有馬籠
兵庫県六甲山系で伐採した良質な竹を細やかな手仕事で竹籤(たけひご)にし、様々な編み組み技法により花籠や器などを編み上げる有馬籠の歴史は、16世紀安土桃山時代に始まると伝えられています。
明治6年(1873年)には、ウィーン万博に出品され、優秀賞を受賞しました。また、大正時代には隆盛を極め、現在竹工芸が盛んな九州別府へ有馬籠の職人が出向き、その技術を伝えたといわれています。
その後、第二次世界大戦の影響により、従事者と職人が著しく減少したことにより次第に衰退しました。現在では、1社のみが古くより伝わる有馬籠の伝統技法を継承しており、茶華道御家元お好み品はもちろん、私たちの生活になじみ深い食事箸やカトラリー、整理籠、洗い物籠などなど多様な籠が製作されています。
指定年月日 平成5年(1993年)3月19日
製造者 株式会社くつわ
連絡先〒651-1401 神戸市北区有馬町1049
電話:078-904-0364(直通)
電話:078-904-6210(代表)
FAX:078-904-2453
ホームページ https://kutsuwacorp.com(外部サイトへリンク)
有馬籠 公式サイト https://arimakago.jp(外部サイトへリンク)