令和6年度「兵庫県高齢者大学における交通安全教室」の開催

記者発表日時：2024年5月13日10時

担当部署名／県民生活部くらし安全課交通安全対策班 　直通電話／078-362-3879

令和5年中を含め平成28年以降に交通事故で亡くなった方のうち、高齢者が占める割合は半数以上となっており、高齢者が関係する交通事故への対策が課題となっています。
この教室では加齢により身体機能に変化が生じることを踏まえ、体験や講話を通じて交通安全意識を高めていただくことをねらいとしています。
また、本年度は昨年中の自転車乗用中の交通事故死者のうち、高齢者が半数以上を占めていたことから、自転車を利用する高齢者が多い地域において、高齢者向けスケアード・ストレイト方式自転車交通安全教育を併せて実施します。
地域づくり活動の人材育成の場でもある兵庫県高齢者大学において、関係機関・団体の協力を得て、サポカーの乗車体験、車の死角体験、スケアード・ストレイト方式自転車交通安全教育等を含む交通安全教室を開催します。

開催日・実施校

開催内容

1. サポカー乗車体験等
   自動車販売店舗の協力によるサポカー紹介・乗車体験
2. 乗車姿勢・死角体験、シートベルト着用効果体験
   ・JAF（日本自動車連盟）兵庫支部の協力による実車を使用した正しい乗車姿勢や運転席からの死角体験等を通じた交通事故防止アドバイス
   ・シートベルトコンビンサーを用い、時速5キロでの疑似衝突体験からシートベルトの着用効果を確認
3. 交通安全講話
   ・管轄警察署による、地域の交通事故情勢などを踏まえた交通安全講話
   ・NASVA（自動車事故対策機構）による加齢に伴う身体的機能（動体視力）の変化実感体験を踏まえた交通安全講話（11月19日うれしの学園のみ）
4. スケアード・ストレイト方式自転車交通安全教育（5月17日いなみ野学園のみ）
   スタントマンによる自転車の模擬交通事故を見学し、より啓発効果の高い自転車交通安全教育を行う

その他

雨天時は、サポカー乗車体験、シートベルト着用効果体験及び乗車姿勢・死角体験は中止とし、屋内での講義となります。
また、スケアード・ストレイト方式自転車交通安全教育は小雨であれば屋外で決行しますが、屋外での実施が困難であれば屋内で実施します。
感染症の発生状況等により、実施日及び実施内容等を変更・中止することがあります。
取材をご希望の場合は、事前に
・兵庫県県民生活部くらし安全課交通安全対策班078-362-3879（担当：平瀬・小田）
まで御連絡ください。