更新日:2022年9月13日

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うつ病について

うつ病は「珍しい病気」じゃない

うつ病は、弱さや怠けではなく、誰もがかかる可能性がある病気で、一生のうちに15人に1人がかかると言われています。

早期に適切な治療を受ければ回復することが多い病気です。

はっきりしたきっかけがない場合や、心配事や過労、ストレス、または環境の変化(死別、離婚、昇進、結婚など)が引き金になる場合があります。

また女性は、出産を機にうつ病になる場合もあります。

うつ病の疑いがあると、受診を勧めても、すぐに受診するとは限りません。

「私は病気ではありません」「原因は分かっていますから」「疲れているだけ」「問題が解決されなくてはどうにもならない」「前にもこんな感じで何とかなった」と、病気を否定するかもしれません。

 

その背景には、「うつ病」という病気に対する誤解や、精神科の病院にかかることへの抵抗が大きく影響しています。

また、病気によって決断が難しくなっていることも考えられます。

まずは、本人の気持ちをしっかり受け止め、早めに専門の精神科を受診したほうが良いことを伝えてください。

 

うつ病の特徴

  • 憂うつ、何となくもの悲しい
  • 気分が落ち込む
  • 興味や喜びを感じられなくなる
  • 食欲がなくなる、または増える
  • 眠れない、または眠りすぎてしまう
  • 体の動きが鈍くなる
  • 強い焦りを感じる
  • 疲れやすくなる
  • 何でも自分のせいにしてしまう
  • 思考力や集中力が低下し、決断が困難になる
  • 死や自殺について繰り返し考える

対応のポイント

すぐに精神科にかかることに抵抗がある場合は、かかりつけ医などに相談することも一つの方法です。

うつ病は休息することが大切です。

「疲れているだけではないか」「大丈夫、気のせいだ」などの、軽はずみな励ましや、安易な気分転換の勧めは症状を悪化させます。

 

身近な人の様子がいつもと違うことに気づいたら、医療機関や地域の保健所(健康福祉事務所)などに相談するように勧めてください。

お問い合わせ

部署名:福祉部 障害福祉課

電話:078-341-7711(代)

内線:3091

FAX:078-362-3911

Eメール:shougaika@pref.hyogo.lg.jp

※障害福祉課では、直接ご相談をお受けすることができません。お住まいの地域の相談窓口をご利用ください。