更新日:2024年7月16日

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大型液化水素運搬船

海外で製造された水素を活用するためには、一度に大量の水素を効率よく、安全に運搬する必要があります。

川崎重工業株式会社では、2020年代後半に、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」よりも128倍大きなタンクを搭載した大型液化水素運搬船を建造する計画です。

大型液化水素運搬船は、全長300m級。40,000立方メートルの液化水素タンクを4基搭載することで、一度に160,000立方メートル(約10,000トン)もの液化水素の大量輸送が可能となります(160,000立方メートルの液化水素は燃料電池自動車約200万台を1回充填する分の燃料に相当します)。

将来の大型液化水素運搬船と現行の「すいそ ふろんてぃあ」の比較(提供元:川崎重工業株式会社)

 

 

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