいているとおり、もう認識はもう変わりはありませんので、指示等をしたということはないということですね。
読売新聞:
いや、これはちょっと大事なことなんで正面からお答えいただきたいんですけど、知事自身もそのコミュニケーションの問題があったという認識なのか、知事ご自身としてはもう、コミュニケーションの問題はなかったと思っているのかどちらでしょうか。
知事:
文書問題に関しては、適切に対応してきたという私の認識に変わりはありませんし、適宜適切に対応してきたということですから、問題ないというふうに思っています。
読売新聞:
つまりコミュニケーションが知事としては問題がないということであれば、職員局長の答弁が間違っていることになると思うんですけど。
そういうことでいいんですか。
知事:
ですから、私自身は文書問題に関して、適切に対応してきたと。
もう文書問題に関しては適切に対応してきたというふうに私はこれまで答えさせていただいていますので、これからも対応としては、同じことを答えさせていただきます。
読売新聞:
新しく答弁が出たからお尋ねしているんですよ。
そこをちゃんと真正面から答えてくださいよ。
知事:
ですから、お答えさせていただいたとおりですね。
私自身はこれまでの認識の同じですね、漏えいに関する指示等についてはしてないというふうにお答えさせていただきたいと思います。
もうこれ以上同じ質問されても、同じ答えになるということはご理解いただきたいと思います。
神戸新聞:
今の読売新聞さんの質問に関連してなんですけど、前総務部長の情報漏えいを理由とした懲戒処分が5月27日付けで、停職3ヶ月ということで、今週中にも復職されることに、計算上なるのかなと思うんですけれども。
一方で当初、不服申立てをされていたということで、代理人の方から説明があったと思うんですけど、その状況としては、どうなっていますか。
知事:
不服申立てに関して私自身は、内容がどういうふうになっているかということを承知する立場ではないと思いますので、不服申立てをもしされているんであれば、そちらの人事委員会の方に問い合わせいただければと思います。
人事委員会がそれに答えられるかどうかということはまた別の問題としてありますけども。
神戸新聞:
わかりました。
その前総務部長の懲戒処分理由についてなんですけども、この間の総務常任委員会でも、人事当局から説明がありましたけど、基本的には、第三者委員会の調査報告書の事実認定に基づくものと。
一方で、同じ事案と、もう1件の情報漏えい、県保有情報の漏えいに関する部分も含んではいますけれど、知事のご自身の給与減額条例案、これも前総務部長の懲戒処分と同じく、知事の給与減額案も、第三者委員会の調査報告書の事実認定に基づく責任の取り方だと、そういう理解で合っていますか。
知事:
第三者委員会からの報告書等については真摯に受け止めて尊重させていただいているという面がありますが、元総務部長の処分に関しては、あくまで人事課の方が、調査等をして対応を決めていったと、私としては人事権者として、決裁をさせていただいたということになります。
それから、私自身の給与減額措置については、やはり、結果として県保有情報が、漏えいしてしまったということは事実ですので、組織の長として、県保有情報の管理をしっかりやっていくべき立場として、一定の給与減額措置をさせていただくということで、対応していくというものですね。
神戸新聞:
先日の総務常任委員会でも質疑があったんですが、要するに知事が、漏えいの指示はしていないということを主張されるのであれば、前総務部長の懲戒処分理由に、知事から指示があったと受け取っていた状況で、漏えい行為に及んだと。
懲戒処分を決裁すべきじゃなかったんじゃないか、というそういう指摘が、6月議会からあったと思うんですけど、改めてそこの知事の責任を取るとして出された給与減額条例について。
知事の給与減額条例案の事実認定、知事が指示、前総務部長が指示されたと受け取ってすらいないという説明での給与減額条例案と、一方で、知事の指示があったと受け取って行為におよんだという事実認定での前総務部長の懲戒処分、この整合性がとれていないという指摘については、どのように説明されますか。
知事:
まず私が組織の長として、県保有情報が漏えいしたということについてですね、組織の長の管理責任として、給与減額の措置の条例を提出させていただいたということは、これ管理責任として、きちっと果たさせていただきたいという意味で、1つあります。
それから前総務部長の処分については、これはあくまで人事課が、人事当局が、調査をする中で、懲戒処分に該当する事由があるということが整理をされましたので、それについて、私自身も、最終決裁権者として、決裁をさせていただいたということで、それぞれは適切に対応させていただいているというふうに思いますね。
神戸新聞:
その知事が指示していないということを主張されるのであれば、前総務部長の懲戒処分の決裁権者として、そこはもうちょっと議論する必要があったんじゃないですか。
知事:
1度お答えさせていただいたことあるかもしれないですけども、私は人事の権者として、人事当局が整理、調査した懲戒処分案について、決裁権者として決裁をさせていただくという立場にありますので、それは人事課の調査に基づいたものをさせていただいております。
一方で、私自身は第三者委員会などでも、ヒアリングなどの対象者としてなったという面もありますので、そこは私の認識として、これまで指示等はしていないということを述べさせていただいておりますので、そこはそれぞれの立場で、適切に対応してきているということですね。
神戸新聞:
最後1点だけ。
結局そのあたりの説明が不十分ということで、6月議会で、知事の給与減額条例が採決されずに、継続審議となっていますので、9月議会で改めて採決されるのだと思うんですけども、議会として説明が不十分だと、未だに常任委員会でそういう意見が出ていて、知事は失職、出直し選の選挙期間中とか、再選後に、議会とコミュニケーションしっかり取っていくというふうに、お話しされていましたけど、現状、議会でのコミュニケーションはしっかり取れているというふうに知事は認識されているんですか。
知事:
それぞれの議員や会派からは、当然十分じゃないというご指摘であったりとか、もっとこういうふうにしてほしいというご指摘があると思いますけども、私としては、各会派との意見交換を含めまして、これは私自身がやるだけじゃなくて、各部局の職員も密接にやっていただいている面もありますので、執行部としてきちっとやらせていただいているというふうに思いますし、条例案については基本的には、本会議場であったりとか委員会で、きちっと議論をしていくというものでありますので、6月議会では継続審議というふうに、議会側の判断でなったという面はありますが、引き続き、ご成立いただけるように、対応してまいりたいというふうには考えています。
朝日新聞:
干ばつ対策とカメムシに関して、国庫が多いかと思いますが、それぞれの補正予算の規模を、できましたら教えていただきたいと思います。
知事:
議案関係になるので、まだ詳細に言えないところがあるかもしれないですけども、大体、干ばつ対策で言うと、1億円規模という形になります。
それからカメムシの対応で言うと、2000万円ほどという形になりまして、合わせて1億2000万円ほどという形になると思います。
朝日新聞:
カメムシなんですが、昨年、一昨年とかなり市街地で発生していて、種類は違うかと思うんですけども、例えば過去10年で今年最も多いとかですね、発生がかなり多い程度をもう少し具体的に伺えたらと思うんですが。
知事:
そうですね。
例年よりもかなり発生しているということは聞いています。
お米に付くカメムシの発生状況で、7月上旬までの調査状況(県立農林水産技術総合センターが毎年6月1日から7月10日の間行う調査)というものがあるんですけども、過去10年の平均(頭数をみると、)267(頭)というものが過去の10年間の平均というものになります。
令和5年がそれに対して154(頭)というものが令和5年ですね。
令和6年が293(頭)ということで、去年も少し平均より上回ったということなんですけど、令和7年度は615(頭)ということで、去年の倍近く伸びているということになっていますので、やはり深刻な状況になりつつあるというのが、数字上も出ていますね。
朝日新聞:
先日、県教育委員会の方から、県立高校の再編の高校名の公表の後ろ倒しということで発表になりました。
これの経緯、ここに至った経緯を改めて知事の方からご説明いただけますか。
知事:
少子化の進む中で、やはり、県立高校の発展的統合というものは、これまで時間をかけてやってきたというものになっています。
今回、前期になりますけども、神戸市内であったりとか、一部地域で発展的統合を進めさせていただいたということになります。
今後、後期の議論が進んできたというところですけども、そんな中で、やはり国の方で私立高校の授業料の無償化というものがスタートするということになりました。
それの影響というものを、やはり公立高校に与える影響というものも見定めていかなければいけないということもありますし、やはり県立高校、公立高校というものは、特に都市部でもそうですけども、多自然地域ですね、地方部において地域の核を担う大切な伝統ある学校でもありますので、そこは少子化の時代であっても、一定あるべきだという、これは地元の市や町の首長からの根強いご意見もありますので、そういったところを総合的に踏まえた中で、後期の発展的統合については、しばし議論を継続しようということになったということですね。
朝日新聞:
知事、かねがねZ世代への支援の充実ということをおっしゃっているかと思います。
これ、非常に関心が高く、保護者また高校生、中学生たちももちろん関心高い事案なんですけども、発展的とはいえ統廃合することによって、通学時間が長くなったり、あるいは選択肢が狭まったり、いろいろなことが考えられると思います。
実際いろいろな声が上がっているかと思います。
そのあたり、知事が常々おっしゃっていることとの齟齬といいますか、その辺生じてくるのかなという気もするんですが、そのあたりどういうご認識でしょうか。
知事:
やはり地域からは一定、高校を存置してほしいという声も根強くあるということは事実です。
一方で、やはり少人数の高校になってしまうとですね、クラス数が少なかったりすると、多様な社会環境の中で、学校環境の中で、人格形成をするという面でのいろいろな課題もあるという指摘もありますので、一定規模の学校環境というものを望む声もですね、これは生徒や保護者側からもあるということも事実だというふうに思いますので、そのあたりは、各エリア、学校ごとにしっかり合意形成を図って、あるべき県立、公立高校の姿というものをやはり描いていくということが大事だと思いますので、そのあたりは、引き続き丁寧にやっていくことが大事だと思います。
そんな中で、今、申し上げていただいたとおり、やはり、若者応援施策として、特に県立高校の環境改善というものは大変重要な課題になっていますので、猛暑におけるエアコンの設置であったりとか、様々な環境改善をですね、来年度予算からもしっかり強化していきたいというふうには考えています。
朝日新聞:
阪神タイガースが、今、首位を独走していて、マジックもすでに点灯している状況です。
一昨年はパレードが行われましたが、今年もしリーグ優勝あるいは日本シリーズの優勝ということになったときのパレードの実施について、現段階での意向をお伺いできますか。
知事:
阪神タイガースは現在、首位を独走していまして、本日時点でマジックが16という状況になっております。
阪神タイガースは兵庫県を代表するプロチームであります。
その活躍は大変喜ばしいことで、ぜひこのままの勢いでリーグ優勝、そして日本一になられるように、県民の1人としても、応援していきたいというふうに考えております。
パレードの実施は、2年前、18年ぶりのリーグ優勝ですね、それからオリックスのパ・リーグとしての同時制覇ということもありましたので、実施をさせていただきました。
現在、警備費用の高騰などを踏まえたときにですね、なかなか県としてのパレード開催というものは慎重に検討していくということが必要だというふうには考えております。
ただ、いずれにしても、しっかり首位をキープしてですね、さらなる飛躍、躍動、勝利を重ねていただくということが大事だというふうに思いますし、ぜひそれがですね、県のスポーツ振興であったりとか、兵庫県の活性化、関西の活性化に繋がっていくように、私自身もしっかり応援をしていきたいというふうには考えています。
朝日新聞:
やらないというか、検討段階ということですか。
知事:
先ほど申し上げたのと繰り返しになりますけども、警備費用の高騰などを考えるとですね、県としてのパレードの実施というものは慎重に検討していくということが必要だというふうには考えています。
関西テレビ:
先日ですね、知事が推進してこられておりました、ひょうご楽市楽座に行ってまいりました。
夏休みということで、どういう状況かなというのを見てきたわけなんですけども、県の職員さんの頑張りもありまして、来ているお客さんは非常に皆さん楽しんで満足されている感じもしました。
閑古鳥と言われていますけども、人はいないことはないということでした。
ただ、想定はやはり1日3000人と言われている中で、やはり1500人、1600人という状況で推移をしているようで、来場者数の伸び悩みの状況というのは続いているのかなというふうに考えておりますが、今、現状について、特に夏休みがもうじき終わる、終わったところもありますけども、そういうような中で、今の楽市楽座の現状についての認識はどんな感じなのかというのを教えてください。
知事:
ひょうご楽市楽座については、先ほど少し項目として説明しましたけども、フェニックス事業用地の賑わいにおいての活性化をどう生んでいくかということをですね、1つ目指してやらせていただく面と、ご指摘いただいた3000人ですね、このパークアンドライドの駐車場が当初想定では1日3000台、人数にしますと1万人が利用していただけるという中で、これは地元市や県議会からも、そういったパークアンドライドがある中でしっかり利活用して、県のPRをしていくということが大事なんじゃないかという声もいただく中で、楽市楽座というものを実施するということにさせていただいたという経緯があります。
楽市楽座は、ご指摘いただいたとおり、パークアンドライドの利用状況がですね、協会の方も、てこ入れしていただいていますけども、まだまだやはり、想定していたものには届いていないということがありますので、来場実績としては我々が想定していたものを下回っているという状況にはありますね。
ただ、万博に行かれた方以外の方も、たくさんの方が、楽市楽座に来ていただいて、各地域の魅力やおいしい食べ物を食べていただいて、ご満足いただいている声もありますので、そういった意味では、やらせていただく意義があったというふうには思っていますね。
関西テレビ:
一方で、2年間で空飛ぶクルマ関連を除く、本当にもう楽市楽座のみで見たときに、4億1000万円の予算というのが投入されていると。
やはりこの予算を投入して、おそらく3000人という想定であって、いろいろ県のPRとかも、3000人を対象にするというつもりでこの額の投入がされたと思うんですが、現状、そこから大分人数が離れているということになると、やはり投入した金額に見合う効果が得られたのかどうか、費用対効果について、今、現状の知事の認識はどんな感じでしょうか。
知事:
多額の県費を投入させていただいておりますので、様々な指摘というものは、やはり真摯に受け止めていかなきゃいけないというふうに思います。
パークアンドライドの駐車場の利用実績が想定の1日1万人を下回るという状況の中で、確かに誘客については想定に達していないという面もありますけども、利用者の方も参加者の方からもご満足いただいている状況もありますので、これから一層PRというものを、残り2カ月ほどになりましたけども、していくということが大事だというふうに思っていますし、目的としてはフェニックス事業用地の、これは21世紀の森も含めた交流人口の活性化にも繋げていきたいという思いもありますので、そういった意味でも、先ほど申し上げた、のびのび公園に民間投資が1億円をしていただけるということになったということなどですね、一定の派生効果というものは、出ている面もあると思いますので、そういった面も含めて前向きに、これから取り組んでいきたいというふうに思います。
関西テレビ:
出店者の方に話を聞きますとね、結構、空き枠が大分あるので、店出してくれないか、というふうに言われて、「まあ出しましょうか」みたいなそういうような空気のところもありました。
県としては公募で出したいという要望があったところに、交付申請して出してもらうみたいなそういうような感じで聞いているんですが、県民局とかそれから地元の商工会の方で、頼み込んで出してもらっているというような場面も見られるのは見られるようなんですが、このあたり知事はどういうふうな報告を受けていますか。
知事:
最終的には、出店者の方がご判断されて、出店されるということになっている面もありますので、そこは感謝申し上げたいというふうには思いますね。
関西テレビ:
会期残りが1ヶ月半ぐらいになりますけども、最後どういうふうに巻き返していくかというのを、知事どういうふうに考えているか最後に教えてください。
知事:
この間、楽市楽座に関してはご協力をいただいている地域の皆様、関係者の皆様には感謝申し上げたいというふうに思います。
引き続き、残りの期間ですね、しっかりPRをしていくということによって、できるだけ、1人でも多く来場いただけるように、我々としても努力をしていきたいというふうに思っていますね。
日本経済新聞社:
2点お尋ねします。
まず1つ目の高温渇水対策なんですが、こちら、予算のある話なんですが、もし予算が通った場合ですね、いつ頃から実施されるのかというのが1つ目です。
それから2つ目は阪神の優勝パレード、これ先ほど慎重にという言い方で、完全には開催実施を否定されていませんでしたが、もし実施することになれば、原資はどのように賄われる可能性があるのかをお尋ねしたいと思います。
知事:
1点目の渇水対策については、カメムシの防除はもう今やっているものですので、直ちにという形になります。
それからポンプ代などについては、もう既に6月末以降から実施されているもの、それから国の補助については、8月1日からというものになりますので、今もう既にかかった経費を遡って支給をさせていただいているということになりますから、予算が成立次第できるだけ早くやっていくというものになるというふうにご理解いただければというふうに思いますね。
それから、パレードの件に関しては、私、先ほど申し上げたとおり、現時点においては、やはり警備費用の高騰などを踏まえると、本県でのパレード開催については慎重に考えていくという考えでいますので、それが答えという形になりますね。
毎日新聞:
先日SNSの誹謗中傷を防止する条例の素案が公表されまして、パブリックコメントしているかと思うんですけれども、県が直接削除要請するのが、不当な差別に限るという話になりました。
つまり侮辱罪に問われるような通常の誹謗中傷の多くがそれは条例と関係なく、被害者自身が情プラ法に基づいて削除要請する必要があるってことになりますけども、知事として、条例でもっとこうしたかったとか、法律のハードルが大きくてできなかったことっていうのがありますか、というのを率直にお伺いします。
知事:
今回、パブリックコメントをさせていただいておりますけども、これは有識者会議の中でしっかり議論を重ねた上で、条例の案をまとめていただきましたので、私としては現時点では取り得る対策としては、今の中での案としては適切だというふうには思っていますね。
ご指摘の点については、委員会の議論の中でも、情プラ法を活用した対策が大事だということとかですね、それを支援していくという枠組みが大事だということで、条例の中でも、そういった対策をしていくということも、確か明記させていただいているというふうに思いますので、そういったところでまずは進めていきたいというふうには考えています。
毎日新聞:
その情プラ法についてなんですけれども、県は5月27日と7月2日に、これまで立花氏とか丸山穂高氏がSNSに投稿してきた元県民局長の私的情報というもの、計8件について、削除要請をしているかと思うんですけども、結局これ事業者が応じたものっていうのはなくて、丸山氏の2件のみ閲覧できない状態になっていますけども、これも事業者の対応とは違うというふうに聞いています。
知事は情プラ法が施行された4月以降も、事業者が削除要請に応じないっていう状況をどうとらえていますか。
知事:
そこは法令の趣旨に則って、我々としては今回対応させていただいております。
あとはその事業者の方がご判断いただくという面がありますので、そこは情プラ法の趣旨に則って、各事業者が適宜判断されるというものだと思いますね。
毎日新聞:
再プッシュであったりですね、具体的に呼びかけるといったようなことはしないですか。
知事:
すでに必要な手続きはさせていただいておりますので、我々として、対応としてはきちっとさせていただいたというふうに思っています。
毎日新聞:
もしこれ削除されないということは、この間もですね、亡くなった職員への人権侵害が続いていることになるわけですけれど、県のトップとして、それについてコメントをいただけますか。
知事:
我々としては、情報漏えいに関することについて、情報(流通)プラットフォーム(対処)法の趣旨に基づいて、対応をさせていただいているというところです。
SNS等における、誹謗中傷や事実ではないということを投稿を発信するということは、誰もがすべきではないということは、これまで申し上げてきたとおりですし、これからもしっかりそのあたりは利用者に対して知っていただくように、注意していただくように呼びかけをしていきたいというふうには考えています。
毎日新聞:
自身の部下のお話ですけれども、人権侵害されているのがですね、トップとして具体的にコメントいただくことはできませんか。
一般論ではなくて、はっきりとこれを書き込んだ立花氏に対して、やめてほしいということははっきり言わないんですか。
知事:
ですから最初の方の質問にもお答えさせていただいたとおり、私自身は行政の長という立場でもありますから、個別の投稿の内容に対して、何か指摘をしたり、こうしてほしい、ああしてほしいということを言うというものは、控えてくるというものになります。
条例の趣旨にも書いています通り、情報(流通)プラットフォーム(対処)法などですね、当事者の方がしっかり権利侵害というものを対応していくという枠組みがありますので、そこは、我々としても様々な形で条例の趣旨等に基づいて、サポート体制をひくなど、していくということが大事だというふうに考えています。
毎日新聞:
知事は1件1件、把握されていない、見ていないとかいうようなことをわりとおっしゃると思うんですが、先ほど削除要請をした7月2日ですね、このときもどういった発信がされているか承知していないというふうに回答されていましたけれども、先日、人事課が総務常任委員会で一部言及されていましたけれども、削除要請する前日7月1日に、どの書き込みをどういう理由で削除するのかは知事に説明したということでした。
そうなると承知していないという回答は適切だったんでしょうか。
知事:
適切だったというふうに思っています。
毎日新聞:
それはでも説明をされた、されていない、承知していないという矛盾が生じますよね。
知事:
県保有情報の漏えいというものに関することですので、情プラ法に基づいて適切に対応していくという報告がありましたので、それをしていくということを認めさせていただいて、各部局が対応しているということになると思います。
毎日新聞:
ちょっとよくわかんなかったんですが、具体的に説明を受けたということなんでしょうか。
説明を受けていないっていうことですか。
知事:
保有情報に関するものが漏えいしているという報告がありましたので、それはやはり情プラ法に基づいて、必要な手続きをしていくというふうな報告、レクがありましたのでそれはきちっとやるべきだということを、させていただいたということですね。
毎日新聞:
具体的なことは聞いてないってことですか。
知事:
ですから私自身はその具体的な内容は見てはおりません。
毎日新聞:
報告は受けたけれど、具体的な報告は受けてないことですか。
知事:
ですから、繰り返しになりますので、これ以上お答えは差し控えたいと思います。
毎日新聞:
こうした、先ほど読売新聞もおっしゃっていましたけども、ミスコミュニケーションがすごく目立つような気がするんですが、これはどうしてでしょうか。
知事:
本件に関してもそうですけど、人事当局含めまして、各部局ときちっと適切な対応を、然るべきタイミングでやるように、指示そして相談を受けながら、対応してきているというつもりですので、問題なく進めさせていただけるというふうに考えています。
しんぶん赤旗:
先日ですね群馬県の中島由美子村議という方が、亡くなられた竹内元県議の祭壇を指して、「骨壺小さい、ペット用の骨壺もこんな感じだね」と動画の中で発言されました。
竹内元県議等遺族への重大な冒涜だと思います。
知事はですね、これについてどう思われますか。
知事:
ご指摘いただいた投稿の内容、私は拝見していませんし、個別の投稿についてのコメントは、先ほど来も申し上げているとおり、差し控えたいというふうに思いますね。
しんぶん赤旗:
今言ったとおりなんですけどね。
人倫にもとる言動だと思いますので、ちょっと一瞬でそれを聞いてもらえますか。
知事:
そういうことをしていいのかどうかというのは幹事社の方にご判断をしていただきたいと思います。
通常はそういうことはされておりませんので。
しんぶん赤旗:
わかりました。
私が発言したとおりなんですけれども、被害に遭っているのは、竹内元県議と遺族ですよ、他ならない。
知事今すぐ確認すべきじゃないですか、こんな重大な人権侵害が行われているわけですから。
さらにこの人はね、引き続き誹謗中傷を続けていますよ。
今すぐでもちょっと確認できませんか。
一瞬でできますから。
知事:
ですから、今ご指摘いただいた投稿内容について私は拝見していませんし、個別の投稿内容について、コメントするということは控えたいというふうに思います。
しんぶん赤旗:
個別の投稿内容にコメントする、しないのというのは、その根拠は何なんですか、さっき言っておりますけども。
知事:
ですから、私は行政の長ですから、行政の長というものが、表現の内容について個別に介入するということは避けるべきだということですね。
しんぶん赤旗:
竹内さんが亡くなられた直後に、立花氏が逮捕されるのを恐れて自殺したんだ、というような発言をして、直ちに県議会で県警本部長がそんな逮捕などという事実はないんだと、完全に否定したでしょ。
通常は個別の事案には言及しないということを前提にしながら、これはもう看過できない事態になるということで、はっきりと否定されて発言されたということありましたね。
県警本部長ができて、なぜ知事ができないんですか。
知事:
県警本部長は、その捜査関係に関する当事者でもありますので、その当事者として発言をされたというふうには認識しております。
しんぶん赤旗:
通常はしないんですよ、知事も言っているように。
通常はしないんだけれども、これは重大な事態なんだと、こんな放置できないんだということでやっているわけです。
知事は、今のさっき私が申し上げたように、遺族を冒涜し、竹内さんを冒涜するようなことがあってもね、それでもなお見過ごすんだということですか。
知事:
ですから、先ほど来申し上げているとおり、YouTubeの配信内容について私は見ていませんし、個別の投稿内容等について、行政の長として、やはりコメントする立場にはないということです。
SNSにおいては、すべての皆様が適切に利用されるということが大事だということは、呼びかけていきたいと思いますし、引き続き、県条例のですね、制定に向けて、力を尽くしていきたいというふうには考えています。
しんぶん赤旗:
元県民局長の文書のときには、即座に誹謗中傷の文書だと判断して、公開の記者会見で公務員失格だと、まで言ったわけですよ。
それよりもずっと被害が大きい。
動画で拡散された、こういう重大な人権侵害に対してですね、元県民局長のときはそうやって、公開の場で非難しといてですね、こっちは全く見過ごすと、何もしないというのは、あまりにもおかしいんじゃないですか。
知事:
ご指摘としては承っておきます。
文書問題については適切に対応してきたというふうに考えています。
しんぶん赤旗:
この人はね、ご存知かと思いますけども、前回知事がとくとくと話された、知事を応援する署名1077名の署名がありましたとおっしゃっていたでしょ。
これの発起人なんですよ。この人は。
知事と重要な関係がある人ですよ。
こういう人に対して何も言わないっていうのは、全く無関係の人じゃないですよ、知事とは。
言うべきじゃないんですか、やめてくださいとこういうことは、謝罪すべきだと、言うべきじゃないですか。
知事:
繰り返しになって申し訳ないんですけど、YouTubeの内容については拝見していませんし、個別の投稿内容についてのコメントは行政の長としては、差し控えたいというふうに考えています。
ご指摘いただいた方については、8月6日に秘書課に提出された1077名に上る、県政の躍動をより前に進めていただきたいという、さいとう知事勝手に全力署名応援という署名活動の主要関係者であるということは、秘書課からの報告で承知はしていますね。
しんぶん赤旗:
そういう人にものを言えない、頭が上がらない、情けないという声があるんですよかなり。
だからこそ、よく受け止めてほしいと思いますよ。
知事:
記者さんの個人的な感想としては承っておきます。
フリー記者A:
今回の会見に出席するにあたって、記者クラブさんから、過度な誹謗中傷や、家や学校が特定される危険性があるなどと警告を受けました。
実際に、記者がSNS等で誹謗中傷に遭っているケースがあります。
当然、公人に対する誹謗中傷もよくないと思っております。
なぜ兵庫県の記者会見や兵庫県政において、このような異常な事態が生まれてしまっているのか、斎藤知事、なぜ起こっているのか教えてください。
知事:
表現の自由、報道の自由というものは尊重されるべきであるというふうに考えております。
人の心を傷つける発信、そして誹謗中傷というものは決して行わないということが大事ですので、これはすべてのSNSを利用される皆様にお願いしたいというふうには考えています。
フリー記者A:
僕は、なぜこのような事態が起こっているのか教えてくださいと聞いているんです。
なぜこのような事態が起こっていると思いますか。
知事:
ですから、様々な私に対する批判やご指摘というものは、真摯に受け止めていきたいというふうに思います。
その様々なものを受け止めながら、しっかり県政を前に進めていくということが私の責務だというふうには考えています。
表現の自由、取材の自由というものは当然に守られるべきものであり、そういったところも含めてですね、SNSの利用というものを適正にやっていくということが大事だということは、これからも繰り返しお伝えをさせていただきたいというふうに思います。
フリー記者A:
僕は中学生で、生まれたときからスマートフォンがありSNSがあります。僕たちの中学生の間ではSNSの情報を半信半疑で見ています。
ですが、現状、兵庫県知事選挙以後、SNS等の内容を信じ込み、個人の人格を攻撃することが続いています。
これを打破できるのは斎藤知事以外いないと思っております。
今回会見に出席することで僕自身も誹謗中傷に遭う可能性があると。
斎藤知事お願いがあります。
この県政に関連した誹謗中傷を止めるよう、今言ったような一般論ではなくて、知事のお言葉で、どうか言うことはできないでしょうか。
知事:
ですから、本当に自分自身の言葉として、これまでも述べさせていただいているとおり、やはりSNSを利用される方においてはですね、誹謗中傷や事実でないということを発信、投稿するということは控えるべきだということで、これは引き続きしっかりと様々な場面で述べさせていただくということにしていきたいというふうに思いますので、ぜひ県民含めたですね、すべての皆様に改めてお願いをしたいというふうに思っています。
フリー記者A:
兵庫県知事選挙の時に、斎藤知事の演説でよく「子供たちのためになる」という言葉を聞きました。
とても残念です。
質問を終わります。
ArcTimes:
ちょっと質問に入る前に1つ、先ほどですね、阪神タイガースの優勝パレードの質問が出て、私非常に奇異に感じたんですけれども、まだ優勝もしてない段階で、マジックの段階で。
でも、斎藤知事はメモを読み上げていましたが、これは何か事前に質問通告があったんでしょうか。
ちょっとそれだけ教えてください。
知事:
私自身が、自分の言葉で答えさせていただいております。
ArcTimes:
質問通告があったかどうかを聞いているんですが、そういうことがこの会見にあるのか私は知りたいと思ったんですが。
知事:
通常、特に質問通告というものがあるのではないのがこの会見の場ですね。
ArcTimes:
その当該質問はどうですか。
阪神タイガースの優勝パレードについての質問はどうですか。
通常ではなくてその個別の質問について。
知事:
ですから、先ほど朝日新聞さんのご質問にあったので、私自身も答えさせていた、自分の言葉で答えさせていただいたということです。
ArcTimes:
お答えいただけないってことですね。
それで、今、フリー記者Aがですね、中学生という立場で、ここで言ってくださいと、斎藤知事この場でも高校生の留学であるとか、そういった若い人たちのチャレンジ話をしていました。
若い彼らがですね、この場で、斎藤知事として、一般論ではなくて誹謗中傷をやめてくださいと言っているわけですが、そこに人としてですね、リーダーとして具体論で答える考えはないですか。
知事:
ですから先ほどお答えさせていただいたとおりですね。
SNSにおける誹謗中傷はすべきではないということは、繰り返し、これからも述べさせていただきたいというふうに思っています。
ArcTimes:
答えるつもりがないということですね。
それで、斎藤知事8月15日ですけれども、斎藤知事は甲子園にいました。
東洋大姫路の応援に行っていました。
その時、姫路では非常に大きな戦没者追悼式があり、そこに出ていたのは、知事の代理でした。
知事にとって、姫路の戦没者追悼式よりも、その他の戦没者追悼式よりも、東洋大姫路の甲子園での応援することの方が、公務として優先なんでしょうか。
知事:
8月15日はですね、プライベートとして兵庫県の代表校である東洋大姫路の応援に行かせていただいたというところです。
もともと14日予定だったのが、雨の影響で15日になったということですので、15日に行かせていただきました。
当日はですね、戦没者追悼式というものが、県内各地では執り行われていました。
追悼式については、8月1日に県主催で兵庫県戦没者追悼式を厳粛に執り行って、私も式辞を述べさせていただいたというところです。
他の戦没者慰霊行事の出席については、これまでの取り扱いも参考にしながら、福祉部とも協議し、総合的に判断しながら、福祉部長であったりとか、県民局長が出席をさせていただいているということです。
いずれにしても、戦争の犠牲になられた方への追悼の誠を捧げるとともに、平和の大切さというものを、次世代につないでいきたいというふうに考えています。
ArcTimes:
その14日の試合が順延されたから15日は甲子園を優先したということだというふうに受け止めました。
知事にとって、知事、あの場で黙祷されていましたけれども、それはいろいろな指摘が出ていますが、それは正午に黙祷したんではないんでしょうか。
知事は、自分で黙祷して、違うタイミングで黙祷して、それをその周りの人に撮ってもらったということでしょうか。
知事:
15日の試合観戦が、大体11時半過ぎぐらいに試合が終了したというふうに記憶しています。
12時に黙祷がなされるというアナウンスも出ていました。
私自身もやはり戦後80年でありますから、日本の平和と繁栄、そして先人の苦難と敬意に感謝の気持ちを込めるという思いもありまして、12時まで残らせていただいて、球場で黙祷を捧げさせていただいたというところです。
ArcTimes:
あの時、知事はユニオンジャック、英国の旗のですね、ポロシャツを着てらっしゃいましたが、この8月15日という特別な日ですけれども、連合国側、戦勝国側の国旗がついたポロシャツを着るというのは、何か意味があるんでしょうか。
知事:
特に、私自身が着る服とかですね、そういったものについては、私自身の判断で、自分が持っているものを適宜、着させていただいているというもので、特に大きな意味があるというものではありません。
ArcTimes:
適切だったと思いますか。
知事:
そうですね。
適切だったと思います。
様々なご指摘については、真摯に受け止めたいというふうに思います。
ArcTimes:
先ほど、中島由美子さんの件ですが、やっぱりどう考えてもですね、知事は、斎藤知事を応援するところの署名に来てくれたということを言っていましたけれども、どう考えても、人としてですね、「骨壺が小さい」などということは不適切だと思うんですが、そういうことすら知事は言うつもりはないですか。
普通の常識として、社会人の常識として、大人として、そしてトップリーダーとして、それぐらい言えてしかるべきだと思うんですけれども、それでも言わないんでしょうか。
知事:
先ほどお答えさせていただいたとおりですね。
ArcTimes:
「とおり」ということは言わないということですね。
知事:
YouTube自体は拝見してないですし、個別の投稿についてのコメントは、繰り返しなって申し訳ないですけど、行政の長として差し控えたいというふうに思います。
ArcTimes:
最後に1点だけ、先ほど来ですね、読売新聞さんや、神戸新聞さんから聞かれていましたけども、私も聞いたことですが、18日にですね、新たな議会で、状況になって、職員局長がですね、知事が指示をしたと信じられる状況だったからそれで処分したと言っているわけです。
知事は処分権者なわけですから、さっきはですね人事課と知事をあたかも分けているように、知事は説明していましたけれども、知事が処分権者で、それは唯一の処分権者は知事なわけですから、これは知事の認識だというのが、人事課そして職員局の考えです。
知事は、自身が指示をしたと信じられる状況になっているということを踏まえた処分を認めたわけですから、それは知事が認めたことにほかならないんですけれども。
知事が認めたということですよね、認めてないのであれば、神戸新聞さんが言ったように処分してはいけないはずです。
そこで重大な知事は反論があったはずです。
処分したということは、それに同意したというふうに受け止めていいですね。
知事:
懲戒処分に関することについては、基本的に、人事課、人事当局が、調査、検討をしてですね、処分の内容を、そしてどういった処分にするかというものを整理、まとめてくるというもので、基本的に私はそれを人事の決裁権者として決裁をさせていただくということです。
ArcTimes:
整理しますが、知事は、それを踏まえて最終決裁をするわけです。
ですから、それは知事の判断なんですけども、知事は何も見ないで判断していますか。
もし見ないで判断していたら、おそらく違法になると思いますけれども。
知事:
人事当局の上げてきた処分に関する案というものが適切だったという中でですね、処分というものを決裁させていただいているというものです。
私自身は、一方でヒアリング等を第三者委員会の立場として、これまでの漏えいに関する認識というものは、私としての認識を述べさせていただいたというとおりですね。
ArcTimes:
全く矛盾して理解できないんですが、知事、冒頭に、これお願いで幹事社からも話がありましたけれども、この2週間会見がなかったわけで、知事は外遊にも行っていて、甲子園にも行っていてですね。
ぜひあと10分でいいから会見を延ばしてください。
この2週間なかったわけですから。
知事:
ご指摘は真摯に受け止めますが、この後の公務等ございますので、引き続き1時間程度でお願いしたいというふうには考えております。
ぶら下がり等を適宜設定させていただいておりますし、また、会見等で適宜ご質問等は受けたいというふうに思います。
よろしくお願いします。
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