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近年、モバイル端末の高機能化により、スマートフォンやタブレットを使って身近な情報を3D化(3Dスキャン等)することが可能となりつつあります。これを踏まえ、身近な地域の情報の3D化を通じて、大学と地域のつながりを深めるきっかけとするため、大学と地域の連携の一手法として試行的に地域の3Dスキャンを行い、地域の歴史や記憶を保存する取組を実施しました。
令和6年7月3日(水曜日)
太山寺地域(神戸市西区伊川谷町前開224)
神戸市西区に所在する太山寺は古くからの歴史と神戸市内唯一の国宝建造物(本堂)をはじめとした多くの文化財を有しており、周辺地域は桜並木や石畳の参道等が整えられた美しい街並みとなっている。
地元の兵庫県立大学神戸商科キャンパスの学生により、モバイル端末(iPad)を使用して太山寺地域の3Dスキャンを実施。
兵庫県立大学 社会情報科学部 大野暢亮教授(研究分野:バーチャルリアリティ可視化等)
大野研究室所属の県立大学生2名
デジタル戦略課職員 等
スキャンしたデータ等をもとに、NTTが提供するバーチャル空間サービス「DOOR」を使用して、仮想空間上で太山寺地域を再現。
背景等は一部県で補完しています(地面データは国土地理院空中写真を加工して作成)
本空間は「DOOR」を用いて制作しています。
※「DOOR」はNTTコノキューが提供する、WEBブラウザで使える仮想空間プラットフォームです。
バーチャル空間で、イベントの開催、コンテンツの展示等に活用でき、法人・個人問わず、様々な業界の方にご活用いただけるサービスです。
https://door.ntt/
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