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神河町の根宇野地区にある扁妙の滝は、厳しい寒さの中で氷瀑(ひょうばく)となります。朝の最低気温がマイナス5度以下の日が4日ほど続くことが、滝が凍る目安。その年の気候によって凍り方が全く異なるので、毎年さまざまな表情を見ることができます。滝の両端のみが凍結し、真ん中は水が流れ落ちている様も美しいです。一つとして同じものがないのが氷瀑の魅力ですね。また、その大きさも見どころ。氷瀑の高さは30メートルほどで幅も5メートル以上ありますから、近くで見るとものすごい迫力です。扁妙の滝へは、町内のアウトドア活動の拠点、グリーンエコー笠形に登山口があります。総合案内所から登山口までは舗装された道ですが、滝が近づくにつれ、大きな石がごろごろしている川底を通ることになるので注意が必要です。滝が凍っているということは、そこまでの道も凍っています。お越しの際は滑らないように、靴底に取り付けるアイゼンを用意し、冬山登山の装備で来てください。(根宇野区長 野村浩平さん)
氷瀑とは、凍りついた滝のことを指し、滝から流れる水が外気に触れることで凍っていく現象です。
氷点下の気温が続く寒い地域で見ることができますが、自然現象で作られるもののため全ての滝で見られる現象ではありません。
万一に備え、【グリーンエコー笠形(総合案内所)】に入山届を出し、入村料(500円)を支払ってスタート。
総合案内所の近くにはレストランもあるので、食事をすることもできます。
グリーンエコー笠形から徒歩30~40分で【登山口】に、
登山口から徒歩30~40分で【扁妙の滝】に到着します。
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