更新日:2026年4月6日

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神戸アグリDXモデルの推進

 神戸農業改良普及センターでは、ICT等の先端技術を活用した農業「アグリDX」の普及を進め、生産の効率化や農産物の高品質化、農業の担い手の育成を図っています。

令和7年度の取組実績

1 山田錦のイネカメムシ対策カメムシ

 集落の広範囲において、ドローンを活用した一斉防除を行う技術を実施し、イネカメムシによる被害の軽減と、特産山田錦の高品質化と省力化を図りました。(実施箇所:神戸市北区淡河町)

 一斉防除によりイネカメムシの発生を抑えるとともに、品質の向上も実証できたので、地域での技術の普及を図っています。

2 葉物野菜の温暖化対策 

  気象ロボットで測定した施設内環境(気温、湿度、照度等) に応じて、遮熱資材の利用等により施設内の高温化を回避する技術を実施し、葉物野菜生産の安定化を図りました。(実施箇所:神戸市西区伊川谷町)

 溝底播種と遮熱資材利用を組み合わせた技術の実施により、高温化でも葉物野菜の生育を確保できることが実証できましたが、さらなる生産量拡大のための技術について検討を進めています。

3 早生黒枝豆生産の省力化マルチ被覆

 早生黒枝豆の生産において、ドローン防除、生分解マルチの機械被覆、刈取機械を利用した体系的な技術を実証し、早生黒枝豆の省力化や生産の安定化を図りました。(実施箇所:神戸市北区山田町)

 体系的な機械利用技術の導入により、労働時間の短縮と収量の向上につながることが実証でき、地域での技術の普及を図っています。また、福祉施設との連携による収穫支援も検討を進めています。

4 みそ生産の軽労化みそ

 特産のみそ生産において、リフターやアシストスーツの活用や作業工程の改善等による軽労化を実証することにより、生産の効率化と安定化を図りました。(実施箇所:神戸市北区有野町)

 リフターを作業台として利用する場合は、作業効率の改善に繋がることが実証できましたが、移動スペースの確保が必要などの課題が分かり、引き続き、作業工程の改善等による軽労化について検討を続けています。

5 スマート畜産技術導入による経営力の強化

 牛の状態をモニタリングし、発情発見と授精時期を知らせるシステムの利用を現場で実証することにより、子牛の生産効率の向上を図りました。(実施箇所:神戸市西区押部谷町)

 実証期間中、発情発見率が実施前の25%から30%程度まで向上し、システム利用の有効性が実証できました。さらに発情発見率の向上を図るため、システムの利用方法改善や、作用の異なるシステムの利用を検討しています。

令和8年度の取組計画

1 ドローンによる水稲省力化体系の確立ドローン

 ドローンを活用した水稲の省力化体系(直播、除草、追肥、防除(カメムシなど)等)を確立することで、水稲生産の維持と拡大を図ります。 (実施予定箇所:神戸市北区)

 

2 ウエアラブルディバイスの活用による牛の生産効率の向上畜産

 牛の状態をモニタリングし発情発見と授精時期を知らせるウエアラブルディバイス(体内に発信機を装着)の利用を現場で実証することにより、子牛の生産効率の向上を図ります。(実施予定箇所:神戸市西区)

3 葉物野菜等の安定生産

(1)気象ロボットを活用した生産安定

気象ロボットで測定した施設内環境(気温、湿度、照度等)に応じて、遮熱資材利用や換気改善による施設内の高温化を回避する技術を確立し、生産量の維持を目指します。(実施予定箇所:神戸市西区)野菜

(2)代替作物の検討

夏期の葉物野菜の代替品目(きゅうり等)の試作試験から技術の確立を図り、地域での導入を図ります。(実施予定箇所:神戸市西区)

   

お問い合わせ

部署名:神戸県民センター 神戸農業改良普及センター

電話:078-965-2102

FAX:078-965-2192

Eメール:kobenk@pref.hyogo.lg.jp