ここから本文です。
記者発表日時:2024年4月25日10時
担当部署名/農林水産部農林水産技術総合センター農業大学校 直通電話/0790472441
兵庫県内で本格的に就農をめざす方が、農業大学校において1年間農作物の栽培管理から販売までを自ら行うことで、農業経営者としての実践力を高め、円滑な就農と早期の経営確立を目指す研修を行います。ついては、下記により受講希望者の募集を行います。
記
1.研修期間
令和6年9月1日(日曜日)~令和7年8月31日(日曜日)[1年間]
2.研修生の要件
(1)本県の農業振興に熱意を持つ身体強健な者で概ね50歳以下の者
(2)近い将来、兵庫県内において就農を希望し、かつ野菜又は花き栽培での就農プランを持つ者
(3)一定以上の農業に関する知識を持ち、兵庫県の平均以上の農業経営(所得)を目指す意欲と実行力を有する者
3.研修方法
(1)研修生自ら栽培計画を作成し、パイプハウス2棟(約500平方メートル)を利用し、計画に基づき野菜・花きの栽培から販売までの農業を実践する。
(2)生産物は研修生に帰属し、自ら販路開拓を行い、販売戦略、経営管理などの農業経営の実践力を高める。
(3)栽培、労務、販売、経費などの記録と結果の検討を行い、就農計画を樹立する。
(4)ICT技術などを活用し、先進的な農業を実践している農業者の講義や現地指導などによる支援とともに、就農に向けた定期的な進捗報告会を経て、研修終了後の円滑な就農につなげる。
4.研修経費
種苗、農薬、肥料、その他資材等の購入費、暖房機等に係る燃料費、通信費(ICT対応ハウス使用のみ)、出荷・販売費等の費用は研修生が負担する。パイプハウスの使用料や機械等にかかる光熱水費(暖房機等の燃料費を除く)は無償である。
5.応募方法
本校ホームページからダウンロードした受講申込書に記入し、返信用封筒を同封の上、農業大学校研修課まで郵送にて申込みください。
(1)募集期間:令和6年5月1日(水曜日)~5月31日(金曜日)
(2)募集定員:10名程度(但し、聴講生5名程度(※)を含む)
<※聴講生は、研修生の応募要件を概ね満たし、研修期間通じて週1~2回程度受講する者>
6.その他
(1)研修生の就農状況
平成7年から令和4年度までに99名が当研修を受講(うち75名が就農;就農率75.7%)。
(2)研修施設について
就農準備資金の対象研修施設
園芸ハウス10棟(ICT対応、高設、養液、土耕等)
(3)宿泊施設の利用
農業大学校研修宿泊棟で宿泊が可能。
宿泊室使用料は1人1泊につき1,500円(ただし、8日以上連続利用は8日目より1泊550円)。
7.問い合わせ先
兵庫県立農業大学校研修課(兵庫県立農林水産技術総合センター内)
〒679-0104加西市常吉町1256-4電話(0790)47-2445FAX(0790)47-1772