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飛鳥時代に広まった檜皮(ひわだ)ぶきは、社寺の建築などに用いられる屋根ふき技法で、落ち着いた色合いと薄くしなやかな素材が生み出す曲線の美しさが魅力です。ヒノキの立ち木から樹皮だけを剥ぎ、厚さ・形を整えたものを一枚ずつ重ねて竹くぎで固定。全て熟練の技による手作業の世界です。国内に約200人いる職人の約15%が集まる丹波市上久下地区は、「檜皮の里」と呼ばれています。京都の宮大工に学んだ先人が技術を伝えてきた歴史に加え、丹波地方では上質な皮が取れたことも要因でしょう。16人の職人を抱える(株)村上社寺工芸社では全国各地の文化財などを手がけており、8月には淡路市の伊弉諾(いざなぎ)神宮のふき替えが完了。今後も、日本古来の伝統技術を次世代に継承していきます。((株)村上社寺工芸社代表取締役 村上貢章さん)

洗皮(あらいかわ)工程の様子。檜皮包丁を使い、表面の汚れなどを落とし、形や厚さを整えます。

檜皮を濡らすことで柔らかくしなやかに。檜皮同士が密着しやすく、糊の役割を果たしてくれます。

檜皮ぶきに欠かせない竹くぎは、長さ3.6cm、径3mmに裁断されます。現在、国内では丹波市山南町でのみ、作られています。
檜皮ぶきは、檜皮を採取する原皮師(もとかわし)、竹釘を製作する竹釘師、檜皮を屋根に葺く葺師(ふきし)といった、職人たちの技術によって支えられています。そうした技術を次世代に継承する取組みに加え、原料である檜皮を未来にわたって採取するためには、檜の木を健やかに育む山の手入れも欠かせません。
自然と人との絶え間ない関わりの中で守り継がれてきた日本の伝統技術。ひょうごフィールドパビリオンのSDGs体験地域プログラムに認定され、県政情報番組「ひょうご発信!」でもご紹介しています。
県政情報番組「ひょうご発信!」でも紹介
詳しくはひょうご発信! THAT’S FIPAVI 9月13日放送 丹波の里山(SATOYAMA)体験(檜皮葺き体験、瓶割峠プロジェクト)(外部サイトへリンク)のページへ
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㈱村上社寺工芸社
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