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入退園と自立支援について
入園について
- 明石学園の入園については、主に児童相談所(兵庫県こども家庭センター)が窓口となり、各こども家庭センターのケースワーカーと相談の上、入園の手続きが取られます。
- 入園の方向が決まると、原則、入園予定の子どもとその保護者等で見学を行い、明石学園の職員から、園での生活やルールの説明を受け、入園に備えます。
一人一人に合った支援
- 学園の子どもたちは、入園する原因になった問題も、家庭環境も、それぞれの子どもが持つ特性も様々です。私たちは、一人一人の子どもに合った目標を立て、その目標を達成するための個別の計画を作ります。これを自立支援計画と呼んでいます。
- この自立支援計画は、年に3回、こども家庭センターの担当ケースワーカーおよび子ども自身と一緒に達成できたかどうかを評価し、新しい計画を作り直します。
- 策定にあたっては、処遇検討会を開き、担当職員だけでなく、移動寮やクラブ活動で携わる職員、心理担当の職員等からの意見を踏まえ策定します。
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- 策定した自立支援計画は、担当職員から子どもに説明を行います。
- 日課、クラブ活動、作業などを通して子どもの自立を支援していきます。
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- こども家庭センターや子どもと自立支援計画の達成を評価します。
- 必要に応じて医師のアドバイスをもらい、自立支援計画や指導に反映します。
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退園に向けて
- 学園生活を通して個々の成長を促すと同時に、退園後の生活を安定させるため、家族との定期的な面会や一時帰省などを実施するとともに、子どもに合った進路や新しい生活の場を調整します。
- 退園の時期、退園後の生活の場、進路等に関しては、子ども自身の目標達成の程度や、家族や地域との関係や調整の進み具合を総合的に判断し、子どもとその家族、こども家庭センター、原籍校等との協議を重ねながら決定します。
アフターケア
- 退園後も定期的にアフターケアを行い、子ども本人、家族、関係機関の相談に応じています。具体的には、電話連絡、学園での面接、家庭訪問等を行い、退園後の生活における困りごとを聞くとともに、必要に応じて関係機関を交えて一緒に改善策を考えていきます。