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令和4年11月に県と神戸市の共同で「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業(ミモザ企業)認定制度」を創設しました。この制度は、女性の採用比率やキャリア形成支援など、企業の現状を“見える化”することで、一層の取組が期待できるだけでなく、認定企業の情報を積極的に発信していくことで、企業の人材確保や若者の県内定着にもつなげようとするものです。
国連が定める国際女性デー(3月8日)に合わせ、女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良であり、「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業認定」の基準に適合すると認められた県内企業70社の認定証授与式とあわせて、認定された企業の取組の発信、ミモザ企業の認知度向上、相互の交流を目的として「ミモザフォ-ラム」を開催しました。当日は187名にご参加いただきました。
フォーラムをきっかけに、女性活躍を進める企業間の交流と連携が深まり、誰もがいきいきと咲き誇る「躍動する兵庫」の実現を目指します。
チラシ(PDF:934KB) 当日プログラム(PDF:2,999KB) ミモザ企業一覧(70社)(PDF:3,580KB)
出演者 |
ヴァイオリン 福嶋 令奈 (ふくしま れいな) ヴァイオリン 久津那 綾香 (くつな あやか) ヴィオラ 山﨑 清花 (やまざき さやか) チェロ 細谷 公三香 (ほそたに くみこ) |
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曲目 |
1.アイネクライネナハトムジーク(モーツァルト) 2.80日間世界一周(ヴィクターヤング) 3.古畑任三郎のテーマ(本間勇輔) 4.惑星よりジュピター(ホルスト) 5.見上げてごらん夜の星を(いずみたく) |
評価項目は、企業の取組姿勢(3項目)、キャリア形成支援(3項目)、女性の登用促進(4項目)、女性の定着促進(処遇・定着、多様な働き方の支援)(10項目)の20項目あり、そのうち7割(14項目)以上を達成した企業を「ミモザ企業」、全項目達成プラス他社のお手本となる取組を実施する企業を「プラチナミモザ企業」として認定しました。
国際女性機関(UN Women)日本事務所の石川雅恵所長より「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント~SDGs達成のために企業に求められる役割~」をテーマにご講演いただきました。
ジェンダ平等は持続可能な開発目標(SDGs)の中心であり、達成されなければ、すべての目標の実施と実現が危ぶまれると指摘。企業がジェンダー平等を経営の核に位置付け、自主的に取組むための行動指針「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」について紹介されました。
認定企業3社から、企業紹介や自社における女性活躍の取組とその成果、就活生や社会に向けた取組みの発信、ミモザ企業認定への期待について発表いただきました。
1.P&Gジャパン合同会社(神戸市) |
発表者:住友 聡子 氏(執行役員 広報渉外本部シニアディレクター) 「平等な機会とインクルーシブな世界の実現」を経営戦略の一つに掲げ、多様性を尊重する文化醸成、柔軟な勤務制度、多様性を活かすスキル育成など、女性を含め多様な社員が最大限に能力を発揮できる組織づくりに取組んでいる。 |
2.株式会社アシックス |
発表者:甲田 知子 氏(常務執行役員) D&Iを全社戦略として推進し、グローバル全体で2023年末までに女性管理職比率35%達成による人財活性化を目指している。経営・管理職に対するトレーニング機会の提供や、人事と部門が協働しながら女性社員のより一層の活躍や成長につながる育成を計画的に実行し、目標達成に向けて取り組んでいる。 |
3.アスカカンパニー株式会社 |
発表者:門脇 弘朋氏氏(取締役管理本部長) 女性ロールモデル講師によるキャリア研修、プロジェクトでの女性リーダー登用等、若手から活躍する場があり、女性のキャリア育成をサポートしている。また、小学校4年生以降の短時間勤務制度や時間単位での有休取得が利用可能なため、子育て世代の女性でも働き続けることができる環境が整っている。 |
ファシリテーター/瀧井 智美 氏(株式会社ICB代表) 登壇者/齋藤知事、石川 雅恵 氏、取組発表企業
会場は20班に分かれ、各テーブルには企業・団体・大学生・行政が座る席次としました。取組発表の感想共有や日頃の取組やその成果、工夫している点や難しさなど、登壇者と会場との活発な意見交換の場となりました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
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