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管理者:兵庫県 指定年月日:昭和27年7月29日 所在地:姫路市家島町宮 関係漁協名:家島漁業協同組合 |
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撮影年:2013年 |
家島漁港のある家島群島は、瀬戸内海を航行する船舶避難地として広く利用され、豊富な漁場が控えることもあり漁業の根拠地として発展してきた。主要産業は、石材業・海運業・漁業であり、約4分の1の世帯が水産業や水産加工業に従事している。石材業・運搬業は昭和40年代以降の建設ラッシュを受けて大きく発展し、採石場から採取された石材をガット船が各地へ輸送する光景が日常的に見られたが、年々減少傾向にある。替わって、変化に富んだ海岸線と豊かな自然の恵みからいたるところが好釣り場となっており、一年を通じ投げ釣り、磯釣りと多彩な釣りが楽しめ、夏には海水浴場もあることから、多数のレジャー客が訪れ、家島本島には旅館、民宿が営まれるなど観光業が発展している。
家島漁港は、古来より天然の良港としてその名を知られ、沿岸漁業の基地として発展を続けてきた。ノリ養殖の他、瀬戸内有数の漁場にも接しているため、船びき網・小型底びき網・定置網漁業等により、イワシ(シラス)・イカナゴを主力としバラエテイに富んだ魚種が水揚げされている。
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