更新日:2024年12月24日

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ミュージアムロード魅力発信事業の展開

  【彫刻「Sun  Sister(サン・シスター)」リニューアル完了のお知らせ】
 
 兵庫県立美術館大階段下に設置している彫刻「Sun  Sister(サン・シスター)」について、令和6年10月28日(月曜日)から行っていた外装のリニューアル工事が、11月19日(火曜日)に完了しましたのでお知らせします。
 新しくなったSun  Sisterサン・シスター)にぜひ会いに来てください。
  サン・シスター
   ヤノベケンジ ≪Sun  Sister≫ @2015 Kenji  Yanobe

 ※ 彫刻「Sun  Sister(サン・シスター)」の詳細はこちらで紹介しています。
 

   県では、これまで、県立美術館から神戸市立王子動物園までを結ぶ「ミュージアムロード」の活性化策として、灘区総合芸術祭や地域における芸術文化活動への支援、オブジェの設置やオブジェ制作者によるアート・ワークショップの開催など、ミュージアムロードの新たな魅力づくりに取り組んできました。
 今後もミュージアムロードにおいて、県立美術館や地域団体等と連携して各種事業を実施し、新たな文化創造と集客拠点としての魅力を発信していきます。

ミュージアムロードシンボルオブジェの設置

 ミュージアムロードとともにHAT神戸に新たな賑わいを創出するため、兵庫県と神戸市では互いに連携し、令和3年6月29日、HAT神戸なぎさ公園に新たな2体のオブジェを仲間に迎えました。

  チラシ
 「ミュージアムロード&HAT神戸エリアに新たなシンボルアート作品がお目見え!」(PDF:3,370KB)


●Ether (family) (エーテル ファミリー)

  Ether (family)作品 Ether (family)集合写真
   Ether (family), 2021, mixed media, 400.0×241.0×240.0 cm, collection of Hyogo Prefecture

   作品名:「Ether (family)」(エーテル ファミリー)(高さ約4m、3.3m、2.6m、1.7mの4点組)
   制作者:名和 晃平氏(大阪府出身、京都芸術大学教授・現代美術家)
       ・2009年:自身のスタジオ「Sandwich」創設
       ・2003年:京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第1号を取得
       ・2015年~:ベルギーの振付家/ダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品
              「VESSEL」を国内外で公演
       ・2018年:フランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示

   設置場所:なぎさ公園内(神戸市中央区脇浜海岸通1-4-1)

   作者からのメッセージ:
   Ether(family)は、滴(しずく)が地面に落ちて広がる様子を段階的に3Dモデル化し、上下反転させて積み重ね た彫刻作品です。
   水やエネルギーの循環と生命の永続性を象徴しています。
   重力に抗い空に伸びる4つの彫刻は、復興した街を見守る家族のように、互いに寄り添って立っています。 
 

●Animal 2021-01-B(KOBE Bear)

  三沢作品2  三沢作品集合写真

   作品名:「Animal 2021-01-B(KOBE Bear)」(高さ約3.14m)
   制作者:三沢 厚彦氏(京都府出身、武蔵野美術⼤学特任教授・現代美術家
       ・1989年:東京東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了
       ・2001年:第20回平櫛田中賞受賞
       ・2019年:第41回中原悌二郎賞受賞
       ・全国30か所近くで個展を開催。直近では、2017年の渋谷区立松濤美術館、
        2018年の横須賀美術館、富山県美術館、2020年のあべのハルカス美術館(大阪)等で開催した。

   設置場所:なぎさ公園内(神戸市中央区脇浜海岸通1-4-1)

   作者からのメッセージ:
   瞳には六甲山の緑と空の青が映り込んでるようです。
   背後の海には夕日が反射してキラキラしてます…そんな時間帯もあるでしょう。
   日々移り変わる時間と環境と共に「Animal 2021-01-B(KOBE Bear)」はここにいます。  

  Sun Sister(サン・シスター)

 サン・シスター2
平成27年6月には、兵庫県立美術館南側の大階段下に作品「Sun Sister」(サン・シスター)を設置しました。この作品は、現代美術家のヤノベ ケンジさんによる、未来の希望の象徴である「輝く太陽」を持った高さ約6mの少女像です。

   
         ヤノベケンジ ≪Sun  Sister≫ @2015 Kenji  Yanobe          

   作品名:「Sun Sister](サン・シスター)(高さ約6m)
   制作者:ヤノベケンジ氏(大阪府在住、京都造形芸術大学教授・現代美術家)
       ・2009年:「水都大阪2009」にて、火や水を噴く龍が乗るアート船「ラッキードラゴン」、
        巨大ロボット「ジャイアント・トラやん」等を発表し、大阪文化賞受賞。
       ・2012年:震災復興を掲げるモニュメント「サン・チャイルド」を大阪・南茨木駅前に設置。
   設置場所:兵庫県立美術館南側敷地 大階段下(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)

また、平成27年6月28日に「Sun Sister」の設置を機に、制作者のヤノベケンジ氏を招いて、地元の子どもたちの参加のもと、お披露目式を開催しました。

サンシスターお披露目式2   サンシスターお披露目式1        

 

PEASE  CRACKER(ピース・クラッカー) 

 平成26年3月、神戸市灘区摩耶海岸通りの歩道条にミュージアムロードのシンボルオブジェの1体目となる作品「PEASE CRACKER](ピース・クラッカー)を設置しました。この作品は、現代美術家の椿 昇(つばき のぼる)さんによる、高さ4m、長さ8mのサヤエンドウのような形をしたオブジェです。このオブジェの大きなサヤの下には、豆の形をしたベンチがあり、子どもたちの休息スポットにもなっています。

 ピースクラッカー画像2     ピースクラッカー画像1

                                

ミュージアムロードマップ

ミュージアムロードにおける主な文化施設と野外アート作品を記載したマップです。

 ミュージアムロードマップ
 ミュージアムロードマップ(2024年12月時点)(PDF:503KB)


ほかにも、ミュージアムロード、HAT神戸から摩耶山まで、「海」「山」「アート」を楽しめるスポットを紹介するガイドマップなどを発行しました。詳しくはこちらのページをご覧ください

 

 今後の取組み

 これらのシンボルオブジェをきっかけとして、ミュージアムロードの魅力が高まり、周辺地域がにぎわいのある元気なまちとなりますよう、今後も、県立美術館や地域団体等と連携して各種事業を実施し、新たな文化創造と集客拠点としての魅力を発信していきます。  

 

お問い合わせ

部署名:神戸県民センター 県民躍動室

電話:078-647-9092

FAX:078-642-1018

Eメール:kobe_kem@pref.hyogo.lg.jp