サイト内検索
兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 令和6年度 > 令和6年9月第368回定例会 > 請願 > 請願 第24号
ここから本文です。
更新日:2024年10月25日
令和6年9月30日配付
健康福祉常任委員会付託
兵庫県が削減した令和7年度医師臨床研修病院の研修医募集定員を令和8年度は0から2以上に増員を求める件
1 受理番号 第24号
2 受理年月日 令和6年9月19日
3 紹介議員 庄 本 えつこ 丸 尾 ま き
4 請願の要旨
臨床研修・専門研修等に関する協議会及び地域医療対策部会は、本年4月に医師臨床研修の令和7年度研修医募集定員を7つの病院に対して定数ゼロの通達を出した。市立芦屋病院、川西市立総合医療センター、高砂市民病院、市立加西病院、公立八鹿病院、川崎病院、尼崎医療生協病院の7病院である。いずれも地域医療を支え、地域住民から信頼されている病院である。これらの病院では、病床数や研修定員が少なくても地域医療の実際を学ぶことができる。患者やその家族、地域の医療機関や介護関係者とのつながりを経験できたという報告が ある。
また、臨床研修終了後に専攻医として研修を継続する医師や、専門医資格取得後に帰任する医師がいる。中小病院や研修医定員が少ない病院であっても、地域医療を担う医師の育成に関して臨床研修を行う意義はある。多くの研修医は大学病院など病床数が多い病院での研修を選択している。
兵庫県全体ではほぼ定員いっぱいの研修医を受け入れており、中小病院や研修医定員が少ない病院での臨床研修を希望する研修医もいる。その希望をかなえる臨床研修病院は必要である。
厚生労働省は、医師偏在が問題として都市圏の臨床研修の募集定員を削減してきた。令和7年度の兵庫県の定員は、令和6年度より10も削減となった。
よって、下記事項について要望する。
記
1 医師臨床研修病院の令和7年度は0とした研修医募集定員を令和8年度は2以上に増員すること。
2 国に対して兵庫県の医師臨床研修定員の増員を求めること。
お問い合わせ