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兵庫県公館県政資料館の「兵庫の文化」展示室において、5月21日(金曜日)から「市野年成 陶展」を開催します。
兵庫県丹波篠山市ご出身の作家、市野年成氏は、家業である丹波焼の窯元(延年窯)に生まれ、幼少の頃から陶芸に対する素養を培ってこられました。
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業後、昭和四十七年に丹波に戻り、作陶活動に入られました。黒釉の作品制作と並行しながら、特に白い泥を丹波の赤土の素地に乗せる白丹波の焼き物を自身のテーマの一つとされております。さらに、陶器に漆を施した陶漆など、新しい作品にも取り組まれています。
市野氏は、兵庫県立近代美術館・兵庫陶芸美術館への出品のほか、大阪、東京、名古屋などの主要都市で個展を開催。中国や韓国の美術展にも出品するなど、丹波焼を通じた国際文化交流を努められています。
本展覧会では、市野氏の、丹波焼の伝統を踏襲しながら、現代的な感性を加味した独自の作風を追求された作品を展覧いたします。
なお、ご来館いただく皆さまには感染防止対策へのご理解、ご協力をお願いいたします。
会場名 | 兵庫県公館県政資料館 展示室7 |
会場住所 | 神戸市中央区下山手通4-4-1 |
会場へのアクセス | 神戸市営地下鉄「県庁前」駅東2番出口すぐ、JR・阪神「元町」駅西口徒歩約5分 |
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