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更新日:2010年5月25日

オオサンショウウオ

両生類(りょうせいるい)

オオサンショウウオ(Andrias japonicus) Bランク

どんな生きものかな

オオサンショウウオは川にすむ両生類(りょうせいるい)で、兵庫県では60cmくらいのものがよく見つかります。日本記録は150.5cmにもなり、川の食物連鎖(しょくもつれんさ)の頂点(ちょうてん)に位置(いち)します。また、60年以上も生きる、とても長寿(ちょうじゅ)な動物で、3000万年もの間、ほとんど姿を変えていないとも考えられています。昼間は大きな石の下や川岸の「すきま」にかくれていて、夜になると餌(えさ)をとるため川底に姿をあらわします。昼間、そういう「すきま」に手をもっていくと、餌とまちがえてかまれることがあるため気をつけましょう。兵庫県内では淡路島以外の主な水系(すいけい)で、上流から下流まで広く見つかっています。国の特別(とくべつ)天然(てんねん)記念物(きねんぶつ)にも指定(してい)されています。

なぜ減(へ)ったのかな

オオサンショウウオは、川底の石の下や、川岸がほれた場所などの「すきま」をすみかにしています。からだが大きいですが、実は、からだがぴったりおさまるほどの、意外と小さなすきまが好きです。人間が、川を洪水(こうずい)から守るためにコンクリートで川底や川岸をかためるような工事をすると、そのような「すきま」はなくなり、オオサンショウウオのすみかがなくなってしまいます。また、オオサンショウウオは、繁殖(はんしょく)の前や、流されたときに川底をノソノソと歩いて上流へ移動します。しかし、堰(せき)やダムなどの高い段差(だんさ)によって、上流へ移動(いどう)できないところが多くあります。一部の堰では、オオサンショウウオが上流にのぼれるように、そのような段差をなくす対策がされているところもあります。オオサンショウウオが減った理由は、その他にも、農薬や肥料(ひりょう)、生活排水(はいすい)で水質(すいしつ)が悪くなったことや、農業用に大量に取水したため水がへってきていることも関係している可能性がありますが、一番の理由をつきとめるにはまだまだ研究が必要です。

なにができるかな

川の工事は、家や畑や人々の命を守るために必要ですが、オオサンショウウオなど川のいきものたちが人間と一緒に生きていけるように、工夫(くふう)して工事をすることもできます。もし、みなさんの近くの川にオオサンショウオがすんでいるのを発見したら、学校の先生や近所の大人の人に教えて、とても貴重(きちょう)な生き物がすんでいる事をみんなに知ってもらってください。そうすると、川の工事をするときにもオオサンショウウオがすみやすいようにしてもらえるかも知れません。また、オオサンショウウオは人間が捨てたゴミを餌(えさ)と間違って食べてしまうことがあるので、川をきれいにしていきましょう。

 

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