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【発表項目】
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知事:
1番目は「事務系職種(大卒程度・早期SPI枠)・技術系職種(春日程)採用試験の募集開始」です。
様々な業種で、少子化やライフスタイルの多様化などにより、採用活動は、民間企業、公務員を問わず年々厳しくなっています。
事務系職種(大卒程度)の総合事務職の試験の実施状況ですが、平成25年度の倍率が11倍程度でしたが、近年は低くなっており、令和5年度は4.2倍となっています。
多様な学生に兵庫県庁を受験してもらえる、民間企業の就職活動と併用できるように、新たな試験として早期SPI枠を実施します。
通常は6月頃から地方公務員試験を実施し、筆記、面接と進んでいきますが、民間企業は事実上3月から4月頃には就職活動がスタートしています。
民間企業就職活動と並行できるようにSPI3を導入します。SPI3は、多くの民間企業が実施している基礎的な能力などを検査する試験です。
兵庫県以外の多くの自治体でもSPI3を活用した試験は既に導入されており、県でも事務系職種(大卒程度)で初めて導入します。
今回は事務系職種(大卒程度)の総合事務職で20名の採用枠を予定しています。
SPI枠とは別に、通常の試験も6月からスタートします。SPI枠との併用も可能です。民間企業の就職活動と並行して受験した方で、SPI枠では残念ながら不合格となった方も、通常の公務員試験で再度挑戦できる仕組みです。
令和5年度に23都道府県が事務系職種の早期実施を行っており、また、事務系職種でSPI3を導入しているのは21府県です。
近畿圏では、滋賀県、京都府、大阪府、奈良県です。兵庫県は後発ですが、以前から事務系職種の経験者採用試験にSPI3は導入しています。
技術系職種でも春日程を実施します。受付は、3月14日から4月5日までとなっています。
多くの方に受験していただきたいと思っています。
2番目は「『ひょうご躍動フォーラム』の開催」です。
対話と現場主義を目的に、県民の皆さんと直接意見交換をする機会として、今年度から躍動カフェを神戸や阪神間などで実施をしています。
それ以外にもワーケーション知事室やフィールドパビリオンなど、様々な場面で意見交換をした若い世代の方々がいるので、その方々と意見交換をする場を改めて作ります。
特に躍動カフェでも議題となった教育・子ども、仕事の問題などテーマごとに意見交換をしたいと考えています。
来年度、若者・Z世代支援策に重点的に取り組んでいきます。昨日も、ミモザ企業と女子学生を中心としたフォーラムを開催し、大学の無償化や高校生の留学支援、不妊治療などの説明を行いました。
高校生や大学生も高い関心を示しており、県立大学の無償化に対する評価や高校生の留学支援に興味を持っていました。また、不妊治療への支援では、特にプレコンセプションへ関心を示す学生が多く、若い世代向けの施策を重点化していく方向性は大事なポイントだと思います。
地域や分野を超えて不登校対策などの子供へのケアも今後重点化していくので、「ひょうご躍動フォーラム」で説明し、テーマごとにお話をしたいと考えています。
現場で活躍されている方々との意見交換を通して、新たな課題の把握をしたいと考えています。
私からは以上です。
記者:
採用試験の関係でお伺いします。
新たに技術系の職種の採用試験の募集が開始されますが、今回の特徴を教えてください。昨年と比べて、児童福祉士を増やす等、今年の春採用で変わった点はありますか。
担当課:
今年度、技術系職種の見直しを行い、春と秋日程の年2回、技術系職種を募集し、春は前倒したところその効果が見られました。
そのため、事務系職種(大卒程度)の試験は通常6月に始まりますが、今回は4月と6月の通常試験と併せて実施する点が大きな特徴になっています。
知事:
去年、技術系職種を前倒ししたら、割と応募が多く、良い人材が集まった実績があるので、今回も技術系職種の春日程を実施します。
それとともに、事務系職種(大卒程度)の総合事務職も前倒しで、SPI3を使った試験も新たに実施するものです。
記者:
躍動フォーラムの関係でお伺いします。
これまで躍動カフェ等の集大成のような形でフォーラムが実施されるものと思いますが、今後フォーラムで出た意見は政策などに反映させる、出た課題に向き合ってやっていきたいという思いで開催されるのでしょうか。
知事:
令和6年度予算も、多くが躍動カフェや県民の皆さんと直接いろいろと話をした中で、アイデアを得たり、課題を県政に反映してきたものです。
例えば、不登校対策では、躍動カフェで深刻な状況が広がっていると思ったので、校内サポートルームのスタッフの配置予算を大きく拡充しました。不妊治療の対策でも、淡路で交通費の問題などを伺ったので、予算で措置をして、条例創設に向けた検討を行うこととしました。
直接県民の皆さんから話を伺うのはすごく大事なので、今回、食や芸術文化もテーマになりますが、食であれば有機農業の関係や学校給食などがポイントになると思いますし、芸術文化は障害のある子供たち向けの芸術文化などを、鑑賞したりする機会をもっと増やしていくことが大事です。
先日芸術文化センターで「劇場って楽しい!!」に行きました。これは知的障害などのある方向けの音楽イベントですが、もともと200人ぐらいの定員でスタートしたら400名ぐらい集まって、今回400名ぐらいまで枠を増やしたら500名ぐらいに参加者が増えました。
実際に行くとすごく親御さんもお子さんも楽しんでいたので、芸術文化に対して、障害者アートという切り口ももちろん大事ですし、一方で見るという機会をもっと増やしていくこともすごく大事だと思いるので、ぜひ、この意見交換の中で聞いてみたいと思っています。
記者:
躍動フォーラムの関係でお伺いします。
これまで意見交換を行った方々が参加の対象になると思いますが、広く意見を集めるという趣旨であれば、新しく声を聞くやり方もあると思います。
これまで参加された方に限定されている意図を教えてください。
知事:
先ほどの答えにも少し関係するかもしれませんが、いろいろと意見を伺った中で、令和6年度を含めて施策反映をしました。
具体的に言うと、若者Z世代支援パッケージ、有機農業、不登校支援などの施策をもう一度フィードバックし、これまで意見交換した方から、今回作った施策に対する改善策や、もっとこうすれば良いなど、1度意見をぶつけ、新たな課題を深掘りしていきたい思いがあります。
新しい人から意見を聞くことも大事ですが、今まで意見をいただいた方に、例えば、ひょうごフィールドパビリオンも含めて、現状をフィードバックさせてもらい、さらに深掘りしていく趣旨でやりたいと思っています。
記者:
採用試験で新たな手法を発表されましたが、今後ますます人材獲得は難しくなるのかと思います。
県庁として今、多様な人材獲得に向けて取り組んでいることがあれば教えてください。
知事:
多様な民間企業を併願している人でも受けやする、試験の時期を前倒ししていく、インターンシップを実施するなど、入口を多様にしていくことを、もっと増やすことが大事だと思っています。
もう1点が、県庁の働き方改革です。ここが非常に大きなポイントになると思っています。
昨日も、国家公務員ベースでテレワークを、子どもが小さいときから小学校の一定の時期まで可能にすることを打ち出されましたが、県も今後、4割出勤を目指していく流れの中で、テレワークをしやすい環境づくりをしっかりとやっていくことが大事だと思っています。
現在、1年間モデルオフィスを実施したアンケート結果を集計、チェックをしています。その中でも30代40代の職員からは、テレワークがワーク・ライフ・バランスの意味で一定の評価を得ています。
もちろん課題もありますが、働き方改革、子育てや介護など、職員のワーク・ライフ・バランスをしっかり充実していくことを兵庫県が率先して示していければ、より良い多様な人材が集まってくるような魅力ある職場になると思います。
記者:
モデルオフィスのアンケート結果は年度内に発表するのでしょうか。
知事:
年度内の定例会見で発表すべく最終整理をしているところです。
記者:
採用試験の関係ですが、倍率が平成25年度の11.6倍から令和5年度は4.2倍となっており、かなり下がっています。
主要因は採用予定数が増えたからですか。それとも他に要因がありますか。
担当課:
受験者数は若干減少傾向ではありますが、採用予定数の増加が大いに影響しています。
受験者数が全体的に減少傾向にあるので、引き続き努力をしていきます。
知事:
平成25年度と比較し、極端に減っているのは、採用予定者数の影響が高いかもしれません。
職員数全体でみたときに、団塊の世代以下の職員が多い世代が退職されていくので、新規採用職員を確保していかないと定数が確保できない時代になってきています。そのため、採用数も平成25年度が35人だったものが令和5年度には80人に増えています。
倍率が低くなっている意味では、深刻な状況には変わりはありません。
記者:
採用者数を増やしたこと以外に、例えば民間に流れてしまっている人数が多いなどの分析をされていますか。
知事:
近年は民間に流れる傾向も高いと思います。感覚的な話になりますが、現在の就職活動は、売り手市場になっており、給与形態などを含めて民間企業を選択する方が技術系を中心に増えています。
民間企業との競合に対して、我々も対策をしないければなりません。公務員と民間企業のどちらに就職するか悩んでいる方が早く決まった方に決める可能性もあるので、民間企業と同じ門戸を開いておくことは、もう少し早く取り組むべきだったと思っています。
記者:
県立大の無償化に関してお伺いします。
本会議の代表質問や一般質問、予算委員会でも様々な意見が出ており、批判的な質疑もとても多かったと思います。
今後、予算委員会で、当初予算に対する修正案や附帯決議なども議論されていると思いますが、現在の状況をどのように受け止めていますか。
知事:
県立大学の無償化は、若い世代にとっての高等教育負担が非常に大きくなっている状況を解決するために、設置者が県である県立大学から無償化をスタートしたいと考え、今年度の8月に方向性を出しました。
県議会でも議論をさせていただきましたが、来年度予算の中で、大学4年生を中心に予算を提出させていただくことになりました。
今回の代表・一般質問でも、しっかり議論をさせていただいたので、議決は議会側の判断ですが、最終的に明日の予算特別委員会、来週の採決の場で成案となるよう我々は丁寧に説明をしていくことに尽きると思っています。
ただ、大きな方向性として大学の無償化は、若い世代への支援策の一丁目一番地として取り組むべきものだと思っています。
3月に県内の大学生と話をする機会もありましたが、県立大学に行った時にも大学無償化の方針が大学院も含めて示していることに、学生からは本当にありがたいという声をいただいています。
特に社会情報学部に属している学生さんは、就職を考えていたが、大学院まで無償化になれば負担軽減になるので、大学院に進学してDXのスキルアップをすることで、兵庫県に貢献したいという声もあります。
昨日のミモザフォーラムでも、学生から兄弟が3人おり、進学にかかる経費が心配だったが、県立大学の無償化は大変ありがたいという声もいただきました。
議会では様々な議論があり、賛否が分かれていると思いますが、当事者からは、大学の無償化を兵庫県がまずは一歩進めて欲しいという声があると私は感じていますので、議会にもご理解いただけるように、説明を尽くしていきたいと思っています。
記者:
反対意見の中でも、最も焦点になっているのが、対象が限定されていることだと思います。
県内の高校卒業者の1.7%しか受益者がいないとの指摘が度々ありましたが、それでもまずは県としてできることをやった後、支援の拡大は国の支援などを待つということでしょうか。
知事:
高等教育の負担軽減でできることを一歩ずつやっていきたいと考えています。
県立大学からスタートしていくことが第一歩です。
税金を使うため、県内で生まれ育った高校生たちを対象にしたいと考えています。
繰り返しになりますが、大阪公立大学や東京都立大学、国も第三子の大学無償化を行うこととしており、高等教育の負担軽減をしていく流れは広がりつつあると思っています。
ぜひ、国の支援拡充に期待したいと思っています。
もう一つの柱として、県立大学以外の方への支援策としては、奨学金の返済支援策の拡充があります。中小企業の人材確保とともに、高等教育の負担軽減の大きな柱の一つになってくると思います。
17年間で最大306万円の奨学金の返済を県と企業で負担する制度になります。大学の無償化と奨学金の返済支援を来年度予算からスタートさせることで、国の制度拡充にも繋げていきたいと思いますので、引き続き県議会にも理解をいただきたいと思っています。
記者:
奨学金返済支援の拡充と一緒に実施することによって、幅広く支援できるので、公平性の観点もカバーしていると考えていますか。
知事:
完璧ではないですが、二つの支援策に取り組むことで幅広く支援を行なえると考えています。
記者:
採用試験の関係でお伺いします。
なかなか職員が集まらないため、集めやすい試験を実施することが目的だと思います。
SPI3を使うことで基礎能力や性格を検査されますが、アピールシートが一次試験になっているのは、例えば一芸入試のように幅広い人材を確保したいのかと思ったのですが、SPI3とアピールシートは、どちらを重視して採用をしていく考えなのでしょうか。
知事:
制度の詳細は後程担当から説明しますが、SPI3は、民間事業者が作っている学力試験的なものになります。
それに合わせて、本来個人の特性は面接で確認することも大事ですが、アピールシートで自分たちが学生の間に何をやったのか、海外でどのような経験をしたのか、部活動やサークルで何をしたかなどをアピールしてもらうことが大事だと思っています。
担当課:
事務系職種は、以前から人物重視で実施してきました。
筆記試験に対応するSPI3・アピールシートと面接は1対3で評価することになります。
一次試験はSPI3の得点だけで合否を出す予定にしています。
アピールシートは二次試験の方で反映をしますが、提出のタイミングは一次試験で提出してもらうことになります。
知事:
一次試験は基本的にSPI3をベースにしてセレクションし、その時にオンラインでアピールシートを提出していただく。
二次試験でアピールシートを活用しながら面接を行うということです。
記者:
知事は、基礎能力や点数で高得点の人を採用したいのか、幅広い人材やいろいろな能力の人材を確保したいのか、どのような人を採用したいと考えているのでしょうか。
知事:
躍動する兵庫の実現に向けて、いろいろな社会課題に果敢にチャレンジする意欲と能力とやる気を持った人に来てもらいたいことが大きな方向性です。
ただ、県職員には、一定の基礎知識、学力的なものは必要になってくるので、SPI3で担保することも大事だと思っています。
大きな方向性としては、多様で意欲のある人に兵庫県庁に入ってもらいたいと思っています。
記者:
国は採用の選考活動は6月1日にするように要請があるかと思いますが、その辺りはどのようにと受け止めていますか。
知事:
通常試験は6月からという軸を変えずに、早期採用をしなければ関西で兵庫県だけがやってない状況になっているので、多様な・優秀な人材を確保しにくくなる状況にならないように、今回から手を打つものです。
担当課:
国の方との整合性は、国の方は試験に合格しても、必ずしも採用されるものではなく、官庁訪問があるということで整理されています。
採用試験はあくまでも、本人の意思に基づく準備行為であって、採用選考活動は各任命権者が行う、意思確認や面接等の具体的な採用に向けた行為から始まると考えており、最終合格発表後の採用候補者名簿登載の6月以降が採用選考活動となると考えています。
知事:
私の思いとしては、先ほども述べた通り、多様な人材をできるだけ幅広く確保していくために、いろいろな枠を作っていきたいということで今回、早期SPI枠を事務系職種(大卒程度)の総合事務職で初めて創設します。
記者:
民間企業にしても自治体にしても、6月から選考スタートのルールが形骸化していると思いますが、そのようなルールのあり方についてはどう思われますか。
知事:
採用活動がどんどん早くなっていますし、インターンシップも事実上そのような機会にもなってきているので、そこは時代の流れだと思います。
昨日も学生さんと話しましたが、早く就職先を決めたいという声も結構あります。安心したいのだとは思いますが、いろいろなやり方を用意することで、選べるようになることも大事だと思います。
就職活動期間を集中的にする形もありますが、事実上は採用の入口が多様化しています。中途採用・経験者採用も兵庫県庁の中でも増えていますから、採用人材の流動性が、これからも広がっていくと思います。
記者:
採用関係でお伺いします。
今回の早期SPI枠の採用は、20名で、通常80人募集の4分の1を割り当てるということでしょうか。
知事:
その予定です。
記者:
多様な人材が欲しいとの説明がありました。
専門試験には、行政法や民法が入っていますが、SPI3だと試験内容に入らないと思います。
SPI3で採用される20人はそれらの能力を問われず採用されることになると思うのですが、公務員を採用する観点から、知事はどのように考えられているのでしょうか。
知事:
SPI3の中に法律はありません。
ただ、既にいろいろな自治体がSPI3を採用試験で導入している流れもあり、実際にSPI3で一定程度学力、基礎的な能力も分かります。
法学部や経済学部でも行政マンとして必要なスキルが一定程度担保できると思います。
新規採用研修や採用後のOJTで学んでいくので、ベーシックな法律的知識などは当然勉強していくことになり、問題はないと思います。
記者:
例えば、合格した20人に何か研修をすることはあるのでしょうか。
知事:
SPI3と面接を経て合格される方なので、一定の能力はあると思います。特に法律上の研修を追加する必要はないと思います。
採用されてから新任研修と、現場で様々な実務経験をする中で法律や制度的なものを押さえていけば、人材として育成できると思います。
記者:
今回の採用では、多様性な人材を採用したい観点が強いのか、人手不足の解消の観点が強いのか、どちらに重きを置いているのか、教えてください。
知事:
今回は、民間企業の就職活動と並行できるように新たな試験を実施します。
これまでは、公務員を目指す人は公務員試験一本で勉強していた方が多いと思います。
そのような人材もご指摘のように、法律の知識をはじめ、いろいろな知識を身に付けている優秀な人材だと思いますが、他にも公務員として能力発揮できる人材もたくさんいると思うので、SPI3を通して、公務員試験の勉強をしていなくても、学校生活の中で多様な経験をしてきた人たちに門戸を開いていくことで、行政の活性化と多様性の意味で大事だと思います。
記者:
イカナゴ漁でお伺いします。
今回、大阪湾で史上初の禁漁で、播磨灘も1日で終了しました。
受け止めと県として今後どのような対策ができるか、お聞かせください。
知事:
すごくショックを受けています。
私は神戸須磨で生まれ育ちましたが、小さい頃イカナゴのくぎ煮が普通に食卓に並んでいて、高額なものではありませんでした。
今回、結果的に播磨灘では1日で操業が終わってしまい、大阪湾では0日でしたが、イカナゴの取れる量が非常に少なくなってしまい、庶民が中々食べにくい食材になり、大変残念だと思います。
今年は、播磨灘で漁をしましたが、イカナゴ漁を続けていくためにも1日でもやりたいという漁業者の思いを受けたものです。
今後は、1日で終わらせず、長く漁を続けていけるように取り組みを進めていきたいと思います。
既に下水処理場の処理水の基準を緩和し、より多くの有機物を窒素やリンを海に戻す取り組みを法律に基づいて実施しており、引き続き、しっかりとやっていくことが一番大きなポイントだと思います。
漁業者と一緒になった海底耕耘の実施、ため池の水を川に戻して海に有機物を戻していくことにより、海の豊かさをしっかりとオール兵庫でやっていくことが大事だと思います。
ノリについては、その結果が出始めて、兵庫のノリの生産量が今日本一になりました。
神戸や播磨地域のイカナゴのくぎ煮が高価で庶民が買えないものになってしまうと食文化が絶滅してしまうので、そうならないように全力でこれからも取り組んでいきたいと思っています。
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