有馬の人形筆
有馬の人形筆の起源は、室町時代であるといわれています。
文字を書こうと筆を持つと、筆の尻から可愛い人形が飛び出すからくり細工と、絹糸を巻いて美しい模様を筆の柄につけるのが特徴です。
昭和45年(1970年)の万国博覧会で地方民芸館に出展し、入選作品となったことから光明を得ました。軸の模様も多種類に及び、子宝の引き出物として、あるいは有馬温泉の土産物としても大変喜ばれています。
指定年月日 平成5年3月19日
製造者 灰吹屋西田筆店
連絡先 〒651-1401 神戸市北区有馬町1160