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浸水想定区域図は海面が潮位0.6mの時に、津波が発生した場合の津波水位を想定し、浸水範囲、浸水深を算出しています。
※1 東京湾平均海面(T.P.±0.0m)は、日本の標高(海抜高度)の基準面。T.P.+0.6mは、東京湾平均海面より0.6m高い水位で、兵庫県の日本海沿岸での平均満潮位にあたる。
浸水深さ30cmで動けなくなります。津波に巻き込まれない対策が重要です。
豊岡市東部(外部サイトへリンク)※災害種別で津波を選択してください
(浸水深の目安)
(解説)
例えば「田結地点」では、地震発生から12分後に津波が到達※3し、その後(すぐに)最高水位T.P.+3.6mの津波到達が想定されています。
最高水位T.P.+3.6mの津波高さとは、満潮時に3.0mの津波が到達するということです。
(満潮位T.P.+0.6m+津波高3.0m=津波水位T.P.+3.6m)
※3 地震発生後、初期水位(T.P.+0.6m)から海面が1m上昇(T.P.+1.6m)するまでの時間を最短到達としています。
平成26年に国の「日本海における大規模地震に関する調査検討会」が日本海で設定した60の断層モデルのうち、兵庫県沿岸の津波に影響が大きい5つの断層を想定しています。
【参考】
出典)日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書
1.地震規模
想定する5つの断層モデルと地震の規模(マグニチュード) |
|||||
津波断層モデル |
F24 |
F49 |
F52 |
F54 |
F55 |
マグニチュード |
7.9 |
7.4 |
7.3 |
7.2 |
7.5 |
2.地震動
市町名 |
想定される地震動 |
豊岡市 |
震度6強 |
香美町 |
震度6弱 |
新温泉町 |
震度6弱 |
上記1の5断層を震源とする地震の発生による津波をそれぞれ想定しています。
地震発生時の海面は満潮(朔望平均満潮位※2)を想定しています。
このため、津波水位は但馬地域の満潮位(T.P.+0.6m)にシミュレーションで得られた津波高を加えた水位となります。
地震の影響による地殻変動について、海域では隆起及び沈降の両者を考慮していますが、陸域では隆起を考慮せず沈降のみ考慮しています。
防潮堤等の施設は、地震による液状化等の影響で機能が低下または破壊されると想定しています。
また、津波水位が防潮堤等を越えた場合は、その施設は破壊され機能しないと想定しています。
※2朔望平均満潮位
朔望(新月、満月)の日から前2日、後4日以内に現れる、各月の最高満潮位の平均値(但馬地域では、T.P.+0.6m)
ひょうご住まいの耐震化促進事業(まちづくり部建築指導課)
フェニックス共済(外部サイトへリンク)((公財)兵庫県住宅再建共済基金)
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