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今年で、25回目となる、世界に誇る但馬牛のすばらしさを紹介する、「但馬“牛まつり”」が9月23日、新温泉町の県立但馬牧場公園で開催されました。
会場には「食らえ!但馬牛」と題した200席のバーベキューコーナーが新設され、訪れた人が美味しい但馬牛に舌鼓を打ちました。また、但馬牛をPRするアイドルオーディションや、但馬農業高校の生徒が参加した恒例の“但馬牛牛車の花嫁行列”で会場が大いに盛り上がりました。
同時開催された、但馬杜氏による「日本酒まつり」では自慢の銘酒の試飲が行われ、「但馬“栃まつり”」では色々な栃餅の食べ比べや、新開発の「栃スイーツ」が販売され、イベントの最後には栃餅の餅まきでフィナーレを飾りました。
東京国際フォーラムで9月19、20日に開催された「2018“よい仕事おこしフェア”」において、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の魅力を、ひょうごゴールデンルートとその周辺観光地とともに広くPRしました。
両日、ブース出展し、映像やパンフレットでPRを行うとともに、20日には、銀の馬車道沿線の県立福崎高校出身の歌手、上田正樹さんに出演いただき、姫路「お城の女王」とともに歌とトークで兵庫の魅力を発信しました。上田正樹さんのミニコンサートでは、大ヒット曲「悲しい色やね」を含む3曲が歌われ、会場は大いに盛り上がりました。
また曲の合間に、高校時代の福崎での生活を振り返り、ふるさと兵庫の魅力を存分にアピールしていただきました。
但馬地域の企業が一堂に会する「夢但馬産業フェア2018」が9月21日・22日の二日間にわたり開催されました。産業フェアは、但馬企業の優れた技術や新商品をなどの紹介を通じたビジネスマッチングの機会の提供と地元中高生や保護者の方々に但馬にも魅力的で将来性のある企業が数多くあることを伝え、地元就職や将来のUターン就職に繋げることを目的としています。
今年は、87企業・団体が出展し、各社自慢の技術や商品を熱心にPRされていました。そのような中、地元の中学校や高等学校など14校で1,000人を超える生徒が来場し、初めて見る地元企業の技術力に触れ、目を輝かせていました。「多くの企業があるのを初めて知った。将来は但馬で働いてみたい」と話してくれる生徒もおり、将来の但馬を担う若者の地元就職に期待を持つことも出来ました。
また、海洋研究開発機構の協力により、但馬の企業が造った部品も使われている「しんかい6500」で撮影した神秘的な深海生物のパネル展示や深海生物の動画などの特別展示も人気を博し、多くの家族連れも訪れ過去最高の4,200人の来場者で賑わいました。
高速道路の整備が着実に進んでいます。北近畿豊岡自動車道は、昨年3月に日高神鍋高原ICまで完成しました。現在、「日高豊岡南道路」(日高神鍋高原IC~(仮称)豊岡南IC)、「豊岡道路」((仮称)豊岡南IC~(仮称)豊岡IC)の整備が国により進められています。
9月24日には、「豊岡道路」の起工式を開催し、皆さまとともに工事の早期完成を祈念しました。山陰近畿自動車道は、昨年11月に「浜坂道路」が開通しており、今年度より新たに「浜坂道路Ⅱ期」(新温泉浜坂IC~居組IC)の整備に着手しています。
この11月5日には、高速道路を活用した地域創生をテーマとする「“ひょうご基幹道路ネットワーク”シンポジウム」を豊岡市民プラザ(アイティ7階)で開催します。皆様、ぜひご参加下さい。
また、生活に密着した道路整備も進んでいます。9月8日には、冬場の積雪、凍結による交通の難所で、地元の皆さまの悲願であった国道9号「笠波峠除雪拡幅」(香美町)の起工式も開催したところです。
道路網の整備は、観光など産業の活性化、急病患者の緊急搬送、災害時の物資の緊急輸送など様々な役割を担っています。これからも道路整備を着実に進め、但馬の地域創生を支えてまいります。
【整備が進む北近畿豊岡自動車道(「豊岡南道路」)】
【国道9号「笠波峠除雪拡幅」起工式】
(但馬県民局長 古川 直行)
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