更新日:2020年8月4日

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年表 幕末期2

万延2年~文久3年(1861~1863年)

西暦

年号

県域内のできごと

国内や世界のできごと

1861
(万延1.11.21~
文久1.12.2)
(万延2)
文久元
(2.19改元)
長州藩、摂津菟原郡打出村と八部郡東須磨村に陣屋を建てる【3.23】

藤本鉄石、淡路古東家を訪れて滞留する【4】

播磨加東郡太郎大夫村の近藤亀蔵、網干興浜新開会所を設け、私札を発行する【6】

播磨多可郡奥畑村の村民、四国八十八か所霊場巡拝に出かける【7】

尼崎で戎屋重助・梶屋吉右衛門銀札(私札)4種を発行する【11】
イタリア王国が成立する【2】

アメリカ南北戦争起こる(~1865)【3】



アメリカ通訳官ヒュースケン、暗殺される【12.5】

加藤弘之『隣艸』を著す【12】
1862
(文久1.12.3~
文久2.11.11)
文久2 イギリス公使オールコック一行、兵庫を訪れる【5.7】

豊岡藩、津居山・瀬戸・気比に大砲を備え付ける【5】

松本奎堂、淡路を訪れる【5】

浜松藩、同藩の飛地播磨加東郡2か村の徴税権を担保に大坂商人から融資を受ける【11】

赤穂藩の河原駱之輔、家老森主税に塩専売の再編成に関する15か条の意見書を提出する【11】

赤穂藩の尊攘派西川升吉ら、家老森主税らを暗殺する【12.9】

阿波藩、淡路の蔵入地から農兵を徴募する【12.10】

三田藩の川本幸民、幕臣となり、洋書の翻訳に当たる【12.28】

老中格小笠原長行、摂海沿岸を巡航し、海防計画を立てる【12】

この年、阿波藩の淡路岩屋の砲台竣工する

この年、画家小林礫川、但馬出石に住する

このころ、明石藩、明石・垂水間に砲台9か所を設置する

このころ、姫路領内の長束木綿の買場所について、城下木綿仲買と長束木綿仲買が紛争する
老中安藤信正、坂下門外で襲撃される【1.15】

寺田屋騒動起こる【4】

フランス、コーチシナの一部(現ベトナム南部)を領有する【5】

島津久光の行列護衛の薩摩藩士、英人を斬る(生麦事件)【8.21】

松平容保を京都守護職に任命する【閏8.1】

幕府、参勤交代の制を緩和する【閏8】

幕議、攘夷の勅旨に従うことを決定する【11.2】

ロンドンに地下鉄が開通する【11】(1863.1)
1863
(文久2.11.12~
文久3.11.21)
文久3 姫路の豪商紅粉屋又左衛門、姫路藩の尊攘派に暗殺される【1.13】

尼崎藩、農民に高島流砲術の調練を始める【1.25】

尼崎藩、この月から6月にかけて、高洲など5か所の砲台築造を始める【1】

フランス船3隻、兵庫に入港する【2.20】

摂津和田岬・湊川出洲・西宮に砲台の建設を決定する【2.28】

赤穂藩士西川升吉ら13人、国許で謹慎を命ぜられる【3.15】

外国船3隻、兵庫に入港する【3.21】

将軍家茂、神崎川砲台を見分する【3.26】

長州藩、兵庫警備の任を解かれ、讃岐高松・豊後岡・美作津山の3藩がこれに代わる【3.30】

幕府、明石藩に砲台の改造を命じ、1万両を貸与する【4.21】

将軍家茂、順動丸に乗って兵庫付近の海域を巡見する【4.23】

将軍家茂、勝海舟らを神戸村海軍所・造艦所取建及び摂海防備向御用に任命する【4.24】

淡路の田村平一郎、淡路の防備について三条実美に上書する【4】

龍野・林田・小野・三草の諸藩、大坂表防備のため出役を命ぜられる【5.7】

阿波藩、淡路から徴募の農兵を新農兵と称し、名字帯刀を許す【5】

三田藩、神崎川筋の警備を命ぜられる【6】

赤穂藩、西川升吉らを赦免する【6】

攘夷決行のため四条隆謌らに明石・淡路・紀伊の監察使を命ずる【7.19】

明石海峡通航中の幕艦朝陽丸、岩屋松帆砲台から砲撃される【7.20】

出石藩の中条右京、若狭・丹後・但馬の海岸防備の強化について建白する【8.7】

長州藩の丙辰丸、明石夙之浜と淡路松帆崎から砲撃される【8.7】

尊攘派と称する浪士の一団が兵庫津の北風家を訪れ、金子を強請する【8.12】

淡路の古東領左衛門、京都で新撰組に捕えられる【8.24】

生野代官、大和の天誅組挙兵により、出石・豊岡両藩に生野出役を要請する【8.28】

久美浜代官、大和の天誅組挙兵により宮津・峰山・豊岡・出石の諸藩に出役を要請する【8】

尼崎の戎屋重助・梶屋吉右衛門、銀札(私札)を発行する【8】

南但馬の豪農層ら、農兵募集について会議を開く【9.5】

但馬の第2回農兵会議で、決起して大和挙兵を支援することを決議する【9.19】

武田万大夫・増井文太・田村平一郎、大和挙兵に参加を企てたかどで淡路洲本に召喚、入牢させられる【9】

淡路の鈴木重胤、江戸で暗殺される【9】

平野国臣・美玉三平ら、但馬の豪農層と結んで挙兵し、生野代官所を占拠する【10.12】

出石・豊岡・姫路の3藩、生野の事変鎮圧のため出兵する【10.13】

生野挙兵の主謀者ら生野から退去する【10.14】

但馬朝来郡矢名瀬・粟鹿・和田山の諸村で打ちこわしが起こる【10.14】

龍野藩、農兵を徴募し、農武組を組織する【10】

西宮宿の助郷村々、大坂奉行所に規定外の過重な人足負担を訴える【11】

尼崎藩、兵庫・名塩の商人を札元に2500貫目の銀札を発行する【11】

松平(松井)康直、播磨佐用郡平福領の旧領のうち10か村を返還される【12】

この年、赤穂藩、塩の江戸専売を企てるが、実施せず

この年、姫路藩、幕命により飾磨津・古宮・荒井・福泊に砲台を築造し、城下金山で大砲を鋳造する

この年、阿波藩の淡路炬口浦・津田村・生石村の砲台竣工する

この年、但馬八鹿村の西村庄兵衛、京都への生糸売込みを開始する

この年、淡路の岡田鴨里『五倫之説』を著す







朝廷に国事参政・国事寄人が設置される【2.13】














幕府、5月10日を攘夷期限とする旨朝廷に上奏する【4.20】










長州藩、下関海峡で米船を砲撃、次いで仏・蘭船を砲撃する【5.10】




米艦、下関を砲撃する【6.1】

仏艦、下関を砲撃する【6.5】

薩摩藩、来航の英艦隊と交戦する(薩英戦争)【7.2~3】











攘夷親征の詔勅が出る【8.13】

天誅組が大和で挙兵する【8.17】

公武合体派、攘夷派を京都から追放する(八月十八日の変)【8.18】

【 】には月又は月日を記載した。


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