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「神戸都心迂回割引」とは?
令和6年6月の料金改定で新しく導入された、神戸都心部を通る最短ルート(3号神戸線)と渋滞を避ける迂回ルート(中国自動車道等)を同一料金にするサービスです。
兵庫県では、“渋滞全国ワースト1位※”の阪神高速3号神戸線の慢性的な渋滞を緩和させることは、物流や観光等、県の発展に欠かせない重要な課題と考えています。
そこで、「神戸都心迂回割引」の導入をきっかけに、都心ルート(阪神高速3号神戸線経由)と迂回ルート(中国自動車道経由)を実際に走行し、時間と費用にどれくらいの差があるか検証してみました。
※全国の都市高速道路における年間渋滞損失時間(H31国土交通省)
走行区間: 茨木IC(大阪府茨木市)から 明石西IC(明石市)まで
出発時刻: 平日通勤時間帯(8時頃) に、乗用車2台(同車種)が同時出発
比較内容: 走行時間・費用(ガソリン代を含む)
その他 : 法定速度内で走行
今回の走行では、都心ルート(阪神高速3号神戸線経由)で大きな渋滞には遭遇しなかったものの、迂回ルート(中国自動車道経由)の方が11分も早く到着することができました。
しかも、かかった費用は「神戸都心迂回割引」のおかげで、ほとんど同額でした。(「迂回ルート」とはいっても、都心ルートとの距離の差は1kmほど。)
阪神高速3号神戸線では、今回よりももっと酷い10kmを超える渋滞も珍しくありません。
渋滞が予想されるときは、「迂回ルート」の選択も十分有効です。「神戸都心迂回割引」を上手に使って、スムーズでお得に高速道路を利用しましょう!
渋滞予測やルート別の詳しい比較は阪神高速(株)のウェブサイトをご確認ください。
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