3章 制作 実践編 > 広報の手順 > 広報の4ステップ

更新日:2022年9月13日

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協働のための広報 兵庫県 広報ガイドライン Hyogo Public Relations Guidelines

 

広報の4ステップ

STEP01.事業を整理する

広報をする事業そのものについて、事業の目的(誰をどう幸せにするのか)をしっかり理解し、背景とともに説明できるようにします。

具体的には、事業の概要を4点に整理します。

0.事業の概要

1.【対象】それは、誰を幸せにする事業ですか?

2.【目的】そのひとは、その事業によってどうなると、幸せですか?

3.【課題】そのひとは、いま、なぜその状態になっているのでしょうか?

4.【解決策】事業概要と一致していますか?

STEP02.旗を立てる ~目的の共有~

次に、主体と対象がともに見る、未来に向けたメッセージを決めます。

最終目的は、兵庫県のビジョンである「県の主役である県民が幸せになる」につながるように「答え」ではなく「問い」を設定します。

STEP03.橋を架ける ~媒体・表現の選択~

受けて(民間)の立場に立ち、そのひとがどういう暮らしをしていて、どう感じるかをできるだけ具体的に想像します。

  • 受け手にもっとも適した接点を想定します。
    WEBやSNS、あるいはチラシやポスター等は掲示や配布場所も。
  • メッセージをもっともよく伝える表現(文字やデザイン)を選択します。
  • 接点を使った効果測定方法を考え、実装します。
  • (必要に応じて)外注の仕様書を作ります。

STEP04.反応を確認する

効果測定結果などを参考に、(結果が良くても悪くても)右の3点がそれぞれどうだったかを個別に考え、次の広報に活かします。

 

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