ホーム > 2024年5月記者発表資料 > 山陽特殊製鋼株式会社との森づくり活動協定締結及び第1回目の森づくり活動実施

ここから本文です。

山陽特殊製鋼株式会社との森づくり活動協定締結及び第1回目の森づくり活動実施

記者発表日時:2024年5月27日10時

担当部署名/農林水産部治山課森づくり普及班  直通電話/078-362-3613

兵庫県では、企業や団体が社会貢献活動の一環として森林保全活動に取り組む「企業の森づくり」を推進しています。このたび、山陽特殊製鋼株式会社が、兵庫県、姫路市、公益社団法人兵庫県緑化推進協会と「企業の森づくり活動への取組に関する協定」を令和6年5月27日付けで締結しました。平成19年から始まった兵庫県における企業の森づくり活動協定の締結は、このたびの取組みで47事例目となります。

なお、同社は、5月29日(水曜日)にNPO法人ひょうご森の倶楽部の安全指導のもと、社員による1回目の森づくり活動を行う予定です。

1活動計画

(1)活動地の名称

さんとくん未来の森

(2)活動期間

5年間(令和6年5月27日~令和11年5月31日)

(3)活動場所

姫路市立藤ノ木山自然公園(姫路市山田町南山田地区)

(4)活動区域面積

1.46ha

(5)活動内容

ナラ枯れ※1や照葉樹林化※2がみられる里山林において、光環境を改善して下層植生等の回復・保全を図るための除伐などの森づくりに取組み、森林の有する多面的な機能(二酸化炭素吸収機能や生物多様性保全機能等)の向上を目指す活動を予定されています。

ナラ枯れ※1

カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により、コナラ等の樹木が集団的に枯損する病気の名称です。人への感染等は、ありません。

照葉樹林化※2

樹木には、紅葉して落葉する「落葉樹」と、冬でも落葉しない「常緑樹」の2種類があります。照葉樹は、常緑樹に含まれ、太陽の光で葉の面がキラキラ光ることから「照葉樹(しょうようじゅ)」と呼ばれています。薪や炭等の生産を行っていた燃料革命前の里山林では、コナラなどの林内が明るい落葉樹が広がっていましたが、人が里山林を利用しなくなった結果、急速に照葉樹化が進んでおり、今日の里山林は、林内が暗く種の多様性に乏しい森林へと移行しつつあります。

2第1回活動について

(1)日時

令和6年5月29日(水曜日)9時30分~13時30分雨天延期

(2)場所

さんとくん未来の森

(別紙図面参照。公園駐車場より南方に進み徒歩約5分。)

(3)主な内容

除伐等

3姫路市立「藤ノ木山自然公園」概要

(1)所在地

姫路市山田町南山田地区

(2)面積

53ha

(3)概要

自然との融和と、訪れる人々が都会の喧噪、テンションより解放され、調和のある生活を実現するための憩いの場として整備され、姫路市が管理・運営する自然公園

 

  • 企業の森づくりについて

概要・取組事例((公社)兵庫県緑化推進協会ホームページ)

https://hyogo-green.net/corporate_forest01.html(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

  • 山陽特殊製鋼株式会社ホームページ

https://www.sanyo-steel.co.jp/(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

  • 姫路市役所ホームページ

自然公園(藤ノ木山・牧野自然公園)及び里山林(こうでら健康の森等)

https://www.city.himeji.lg.jp/sangyo/0000002197.html(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)