阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラムのフォローアップについて
【趣旨】
「阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラム」の円滑かつ効果的な推進を図るためには、被災者の実態や復興の現状を的確に把握しながら、個別・多様化した課題に対するきめ細かな施策展開が必要であると考えています。
そのため、平成13年度においては、学識経験者等で構成する「フォローアップ委員会」の開催や、復興の取り組みを行っている支援者等を対象とした「復興モニター調査」、被災者を対象とした「生活復興調査」の実施、フォーラムの開催などを通じて、プログラムのフォローアップを行います。
学識者、団体・NPO代表等で構成する「阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラムフォローアップ委員会」を設置し、復興の現状分析、課題の抽出、今後の取り組み方策の検討等を行います。
(委員会議事録、委員会名簿は、以下の関連資料内PDFファイルをご覧下さい。)
生活復興、産業復興、まちづくりなどの分野における復興の現状や取り組み状況、課題等を把握するため、それぞれの分野で復興の取り組みを行っている支援者や団体・NPO等に対する実態調査として、復興モニター調査を実施します。
被災地の住民を対象に平成12年度に行ったアンケート調査結果を分析し、被災地の生活復興の実態を把握するとともに、復興施策が個人や世帯の生活に与える影響や有効性を明らかにします。
[調査概要]
- 調査目的
被災地の住民を対象に、継続的な定点観測を行い、被災地の生活復興の実態を明らかにするとともに、復興施策が個人や世帯の生活に与える影響等を分析する。
- 調査地域
神戸市全域、兵庫県南部地震震度7地域及び都市ガス供給停止地域
- 調査対象者
上記地域に在住の20歳以上の男女
- 調査法
層化2段抽出法(330地点→各地点10名)
- 標本抽出
住民台帳からの確率比例抽出
- 調査数
3,300名
- 調査方法
郵送自記入・郵送回収方式
- 調査期間
平成13年1月15日調査票発送開始
平成13年2月5日有効回収締め切り
- 有効回答数
有効回収数1,203(有効回答率36.5%)
- 調査内容
- (1)震災による被害状況
- (2)震災後の住まいの変遷
- (3)震災後の暮らしや仕事
- (4)現在の心身の健康や人間関係の変化
- (5)地域意識や市民意識
- (6)今後の災害についての考え方 他
県民や団体・NPO等と今後の復興の取り組み等について意見交換する「むすぶ・つなぐフォーラム」を開催します。
参考:全体のスケジュール (以下の関連資料内PDFファイルをご覧下さい。)