ここから本文です。
尼崎21世紀の森構想のリーディングプロジェクトとして平成18年5月に一部開園(6.6ha)した「尼崎の森中央緑地」(約29ha)。その全体像を明らかにしている「尼崎の森中央緑地基本計画(平成16年1月策定)」の紹介や生物多様性に配慮した参画と協働による郷土の森づくりの取組について紹介します。
参画と協働の森づくり |
尼崎21世紀の森構想」の対象地域は、国道43号以南の1,000haを対象としていますが、「森と水と人が共生する環境創造のまち」を最も演出できるエリアとして、「尼崎の森中央緑地」(約29ha)を先導整備地区に位置づけ、その全体像を明らかにするため「尼崎の森中央緑地基本計画」を平成16年1月に策定しました。
平成17年度には、地域の気候風土に根ざした原生植生や二次植生による緑地づくりをめざして、植栽の専門家による「尼崎の森中央緑地植栽計画検討会」を設置し、指針となる植栽計画を策定しました。
平成18年度からは、植栽計画推進のために尼崎の森中央緑地植栽計画推進会議を設置しています。
その後、平成26年12月から平成27年2月にわたり「尼崎の森中央緑地整備計画検討委員会」を2回開催し、平成27年3月に尼崎の森中央緑地整備計画をとりまとめました。
また、尼崎の森中央緑地は、県民の参画と協働によって森づくりを進めていくこととしており、中央緑地に植える苗木の育成や植栽などを市民活動組織「アマフォレストの会」をはじめとする多くの県民、企業等と一緒に進めています。今後は、さらに多くの県民、企業等が生物多様性に配慮した郷土の森づくりに関わっていただけるような仕組みづくりを進めます。
お問い合わせ