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更新日:2023年9月29日

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武庫川下流部築堤区間の河川整備について

武庫川では昭和36年6月に発生しました戦後最大洪水と同規模の洪水(3,510m3/s)に対して、安全に流すため、阪神高速湾岸線からJR東海道本線の5km区間を対象に河床掘削工事や護岸工事などを進めています。

令和5年度の工事予定

今年度は、阪神高速湾岸線上流および南武橋上流の河床掘削、南武橋架替、国道2号上流の低水護岸工事、1号床止工撤去および帯工設置、2号床止工、3号床止工改築工事などに取り組む予定です。

11月から工事着手を予定しています低水護岸工事や床止工関連工事では、散歩やジョギングなどで利用されている河川敷に工事のためのヤードを確保する必要があり、利用できる河川敷の幅は狭くなります。

また、重機やダンプなどの往来も発生します。散歩などで利用される場合、注意してご通行していただくなど、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。

工事位置図

 

実施した工事の様子

(1)河床掘削工事

  • 阪神高速湾岸線上流部において、国交省との連携により、台船を使って河床を掘削しました。台船上のバックホウで掘削した砂礫は、大阪湾窪地対策に流用するため、土運船で大阪湾へ搬出しました。

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(2)南武橋関連工事

  • 武庫川の流水を流れやすくするため、南武橋を架け替えています。
  • 南武橋の架け替えに伴い、尼崎市側のアプローチ道路工事(元浜橋拡幅工事)を行いました。(令和5年8月に車輌交通を新橋に切り替えました。)
  • 工事実施状況の詳細は、「南武橋架け替え事業のお知らせ(別ウィンドウで開きます)」をご覧下さい。

南武橋施工後

 

(3)低水護岸工事

  • 河床掘削によって、既設護岸の基礎が露出するため、低水護岸を新しく造り替えています。
  • 上段は施工中、下段は施工後の状況です。

低水護岸施工中

低水護岸施工後

  • 低水護岸に使用しているブロックは、西宮市田近野町付近の武庫川の河川内に堆積したレキを使用して作成しています。

低水護岸施工後近影

(4)3号床止工改築工事

  • 床止工の段差が魚類の移動の障害とならないように、全断面魚道型へ改築しています。
  • 上段は施工中、下段は施工後の状況です。

3号床止工施工中

3号床止工施工後

 

 

 

お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 西宮土木事務所 武庫川対策室

電話:0798-39-6145

FAX:0798-34-3097

Eメール:nishinomiyadoboku@pref.hyogo.lg.jp