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西暦 |
年号 |
県域内のできごと |
国内や世界のできごと |
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1851 (嘉永3年11月29日~ 嘉永4年12月9日) |
嘉永4 | 生野代官、但馬朝来・養父・出石・気多4郡及び播磨宍粟郡の村々の窮状を幕府勘定所に訴える【1】 尼崎藩、赤穂郡上郡村で木綿専売を実施する【1】 生野代官所領の但馬4郡166か村に対し、勘定所から640両の拝借銀が支給される【11】 小島省斎、柏原藩主織田信貞に藩政改革5か条を進言する【11】 出石藩の封地の一部が変更される【12】 この年、暁鐘成、『淡路国名所図絵』を著す |
幕府、十組問屋など株仲問の再興を許す【3】 ロンドン世界博覧会が開催される【4】 |
1852 (嘉永4年12月10日~ 嘉永5年11月21日) |
嘉永5 | 尼崎藩、赤穂郡上郡村に札座を設けて藩札を発行する【2】 この年、必山、句集『登理能寿』を著す |
ルイ・ナポレオン、皇帝に即位する(ナポレオン3世)【10】 |
1853 (嘉永5年11月22日~ 嘉永6年12月2日) |
嘉永6 | 大坂町奉行所、摂津・河内の油稼人に絞方鑑札を渡し、油稼人の名前、居村、人力、水車の別を郡別に報告させる【1】 明石藩、大蔵谷に砲台を築く【6】 幕府、兵庫・西宮の商人に御用金を賦課する【11】 この年、姫路藩、領内の綛糸(かせいと)の売買を禁止する |
アメリカ東印度艦隊司令長官ペリー、浦賀に来航する【6】 ロシア極東艦隊司令長官プチャーチン、長崎に来航する【7】 幕府、大船建造の禁止を解く【9】 トルコがロシアに宣戦布告し、クリミア戦争始まる(~1856)【9】 |
1854 (嘉永6年12月3日~ 嘉永7年11月12日) |
(嘉永7) 安政元 (11.27改元) |
出石藩士多田弥太郎、江戸に出奔する【4】 塩流通をめぐり高砂と大塩村が争う【4】 大坂町奉行、綿屋仲間以外の者の綿の買入れを禁じ、綿取扱業者の綿屋仲間への強制加入を命ずる【6】 摂津・河内の諸村、綿売買の規制に反対して訴願する【閏7】 大坂町奉行、綿売買の規制を緩和する【8】 姫路藩、家島の警護を強化する【9.23】 ロシア艦船ディアナ号、大坂湾に入り、尼崎・兵庫・明石に接近する【9】 幕府、姫路・明石・尼崎のに3藩に海岸警備を命じ、三田・龍野・安志・林田・三日月・出石の諸藩にも応援を命ずる【9】 網干屋吉兵衛、兵庫小野浜に船やき場の建設を始める【9】 阿波藩、淡路の由良・岩屋に砲台の建設を始める【11】 川本幸民、『遠西奇器述』を著す【11】 |
ペリー、再び浦賀に来航する【1.16】 上海にアメリカ租界成立する【1】 幕府、日米和親条約を締結する【3.3】 幕府、日英和親条約を締結する【8.23】 幕府、日露和親条約を締結する【12.21】 太政官符を下して、諸国寺院の梵鐘を銃砲に改鋳させる【12.23】 |
1855 (嘉永7年11月13日~ 安政2年11月23日) |
安政2 | 勘定奉行石河政平ら、摂海沿岸を巡見する【2.15~24】 但馬の幕領の村々、年貢石代納について訴願する【2】 山崎藩、領内に梵鐘供出を回達する【3】 山崎藩、砲4門を鋳造する【4】 古東領左衛門、淡路津井湊の改修に着手する【4】 摂津・河内1,086か村、菜種・油・油粕の適正価格による売買を求めて訴願する【6】 川路聖謨、堺から兵庫にかけて砲台建設地を調査する【10】 この春、柏原藩、大砲射撃を試みる |
幕府、毀鐘鋳砲を幕領・私領に令達する【3.3】 パリ万国博覧会が開催される【3】 幕府、日仏和親条約を締結する【10.15】 幕府、日蘭和親条約を締結する【12.23】 |
1856 (安政2年11月24日~ 安政3年12月5日) |
安政3 | 麻田藩桜井谷役所、管内の豊島・川辺両郡の寺に、梵鐘の有無と本末寺関係を申告させる【1】 摂津多田院、末寺の鐘について届け出る【2】 川本幸民、幕府の蕃書調所の教授手伝となる【4】 高槻藩預所の川辺郡の18か寺、下知しだい鐘を供出する旨の請書を提出する【11】 姫路の木綿江戸積仲間、姫路藩に冥加銀の軽減を願い出る【12】 |
アメリカ総領事ハリス着任する【8.5】 アロー号事件起こる【9】 |
1857 (安政3年12月6日~ 安政4年11月16日) |
安政4 | 播磨新野辺村の篠巻商人、篠巻綿の国産品取扱いを姫路藩に願い出る【2】 生野代官所、支配の村々から「産物取調書上帳」を提出させる【2】 金本顕蔵、伊丹明倫堂の教頭となる【3】 播磨揖東郡の興浜新開会所が銀札四種類を発行する【5】 但馬広谷村の年寄惣右衛門、但馬の養蚕について建言する【6】 但馬浜坂村の平祐・伊八郎ら、長期の融通切手を発行する【12】 この春、柏原藩、藩校又新館が狭隘のため、新たに崇広館を設立する この夏、藤本鉄石、伊丹を訪れる この年、西宮・生瀬で両替手形(私札)が発行される |
インド北部で反英大反乱起こる(セポイの乱等~1859)【4】 英仏連合軍、広州を占領する【11】 |
1858 (安政4年11月16日~ 安政5年11月27日) |
安政5 | 丹波篠山町春日神社能舞台の鏡開きを行う【3.24】 幕府、大坂に箱館産物会所を設け、兵庫津にその出張所を置く。北風荘右衛門、兵庫出張所の用達となる【3】 長州藩、西摂沿岸の警備を命ぜられ、持場警備本部の公議所を兵庫の浜本陣絵屋に置く【6.21】 姫路藩の帆船速鳥丸竣工する【6.25】 外国奉行堀利煕、但馬海岸を見分する【12】 この年、尼崎藩、梶屋吉右衛門ら3人を札元として銀札3種を発行する この年、播磨三木の月輪寺、開帳にあたり操り芝居の興行を出願する この年、備前浪士藤本鉄石、淡路を訪れる |
井伊直弼、大老に就任する【4.23】 幕府、日米修好通商条約に調印する【6.19】 幕府、水戸徳川斉昭・越前松平慶永らに謹慎を命ずる【7.5】 イギリス、東インド会社を解散し、インドを直接統治する【6】 幕府、10日にオランダ、11日にロシア、18日にイギリスと修好通商条約に調印する【7】 孝明天皇、条約調印に不満の勅諚を水戸藩などに下す【8.8】 幕府、フランスと修好通商条約に調印する【9.3】 |
1859 (安政5年11月27日~ 安政6年12月8日) |
安政6 | 姫路藩、篠巻綿の販売を長束木綿会所の管理下におく【1】 淡路の増井文太の猟師隊、藩主の「透見」の検閲をうけ、一同名字帯刀を許される【2】 この年、尼崎藩、山本屋卯兵衛・瓦林屋茂兵衛を札元として、銀札2種を発行する 安政年間、姫路藩士秋元安民、洋式帆船を建造する |
幕府、二朱銀・小判・一分銀を鋳造する【5.24】 幕府、神奈川・長崎・箱館を開港、米・英・仏・露・蘭との貿易を許可する【5.28】 幕府、舶来武器の購入を許可する【6.20】 安政の大獄始まる【8】 |
1860 |
(安政7) 万延元 (3.18改元) |
出石藩士加藤弘之、蕃所調所の教授となる【閏3.9】 三田藩の白洲退蔵、藩政改革に着手する【6】 尼崎藩、伊丹の小西新右衛門から融資を受ける【7】 このころ、浜坂村の庄屋長十郎が私札を発行する |
井伊直弼、桜田門外で殺害される【3.3】 幕府、大判改鋳を指令する【閏3.18】 幕府、五品江戸廻し令を出す【閏3.19】 英仏連合軍、北京を占領する【8】 皇妹和宮の将軍家茂への降嫁を発表する【11.1】 |
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