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更新日:2024年5月22日

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兵庫県の概要について

兵庫県ホームページにようこそ。ここでは兵庫県の概要について説明をしています。

兵庫県のすがた

北には日本海、南は瀬戸内海、太平洋に接する兵庫県は、その多様な気候と風土から、「日本の縮図」と言われています。
また、日本列島のほぼ中央に位置する兵庫県は、日本標準時を決める東経135度の子午線が南北に走り、その広大な県土には、東に大阪府、京都府、西に岡山県、鳥取県、南に香川県、徳島県と6つの府県が接しています。

兵庫県の面積は、8,400.95平方キロメートル(令和5年1月現在)で、これは国土の2.2%で、47都道府県中12番目の大きさです。県内市町のうち、最大は豊岡市の697.55平方キロメートル、最小は播磨町の9.13平方キロメートルです。

兵庫県の人口は、5,459,867人(令和5年1月現在)で、これは全国の4.3%で、47都道府県で第7位です。また、県内市町のうち、最多は神戸市の1,510,917人、最小は神河町の10,661人です。

五国からなる兵庫

兵庫県内には29の市と12の町があります。昔は5つの「国」に分かれていました。多彩な地形や気候、風土がある兵庫県。異なる特徴をもつそれぞれの地域をご紹介します。

U5H(兵庫五国連邦)プロジェクト(外部サイトへリンク)

摂津(神戸・阪神)

ランドマークがそろう開放的なウォーターフロントや絶景を見晴らせる山々、歴史ある温泉地など、ロマンあふれる神戸エリア。隣接する阪神エリアには、モダンで上質な建築物や芸術、文化が根付いています。高級牛肉の神戸ビーフを提供するレストランや人気のある洋菓子店が多く立ち並びます。

播磨

世界遺産の姫路城をはじめ、明石城や忠臣蔵で知られる赤穂城跡など、歴史が息づく城下町が広がっています。瀬戸内がもたらすカキや赤穂の塩、明石の鯛などの海の恵みに加え、兵庫発祥の山田錦(酒米)や播州織(先染め織物)など、多様な魅力にあふれています。

但馬

県内最高峰の氷ノ山をはじめとする山々と日本海に囲まれており、一年を通じてさまざまなアウトドアが楽しめます。ズワイガニ漁やイカ釣り漁などの漁業が盛んなほか、出石焼(磁器)や豊岡杞柳細工(木工品)をはじめとした、美しい伝統工芸品が受け継がれています。

丹波

澄みきった空気と豊かな自然、今も残る美しい田園風景が広がる恵みの郷。実り豊かな風土で、栗、黒大豆、小豆、山の芋、猪肉のぼたん鍋などの特産品は全国的に有名であるとともに、古くから伝わる丹波焼(陶器)は日本を代表する伝統工芸品の一つです。

淡路

温暖な気候で、美しいサンセットラインや世界最大級の渦潮など、雄大な自然美を誇る島。花の名所としても知られており、島の各地で四季折々の花と出合うことができます。また、新鮮な海産物をはじめ、畜産物、野菜、果物に至るまで食材の宝庫と称されています。

兵庫県の歴史

神戸が開港してまもなく明治新政府ができると、外国と交渉を行い、神戸港や神戸港周辺の旧幕府領を管理するために、慶応4年(明治元年)1月22日に兵庫鎮台が置かれました。その後10日余りで兵庫裁判所と改称すると、5月23日には裁判所を廃して、兵庫県が置かれました。

明治9年の府県の統廃合によって飾磨県(播磨全域)及び豊岡県の一部(但馬全域と丹波の氷上・多紀2郡)、名東県の一部(淡路全域)を併合して、ほぼ現在の県域が確定することになります。

明治時代には、県内には400を超える町や村がありましたが、その後の合併により平成18年以降、市町数は41(29市12町)となっています。平成30年には県政150周年を迎えました。

阪神・淡路大震災

平成7年1月17日、午前5時46分、マグニチュード7.3の激震が兵庫県南部地域を襲いました。この都市直下型大震災は、6,400人を超える尊い命を奪うとともに、住宅をはじめ、電気、ガス、水道などのライフライン、高速道路や鉄道、港湾などの都市基盤に壊滅的な打撃を与え、その被害総額は約10兆円にのぼりました。

【詳しくは、震災復興のページへ】

大震災からの復旧と復興への歩み

交通網の寸断や都市機能のマヒという困難な状況のなか、関係者の懸命の努力と多くの支援によって、復旧作業は急ピッチで進みました。電気は震災後6日目で応急送電が完了、水道と都市ガスは3ヶ月後に復旧しました。
まず、何よりも急がれる被災者の住まい、産業、道路、鉄道、港湾等の都市基盤について「緊急復興3カ年計画」を作成、併せて「阪神・淡路震災復興計画」(ひょうごフェニックス計画)を策定し、単に震災前の状態に戻すのではなく、来るべき高齢化社会への備えや経済の成熟化など、私たちが抱える様々な課題にも対応した「創造的復興」を成し遂げることを目指し、10ヵ年にわたる総合的な取り組みを始めました。
また、復興住宅の建設も順調に進められるなど、都市基盤を中心に住宅や産業も順調に進み、総量的には「緊急復興3カ年計画」の目標を達成することができました。
平成17年1月17日には、天皇皇后両陛下ご臨席の下、阪神・淡路大震災10周年のつどいを、また平成27年1月17日には「阪神・淡路大震災20周年追悼式典」を開催しました。また、令和2年1月には秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席のもと「阪神・淡路大震災25年追悼式典」を開催しました。
今、兵庫県では、被災高齢者の自立支援、まちのにぎわいづくりなどを進め、安全で安心な地域づくりに全力を挙げるとともに、震災の経験と教訓を継承するため、「1.17は忘れない」取り組みを継続して実施しています。

 

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