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播磨臨海地域道路の建設について、道路の建設によって自然を壊すことになり、生態系にも悪影響が生じるので反対している。今後、人口減少やモーダルシフトが進むと考えられるので30年後この道路が必要になるとは考えにくい。ただ、姫路・加古川バイパスの渋滞緩和も必要であるので、中国道や山陽道の利用を促進したら良いと思う。持続可能な方法で、姫路・加古川バイパスの渋滞緩和、物流の効率化を目指してほしい。
播磨臨海地域道路は、播磨臨海部の動脈である国道2号バイパス等の慢性的な渋滞を解消するとともに、周辺に立地する企業の更なる成長や、水素等の次世代エネルギーの集積に資するなど、播磨臨海部の未来を支える道路として整備が必要です。
播磨臨海地域道路を計画するにあたり、将来交通量推計を実施しており、人口動態、GDP(国内総生産)や交通機関別の分担交通量なども考慮し推計しています。交通量の増減は人口減少だけではなく、社会経済情勢など様々な要因が考えられますが、仮に人口と同様に交通量が減少した場合でも、国道2号バイパスの混雑は解消されず、本道路の必要性は変わらないと考えています。
播磨臨海地域道路は大規模な事業のため、環境影響評価を実施しており、本道路が整備されることにより環境にどのような影響を及ぼすかについて、調査・予測・評価をおこない、調査・予測・評価の結果や環境保全措置(必要な対策)を公表することになっています。
災害や事故等による2号バイパス通行止めの際の代替路確保や、南北道路の慢性的な渋滞解消等の交通課題解決のためには、中国道や山陽道の利用促進ではなく、播磨臨海地域道路の整備が必要と考えています。
昨年の11月~12月に実施した住民説明会や、今年の7月~9月に実施した住民説明会において多数の意見をいただきました。賛成、反対いずれの意見もあることは承知しており、意見を踏まえ、検討すべき事は検討するとともに、考え方を丁寧に説明した上で、都市計画手続きを進めていきます。
【問い合わせ先】
土木部道路企画課
E-mail:dourokikaku@pref.hyogo.lg.jp
電話番号:078-362-9243
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