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登録番号第85号

取組内容 地域の放置竹林から発生する竹バイオマスの多段階利活用
取組主体 株式会社公栄水産
取組実施場所 たつの市御津町室津119
取組開始年月 令和2年3月
先導性の区分 技術(システム)
ホームページ

https://kouei-suisan.co.jp(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

取組の概要

  • 放置竹林整備で発生する地元産竹材を使用した牡蠣筏の制作を行っている。
  • 伐採竹のうち、太さ・長さ(直径約10~11cm×10m)を満たした竹のみ筏制作の材料として使用。それ以外の竹はチッパーで粉砕し、マルチング材として竹林内に散布している。
  • 牡蠣筏は3年ごとに更新しており、使用済みの廃竹材についても破砕・粉末化し、地域の野菜栽培に適した土壌改良材としての利活用を模索している。

利活用バイオマスの種類と製品等

利活用バイオマスの種類と量
種類

木質未利用材(竹)

利活用量

伐採竹(牡蠣筏):180本/年

伐採竹・廃竹(破砕):5t/年

利活用技術

切断・加工、破砕・粉末化、乳酸菌発酵

 

製品

製品の種類 牡蠣筏、土壌改良材
製品量

竹製筏3台、竹チップ4t(R4実績)

主な利用先

牡蠣筏:自社

土壌改良材:一般ユーザー(試作段階)

牡蠣筏

 

竹林内におけるチッパーでの破砕

整備された竹林

 

お問い合わせ

部署名:農林水産部 流通戦略課 食の安全・ゼロエミッション班

電話:078-362-9213

FAX:078-362-4276

Eメール:ryuutsuusenryaku@pref.hyogo.lg.jp