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もりもり栄養部門準グランプリ 朝からタンパクチャージ味噌和え
受賞者(P.N. りのさん)インタビュー

レシピを考えるとき、まず最初に決めたのが大豆でした。最近の人は肉や魚といった動物性たんぱく質をよく食べる一方で、植物性たんぱく質の摂取量はあまり多くないという話を、学校の授業で聞いたことがあるからです。また、自分自身、たんぱく質が大事だと思う経験があって。一時期、夜ふかしをして朝ギリギリまで寝るという生活が続いたため、朝食を抜いていたんです。その頃、体重計に乗ってみてびっくり。筋肉量が結構減っていて、逆に体脂肪量は増えていたんです。数字で見て初めて、自分の体は思っている以上に正直なんだなと感じました。そういう体験があって以来、筋肉に関係のあるたんぱく質を気にするようになっていて、今回、大豆を使おうと思ったんです。
わかめはちょうど家にあったので入れてみたのですが、塩蔵わかめはカットわかめと違って水戻し時間が節約できるという点も、朝ごはんには大事だなと思いました。味噌についても、授業で「味噌は女性の骨によく、発酵食品としても良い作用がある」と聞いたことがあって、今回取り入れてみました。
普段、食事をする度に「これはこの臓器にいいんだなあ」とか、「これは肌にいいんだ」とか、食材の効果について考えるのが好きなんです。食べたもので身体の調子が決まるっていうことが面白くって。今回このコンテストでも、栄養の組み合わせを思案するのがすごく楽しかったです。指定食品があることや、調理時間が15分と短いことは難しく感じましたが、そのなかで出来上がるレシピを考案するためにすでに加工されているものを使おうとか、いろいろ考えながら組み立てていきました。限られた条件の中で、朝に本当に作れるかどうか、無理なく続けられるかどうかを意識できたと思います。でも受賞したと聞いたときは正直、喜びよりも驚きの方が大きかったです。というのも、自分のレシピは比較的見た目が地味な感じだったので、いけるかな……と思っていました。結果を聞いたときには、「よかった」と、嬉しい気持ちになりました。
“爆速朝ごはん”というテーマは、私にとってかなり現実的なものでした。普段の朝ごはんは、平日は基本的に母が用意してくれています。家族で朝食をとる習慣があって、品数も多く、バランスも整っています。でも、授業がお昼からの日や休日になると、「今日は自分で用意しないといけないな」という朝になります。そういう日は、食パンにチーズを乗っけて……などと5分程度の用意で済ませることが多いです。夜遅くまでレポートを書いていることが結構あって、朝は少しでも、少しでも長いあいだ寝ていたいという気持ちの方が勝ってしまうんです。それに、起きた直後はあんまりお腹が空かないし、食事を用意する気力も食べる気力もない……という日もあります。ちゃんと食べた方がいいことは分かっているんですけど、現実は、母が作ってくれるような朝ごはんを自分で用意するほど余裕がない。朝ごはんを用意することは本当に、わりと大変な作業だと思います。だからこそ、爆速で用意できる朝ごはんはいいなと思いました。私も、朝食をまず一品食べるところから心がけていけたら、と思います。
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