ホーム > まちづくり・環境 > 上下水道・工業用水道 > 水道用水供給 > 水質管理センター > 水質資料 > ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の検出について

更新日:2024年8月30日

ここから本文です。

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の検出について

平成19年5月22日付で神戸新聞、産経新聞に猪名川等で高レベルのペルフルオロオクタン酸(PFOA)が検出されたのと報道がありました。
水質管理センターでは、これに対して臨時検査を実施しました。
また、同様に環境中の残留性の観点からUSEPA(米国環境保護庁)等が注目している物質であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)についても、同時に臨時検査を実施しました。

<解説>

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とは

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とは、フッ素を含む有機化合物の一種で、調理器具などの表面が焦げ付かないようにフッ素加工する過程等で使われる化学物質です。

PFOAは水質基準等に設定されていない、いわゆる未規制物質で、有害性に係る知見は十分ではありませんが、環境中の残留性の観点からUSEPA(米国環境保護庁)等が注目している物質です。2002年に「化学物質の審査及製造等の規制に関する法律(化審法)」の第二種監視化学物質に指定されています。

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とは

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とは、フッ素を含む有機化合物の一種で、撥水剤、ワックス及び消火剤等で使用される化学物質です。PFOSは水質基準等に設定されていない、いわゆる未規制物質で、有害性に係る知見は十分ではありませんが、2002年に「化学物質の審査及製造等の規制に関する法律(化審法)」の第二種監視化学物質に指定されています。

検査結果について

調査を行った浄水場

多田浄水場、三田浄水場、神出浄水場、船津浄水場

検査機関

第1回:県立健康環境科学研究センター

第2回以降:水質管理センター

検査結果

平成19年度(2007年度)~令和元年度(2019年度):PFOA,PFOS水質試験成績表(PDF:112KB)

令和2年度(2020年度)~令和4年度(2022年度):各年度「水質年報」を参照ください→こちら「水質年報」

令和5年度(2023年度):定期検査結果(5、9、11、2月)を参照ください→こちら「過去の水質検査結果」

 

(注)平成19年度~平成22年度においてPFOS及びPFOAは「臨時検査項目」です。

平成23年度からPFOS及びPFOAを「臨時検査項目」から「定期検査で実施する独自項目」に変更しました。

評価

PFOS、PFOAについては、平成19年以降、しばらくは検出していましたが、現在は水質管理目標設定項目の暫定目標値の1/10未満であり検出していません。

関連メニュー

お問い合わせ

部署名:企業庁 水質管理センター

電話:078-965-3002

FAX:078-965-3007

Eメール:suishitsukanri@pref.hyogo.lg.jp