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令和6年度:BCP/BCM支援プログラムの実施

記者発表日時:2024年5月17日10時

担当部署名/危機管理部防災支援課防災事業班  直通電話/078-362-4339

大規模災害の発生時等において、サプライチェーンの断絶や販路縮小、感染症罹患による従業員の出勤困難等様々な課題に直面する企業等にとって、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定及び事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)の実践が、企業存続のために重要となります。

そのため、昨年度に引き続き、兵庫県内の企業・事業所を対象に、BCP/BCM支援プログラムを実施します。今年度は、昨年度ご好評をいただいた、小規模企業者向けに約3時間でダイジェスト版のBCP策定する半日型コースを拡充するとともに、2025年開催の大阪・関西万博開催時の人流・物流対策を検討する万博特化型コース(約2時間半)を新規開講します。

下記の4つのコースを展開し、災害時にしなやかに立ち直る企業のレジリエンス(resilience:回復力、復元力等の意味)の強化を支援します。


1 プログラム概要

1.通常型コース(全23回)

ア~ウを別日程で開催し、段階的にBCP・BCMの理解・策定と実践を行うコース

(事業者の理解進捗状況に応じて、各セミナーや講座を個別に受講)

ア.BCP支援セミナー

  • BCPの目的や必要性、マネジメントとしての運用について解説
  • 防災と事業継続の違い、BCP策定のポイント、発動事例等を紹介

〔全5回(オンライン講座を含む):約2時間+α〕

イ.策定講座

  • 策定に必要な文書、ひな形データ等を提供し解説
  • 事業影響度分析等を通じた実践的なBCP策定手法を提示

〔全12回(オンライン講座を含む):約7時間+α〕

ウ.実践講座

  • 状況付与型の机上演習で仮想発災時を体験し、BCPの実効性を体験
  • 効果的な社内研修・演習の実施方法や、平時のBCP事務局運営手法について解説

〔全6回(オンライン講座を含む):約3時間(演習)+2時間(セミナー)〕

2.土日宿泊型コース(全2回)

通常型コースの内容を1泊2日で集中的に実施するコース

発展的な内容も実施

〔会場:兵庫県広域防災センター(三木市志染町)〕

3.半日型コース(全8回)

小規模企業者(従業員数が少数、単一拠点の方等)を主な対象として、ダイジェスト版のBCPを半日で策定するコース

〔全8回(オンライン講座を含む):約3時間〕

4.万博特化型コース(全4回)

2025年の大阪・関西万博開催時に混乱が予想される、物流・人流への対策の必要性を解説するセミナー&対策検討ワークショップを実施するコース

〔全4回(オンライン講座を含む):約2時間半〕

 

2 講師

ミネルヴァベリタス株式会社

3 受講料

無料(土日宿泊型コースの宿泊費と食事代は別途必要)

4 開催期間

令和6年6月11日(火曜日)~令和7年3月14日(金曜日)

詳細は、県ホームページに掲載(開催日は変更することがあります)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk41/bcp.html

5 後援

兵庫県商工会議所連合会、兵庫県商工会連合会

6 申込方法

専用登録フォーム(兵庫県電子申請共同運営システム)より申込

https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1712538793017

7 問い合わせ先

兵庫県 危機管理部 防災支援課 防災事業班

TEL:078-341-7711(内線5865)

E-mail:bosaishien@pref.hyogo.lg.jp