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記者発表日時:2024年9月25日10時
担当部署名/消費生活総合センター相談啓発部相談調査課 直通電話/078-302-4000
突然、自動車が故障し、慌ててインターネットで検索して「基本料金○千円~」と広告している事業者に修理を依頼したところ、広告の料金から想定できない高額な作業費用を請求されるトラブルが増加しており、中には「緊急対応費」や「キャンセル料」といった事前説明のない費用を請求された相談も寄せられています。
自動車の事故や故障に対応するロードサービスを依頼する場合の注意点について、消費者に注意喚起します。
(ロードサービスとは、バッテリー上がりやタイヤのパンク等、自動車に関する様々なトラブルが起きた際に救助してくれるサービスを指します。)
(1)インターネットの格安の表示料金をうのみにしない
広告の表示料金は格安でも、部品代、緊急・夜間対応費等の追加料金を請求される場合があります。
なお、インターネット検索で上位に表示されても、「優良事業者」という意味ではありません。
(2)加入している自動車保険会社に確認を
自動車保険の多くはロードサービスが付帯されており、故障の場合でも付帯サービスが利用できる場合があります。
(3)広告の表示料金とかけ離れた場合は、すぐに契約しない
事業者に依頼した際や作業前に、作業料金の詳細を確認しましょう。
(4)請求に納得できない場合は、すぐに支払わない
事前に説明のない費用(キャンセル料等)を請求された場合も含め、後日納得した金額で支払う意思を示しつつ、その場での支払いはきっぱりと断りましょう。
勧誘方法や契約内容によっては、クーリング・オフできる場合があります。あきらめず、消費者ホットライン局番なし188(いやや)に相談(外部サイトへリンク)(郵便番号等から、身近な消費生活センター等をご案内します。)