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更新日:2021年6月1日

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保育所等の定員・申込者の状況等の公表に関する知事コメント(令和3年6月1日)

令和3年4月1日時点の待機児童数(速報値)は769人(対前年:△759人)となり、子ども・子育て支援新制度が始まった平成27年4月以降、最小となりました。

保育所等の定員は、都市部を中心に、保育所・認定こども園等の整備、保育送迎ステーションの開設などが進んだ結果、3,840人分が新たに確保され、約11万9千人となりました。
一方、保育所等の利用申込者数は約11万7千人となっており、前年から581人の増にとどまっています。保育需要を呼び起こした幼児教育・保育の無償化の影響が平年度化したことに加え、コロナ禍で保育の利用をためらった子育て世帯が一定数あったのではないかと推察されます。

結果として、県全体の待機児童数は半減しましたが、都市部では依然として多くの待機児童が発生しています。今後も、地域で異なる保育事情を中長期的に見極めつつ、さらなる保育定員の拡大に取り組む必要があります。

保育人材や保育の質の確保も重要な課題です。「保育士・保育所支援センター」を活用し、保育士の再就職を支援するとともに、保育士の処遇改善、キャリアアップ研修、アドバイザーによる巡回支援などにも取り組みます。

子育てするなら兵庫。これからも、市町や保育関係者と連携しながら、保育定員の拡大、保育人材・保育の質の確保に積極的に取り組み、女性の社会進出を力強く後押ししてまいります。

令和3年6月1日

兵庫県知事 井戸 敏三

 

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