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管理者:兵庫県 指定年月日:昭和26年8月21日 所在地:美方郡香美町香美区 関係漁協名:但馬漁業協同組合 |
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撮影年:2007年 |
香住漁港は、兵庫県の日本海側のほぼ中央に位置し、海岸線が典型的なリアス式海岸で山陰海岸国立公園・山陰海岸ジオパークの中核を形成し、昭和13年には名勝「香住海岸」として指定されている。海域は、海岸線から急傾斜をなし、岸から15kmで水深200mに達し、沿岸の漁場に恵まれていないかわりに、沖合には対馬暖流による好漁場が形成されている。
香美町では、漁業、水産加工業といった水産業の占める割合が高く、夏の海水浴、冬のカニを主力とした観光産業を含めたサービス業とともに、本町の主力産業となっている。
香住漁港といえば、松葉ガニ(ズワイガニ)が有名であるが、県内で唯一、本漁港で水揚げされるベニズワイガニも隠れた逸品で、その品質の良さから「香住ガニ」と呼ばれブランド化されている。
夏場には、活き造りにされるシロイカ(ケンサキイカ)やスルメイカ漁に出港する漁船の集魚灯が夜の日本海を彩り、夏の風物詩となっている。
また、後継者育成のため、県立香住高校に県下で唯一、水産関係の学科(海洋科学科)が設置されているなど、水産業とともに生きるまちと言える。
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