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更新日:2024年4月12日

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兵庫県立森林大学校応援プロジェクト~「森林の恵み」をフル活用できる森林林業の人材の養成~

1.目的

森林は、水源の涵かん養、国土の保全、地球温暖化の防止、木材をはじめとする林産物の供給等の多面的機能を有しており、県民生活及び県民経済に大きく貢献しています。現在、県内の森林資源の充実が進む中、新たな建築用途拡大や木質バイオマス発電の本格稼働による木材需要が増大するとともに、森林セラピーやジビエ料理へのニーズが高まっています。

県立森林大学校では、森林経営の即戦力となる人材、リーダーとなる人材、森林を通じて地域に貢献する人材を育成し、また、「森林の恵み」である森林セラピーやジビエ、環境保全等への魅力ある取組を県民に広めることとしています。

本プロジェクトでは、森林大学校の機能を強化し、多様な「森林の恵み」をフル活用できる森林林業の高度人材の養成を図ります。

皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願いします。

2.支援内容

皆様からのご寄附は次の支援に活用します。

  1. 森林セラピー等森林環境教育の充実
    森林セラピー等森林環境教育や森林レクレーションの実施に必要なアウトドア用品・資材を整備し、学生に森林セラピーや環境教育の様々な経験を積ませ、森林セラピストやセラピーガイドの資格取得や人材の養成に繋げていきます。
    森林セラピー体験講座の様子
  2. ジビエ料理の普及
    農山村地域で深刻となっているシカ等の野生鳥獣による農林業被害の低減を図るため、鳥獣捕獲の最新機材を導入し、知識と技術の習得と学習意欲の向上を図るとともに、地域交流行事、イベント等でジビエ料理の一般県民への普及啓発を図ります。
  3. 森林大学生の資質向上
    路網整備や機械化の進展で高い生産性と生産量を有しているオーストリア等林業先進国への海外研修を実施(※R2~5年度は新型コロナの影響により海外研修は中止)し、森林林業の即戦力としてはもとより、森林経営計画等を立案できる人材を育成します。
    機械操作
  4. 県民との交流事業の充実
    県民の森林や林業に対する理解の醸成を図るため、森林講座(フォーラム)を実施し、参加者に対するアンケート調査等により、森林保全活動への参加意欲のある者を抽出し、ボランティアリーダー養成講座の受講を促すことでリーダーを育成します。

3.寄附金の活用実績

これまでお寄せ頂いた寄附金は、下記のような物品を購入し、専攻科での講義・実習や研修課での県民向け講座等において幅広く活用させていただいております。

物品 (例) 活用状況
野生鳥獣捕獲支援装置

・【専攻科】野生鳥獣被害対策実習

・オープンスクール 等
疲労・ストレス測定システム

・【専攻科】保健休養学、【研修科】森林セラピー体験会

・オープンキャンパス、森のまつり等イベント 等
ジビエ調理器具一式

・【専攻科】野生鳥獣被害対策実習

・【研修科】ジビエ料理研修 等
アウトドア用品(テント・ターフ)

・【専攻科】保健休養学1、屋外での実習時

・【研修科】身近な里山のきのこ学講座等屋外の県民向けイベント 等
GNSS測量機器一式

・【専攻科】森林情報論実習

・【研修科】GNSS活用研修 等
プロジェクター 授業や研修において幅広く使用
ドローン 授業や研修において幅広く使用
森林測量アプリケーション及び機器一式 森林計測学実習等で材積等の算出に新技術として紹介
モニター・キーボード 授業や研修において幅広く使用
AED関係備品 林業機械学実習など実習全般に持っていき、救急救命に活用
実体顕微鏡 木材物理学等の授業や卒業研究等に幅広く活用

 

森林測量アプリケーション及び機器一式 実体顕微鏡

 

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部署名:農林水産部 林務課

電話:078-362-3161

FAX:078-362-3954

Eメール:rinmuka@pref.hyogo.lg.jp