平成28年経済センサス-活動調査に関する結果報告(確報)
経済センサスは、事業所・企業の経済活動の状態や、我が国における包括的な産業構造を明らかにするとともに、事業所・企業を対象とする各種統計調査の実施のための母集団情報を整備することを目的としています。
事業所・企業の基本的構造を明らかにする「経済センサス-基礎調査」と事業所・企業の経済活動の状況を明らかにする「経済センサス-活動調査」の二つから構成されています。
平成28年6月実施の「経済センサス-活動調査」について、総務省及び経済産業省から確報集計結果が公表されました。兵庫県内の状況は下記のとおりです。
「調査結果の概要」及び「統計表」は、このページの関連資料からダウンロードしてください。
兵庫県結果の概要
- 事業所数・従業者数の状況
事業所数は、「平成24年経済センサス-活動調査」(平成24年2月1日実施。以下「24年調査」という)と比べ、2.2%減少(全国2.1%減少)。従業者数は、「24年調査」と比べ、1.4%増加(全国1.9%増加)。
- 売上(収入)金額の状況
売上(収入)金額は、「製造業」が第1位、「卸売業,小売業」が第2位、「医療,福祉」が第3位。
- 産業別の状況
「卸売業,小売業」が事業所数(構成比25.3%)、従業者数(構成比20.4%)ともに最多。また、「医療,福祉」の事業所数・従業者数が、「24年調査」と比べ、大きく増加している。
- 経営組織別の状況
法人の事業所が全体の57.7%、個人経営の事業所が同41.7%を占める。
- 従業者規模別の状況
従業者数「5人未満」の事業所が全体の57.4%を占め、同「30人未満」の事業所で全体の93.6%を占める。
- 地域別の状況
事業所数、従業者数はいずれも、「神戸地域」が最も多く、事業所数では全体の31.2%、従業者数では33.0%を占める。次いで「阪神南地域」、「中播磨地域」の順に多い。
- 市町別の状況
事業所数、従業者数はいずれも神戸市、姫路市、尼崎市の順に多く、3市で事業所数が全体の50.3%、従業者数は52.8%を占める。
詳細については、結果の概要及び統計表をご覧ください。
(※「事業所数」「従業者数」は、民営事業所の事業所数及び従業者数を表す。)