令和7年度12月補正予算（案）の概要

発表概要

1. 日程:令和7年12月11日(木曜日)
2. 場所:2号館4階記者会見室
   
   ※第373回定例兵庫県議会会期中の12月12日(金曜日)に県議会に上程します。
   
   

令和7年度12月補正予算（案）の規模

令和7年度12月補正予算（案）のポイント

長引く物価高騰の影響を受ける県民生活を下支えするとともに、養殖マガキの不漁やインターネット人権侵害の防止、ナガエツルノゲイトウの緊急防除など、9月補正予算編成後に生じた新たな財政需要に対応

ひょうご家計応援キャンペーン「はばタンPay＋」第5弾の実施：102.9億円

• ⾧期化する物価高騰の影響を受ける県民の家計を応援し、個人消費の下支えをするため、「はばタンPay＋」第5弾（一般枠）を実施

足元の物価高への対応

• LPガス販売事業者を通じた利⽤者負担軽減：5.4億円

• 特別⾼圧電⼒を利⽤する中⼩企業等への⽀援：2.1億円

• 地場産業等LPガス価格⾼騰対策：1,300万円

• 社会福祉施設等における光熱費等⾼騰対策：10.4億円

• 私⽴学校等における光熱費等⾼騰対策：3.0億円

• 医療機関等における光熱費等⾼騰対策：28.1億円

• 燃料油価格⾼騰に対する公共交通等事業者への⽀援：5.8億円

• 粗飼料価格⾼騰に対する酪農家への⽀援：7,400万円

播磨の養殖マガキの不漁に対する応援パッケージ：1,300万円

• 今年の養殖マガキは10月下旬から水揚げが開始されたが、県内のほぼ全地区で多くの養殖マガキがへい死。そのため、生産者の経営支援と観光誘客支援の両面から必要な対策を実施

1　生産者の経営支援

(1)養殖業者の資金繰りの緊急支援：100万円

• 豊かな海づくり資金（災害対応資金）の償還期限延長、融資限度額の引上げ、無利子化により、養殖業者の資金繰りを緊急的に支援

(2)生産管理手法等の検討に向けた緊急モニタリング：200万円

• 養殖マガキの大量へい死の影響把握や対策技術の確立に向け、海洋調査や養殖マガキの生育状況、生産量の把握などのモニタリングを緊急的に実施

(3)産地で取り組むへい死対策支援：600万円

• 被害を受けた漁業協同組合が実施する生産・販売体制を支援

2　観光誘客支援

(1)西播磨観光コンテンツの磨き上げ：300万円

• 西播磨のフィールドパビリオン等の観光コンテンツを磨き上げ、今後のツアー造成につなげることで誘客を促進

(2)西播磨地域への重点的なツアー造成：（9月補正予算：1.0億円　※2025大阪・関西万博後の継続した誘客促進　）

• 9月補正予算に計上した各事業において、重点的に西播磨へのツアーを造成し、冬季の誘客を促進