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更新日:2020年12月30日

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新型コロナウイルス感染症対策にかかる知事記者会見(2020年12月30日(水曜日))

  1. 「クラスター対策」緊急呼びかけ

動画

知事会見を動画で見る(約8分)(外部サイトへリンク)

知事記者会見内容

知事:

 今日の陽性者数が188名で、全然、減少傾向を示していません。昨日が193名、今日は188名で、高度横ばいの状況が続いています。
 その内容を見てみると、クラスターで感染している人が多いのです。これは以前からクラスターが問題だ、と言っていました。再度、県民への呼びかけだけではなくて、「クラスター対策」の緊急呼びかけをしたい、ということです。手元の資料のとおり、「クラスター対策」緊急呼びかけを行いたい、と思います。
 クラスター(の発生している場所)は、医療機関や社会福祉施設や学校ですが、規模の大小を問わなければ、家庭もクラスターになっているわけですし、職場もクラスターになっています。いわば、クラスターにしない、ということを、みんなで気をつけていく必要がある、ということでこのように整理しています。
 「ウイルスを持ち込まない」、ということが基本になります。
 医療機関(、社会福祉施設)の皆さんには、まず職員の方の行動に注意してもらわなければなりません。リスクが高い施設への出入りや飲み会などの行動に注意してください、ということです。そして、健康管理を徹底してください。あわせて、発熱等があった場合は必ず電話で相談して仕事に出ない、これは委託業者の方についても同様です。そのような対応をぜひお願いしたい、と思います。
 家庭については、従来から言っていますが、(感染拡大地域への不要不急の)往来を控える、外出を控える、ということ。リスクが高い施設への出入りや飲み会などの行動に注意してもらうとともに、毎日の検温など、ご自身の健康管理に留意してもらうことを強調しています。もう1つ、年始にあたって、初詣の際には、混雑する時期を回避して、長時間の滞在や大声での会話はもとより、飲食は自粛をお願いしています。
 職場でも、食堂や休憩室や更衣室などに注意するほか、マスクの着用、飲み会など、注意をお願いしています。
 裏面は、従来からお願いしています「5つの場面」への注意と、外出自粛等の要請と、飲食店での注意を書いています。
 ともかく、クラスターが続いていますが、特に、医療機関と高齢者福祉施設が中心になっています。これらの管理をされている方々には、ぜひ細心の注意をしてもらいたい、と思います。クラスターで大量に患者が発生している、ということは、最初の初動対応が少し甘い、とも言えるので、初動対応をしっかりとやってください。そのために、発熱等のある人は直ちに電話相談、と書きました。
 30日の押し迫った時期ですが、押し迫った時期に、高水準で陽性者が発生している、ということも含めて、今回の「クラスター対策」緊急呼びかけ、とします。

 

質疑応答

記者:

 今日の感染者を見ても、濃厚接触者が大半を占めているかと思います。クラスターの種類として、今、言われたように、医療機関と高齢者福祉施設でのクラスターが特に多い、と考えてよいのでしょうか。

 

知事:

 そうです。現在、感染している方々の大半が、医療機関と高齢者施設を中心としたクラスターです。

 

記者:

 この年末にかけて、感染者数が高止まりしている原因としては、医療機関と高齢者福祉施設でのクラスターが頻発していることがある、ということですか。

 

知事:

 現時点では、そのように分析せざるを得ないのではないか、と思っています。

 

 この資料には書いていませんが、年末年始にあたって、医療関係者の皆さんや、あるいは施設管理者等の関係者の皆さんには、しっかりと頑張ってもらっています。その方々には感謝を申し上げるとともに、ぜひよろしくお願いします、と呼びかけたいと思います。
 あとひと踏ん張り、ふた踏ん張り、というメドがなかなかつきにくいので、医療関係の皆さんも大変な思いがあろうと思いますが、ぜひ、県民の健康と命を守るため、よろしくお願いしたい、と思います。

 

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